しない・させない・させられない

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.

USA50州・MLB30球場を制覇し,南天・皆既日食・オーロラの3大願望を達成した不良老人の日記

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【Summary】
When I was young, I traveled all over Hokkaido. Now, tourist spots are crowded, which discourages me from visiting. I especially liked the quiet Route 275 in northern Hokkaido and Shumarinai Lake, which reminds me of Northern Europe. Despite heavy snow in winter, auroras aren’t as visible as in Finland. I’d like to take the Soya Main Line from Asahikawa to Wakkanai someday, but I wonder if I'll ever have the chance. Also, bears might appear.

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 若いころ,北海道は津々浦々,ほとんどのところに行きました。今は,どこも,観光地というところはどこもすごい人混みらしく,それを聞くだけでも,私は,行く気が失せます。
 これまでに行った中で,私がいいなあ,と思ったのは,道北でした。特に,国道275号線。ここを走ると,本当に何もなく,それが魅力的です。朱鞠内湖という湖もあって,北欧を思い出させます。
 この冬はものすごい雪だそうですが,それでも,私がオーロラを見にいったフィンランドの北極園よりは緯度が低いので,かろうじて空が赤くなることはあっても,美しく満足のいくオーロラが見られないのが残念です。
 ここには,旭川駅から稚内駅まで宗谷本線が走っています。私は,まだ,乗ったことがありません。こうしたところをのんびり旅するのも,また,いいものだと思うのですが,そんな機会が果たして訪れるのでしょうか。
 いずれにしても,クマが出そう。

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【Summary】
In July 2020, during the pandemic, I visited Hokkaido to see the Neowise comet. While traveling from Rumoi to Wakkanai, I stopped by the roadside station "Sunflower Hokuryu" on Route 275, surrounded by beautiful blooming buckwheat fields. Though Hokkaido is now crowded with tourists, I wonder if this quiet, expansive area remains unchanged.

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 しばらくどこへも行く予定がないので,これまで行ったところから,思い出に残るところの写真を載せることにします。今日は,2020年7月に行った北海道からです。
 このごろは,北海道は,特に,函館,小樽,稚内,倶知安町など,インバウンドで混み合っている,と聞いています。また,北海道新幹線は,函館北斗駅までは開通していても,その先は工事が難航して,札幌駅までの延伸はいつになるのか定かではないようですし,在来線にもさまざまな問題が山積しているようです。
 そんなことを聞くと,もはや,私は行ってみたいという気持ちにはなりません。

 とはいえ,私は近ごろも北海道に行きました。
 行ったのは,コロナ禍真っ最中の2020年7月でしたが,これは,ネオワイズ彗星を見るのが目的でした。その昼間,宿泊していた留萌市から北の果て稚内市まで遠出をしたのですが,その時に走った国道275号線沿線にあったのが,道の駅「サンフラワー北竜」でした。
 あたりは一面そば畑でしたが,ちょうど白い花が咲いていて,それはすばらしい風景でした。日本にもこんな広々としたアメリカのような景色を見ることができるところがあるのだなあと,そのとき思いました。
 再び観光客が戻った北海道ですが,その場所は,今,どうなっているのでしょう。
 まだ,そのときのまま,人が少なく静かな平原地帯のままなら,また,その場所なら行ってみたいものだと,ときどき思い出します。

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【Summary】
On January 6, 2025, I visited the SCMaglev and Railway Park in Nagoya. The next day, I attended a Central Aichi Symphony Orchestra rehearsal at Inazawa Civic Hall, which was free to watch. Before that, I cycled to Chiyoda Elementary School in Inazawa, inspired by an NHK BS program that featured a heartfelt story about the school.

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 2025年1月6日は,正月のお籠り状態から脱出するために外出して,名古屋市のリニア・鉄道館に行きました。そして,その翌日,1月7日は,稲沢市民会館でセントラル愛知交響楽団のリハーサルを見にいくことにしました。年に6回ほど,この会場でリハーサルを行っていて,無料で見学できるのです。前々から気になっていたのですが,これまで行く機会がありませんでした。

 と,その前に,少し時間があったので,ある場所を経由することにしました。リハビリ?の続き?です。ある場所というのは,2024年12月4日にNHKBSで放送された「にっぽん縦断こころ旅」の1259日目愛知県稲沢市「田んぼしかない通学路」で取り上げられた稲沢市立千代田小学校です。
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 泣いてしまい,ひとりで登校できない娘さんの後ろから,毎日,小学校までついて行った通学路が真理さんのこころの風景です。お手紙には心細そうな後ろ姿の娘さんの写真と手書きの地図が同封してありました。手紙を読んだぐっさんは,ご自分のお子さん達のことを思い出し,気持ちがわかると。
 稲沢市の祖父江ぎんなんパークを出発。快晴の秋空の下,銀杏や稲刈り後の田んぼなど秋の匂いを堪能しながらまずは小学校へ。そこからは地図をたよりに,通学路を逆走し写真の場所を探します。
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 ということで,自転車でぐるりと回ってみました。
 稲沢市立の小中学校は,今でも,二宮金次郎の像があります。

 さて,そのあと,稲沢市民会館に行きました。ここの中ホールは,一昨日にも室内楽アンサンブル-ニューイヤーコンサート「七」を聴きに来ましたが,今日は大ホールです。
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 セントラル愛知交響楽団(Central Aichi Symphony Orchestra)は,名古屋市に本拠を置くプロのオーケストラです。1983年(昭和58年)中部地区では2番目となるプロオーケストラ「ナゴヤシティ管弦楽団」が結成されました。1997年(平成9年)にセントラル愛知交響楽団に名称を変更しました。
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 この日リハーサルを行っていたのは,2025年1月12日に愛知県芸術劇場コンサートホールで行われる公演のもので,松尾葉子指揮,金原聡子ソプラノで「超!有名曲シリーズ」と銘打って,ヨハン・シュトラウスⅡ世の喜歌劇「こうもり」より 序曲,喜歌劇「こうもり」より「チャルダッシュ」,レハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」より「ヴィリアの歌」, ヨハン・シュトラウスⅡ世の「美しく青きドナウ」でした。
 私は,まったく楽器が弾けないので,演奏会など出たこともないし,こうしたリハーサルを見るのもはじめてでした。
 会場には約100人の観客がいました。
 わずか1時間程度でしたが,みるみる演奏が完成していくのがおもしろかったです。実際の演奏会にかずとも,これで十分に堪能できました。

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【Summary】
Feeling cooped up after a cold winter and too many autumn travels, I decided to step outside for a change. Since many places close on Mondays and the weather was gloomy, I visited the SCMAGLEV and Railway Park at Kinjo-Futo, expecting it to be quiet. The visit brought back memories of the 100 Series Shinkansen dining car, evoking the joy of leisurely train journeys, now a rarity in an age of speed-focused travel.

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 2025年1月6日。正月明け,雨の月曜日です。
 この冬は寒すぎ,また,秋に旅行をし過ぎたためか,気力が失せてしまい,すっかりお籠り状態で数週間を過ごしてしまいました。しかし,いつまでもこれではいかん,ということで,外出することにしました。とりあえず,今日はリハビリ?です。
 とはいえ,月曜日がお休み,というところも多く,また,この天候では,屋内でなければ,どうにもなりません。そこで思いついたのが,名古屋港の金城ふ頭にあるリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜でした。ここは,月曜日も開館しているのです。おまけに,この悪条件なら,きっと空いているだろうと期待しました。
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 リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜(SCMAGLEV and Railway Park)は,JR東海が2011年(平成23年)に名古屋市港区金城ふ頭に開館した鉄道に関する事物を展示する鉄道保存展示施設です。
 高速鉄道技術の進歩などを広く紹介することを目的とし、以下の3点をコンセプトとしている[4]。 ①高速鉄道技術の進歩の紹介 ②鉄道が社会に与えた影響について学習する場を提供 ②楽しく遊べるよう模型などを活用しバリアフリーを徹底した設備 をコンセプトとしています。
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 開館したころに,1度行ったことがあるのですが,それからずいぶんと時が経ち,私の記憶では,以前は駐車場があったように思うのですが,今回行ってみて,周りの様子がずいぶんと変わっていました。駐車場はなく,少し離れた名古屋市営の駐車場に車を停める必要がありましたが,ずっと通路には屋根があって,傘は必要がありませんでした。

 到着したのが午前12時ころだったので,まず,食事をとることにしました。
 2階に売店があって,駅弁を売っていたので,東海道新幹線弁当というものを買いました。おいしい弁当でした。
 それから館内をまわったのですが,私がもっとも懐かしかったのが,100系系新幹線の食堂車でした。今から30年以上前の東海道新幹線は,2階が食堂車,1階がビュフェという車両がありました。名古屋駅で乗車して,座席には向かわず,いきなり食堂車に行って,朝食を食べ,コーヒーを飲み終わるころに京都駅に到着するのです。これが,旅の中で一番楽しかったような…。
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 100系の最大の特徴は中間に2階建て車両が連結されていることでした。2階部分は,車両によってグリーン車もしくは食堂車でした。
 東海道新幹線は,食堂車ではなくビュフェではじまりましたが,山陽新幹線が全通したとき,食堂車が連結されるようになりました。2階のない0系では食堂車の端に通路があったので狭かったのですが,100系では2階建て車両の利点を活かして車両間を行き来するための通路を階下にすることで食堂車が広く,利用者は通路を歩く乗客と目が合うことがなくなりました。食堂車へ行く階段を上るとき,踊り場には、国鉄歴代の車両側面をデザインした壁があって,それも魅力的でした。
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 今は,車内販売すらなくなってしまって,列車での旅を楽しむことはできなくなってしまいました。
 仕事でとにかく早く現地に到着する必要があるのならともかく,旅の楽しみは,こうした列車での往復にもあるのです。と考えると,この先,リニア新幹線ができると,さらに,列車での旅を楽しむなとどいうことは夢物語になってしまうことでしょう。まあ,私には,そんな未来のことは関係ないのですが…。
 リニア・鉄道館,昔の旅を思い出す楽しい時間でした。

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【Summary】
On January 5, 2025, I attended the “New Year Concert ‘Seven’” at Inazawa City Hall, featuring a seven-member ensemble from the Nagoya Philharmonic. The program included Strauss, Brahms, and Beethoven’s Septet. Despite its appeal, the concert saw only half occupancy due to poor promotion. Local halls like Inazawa City Hall have great potential but are underutilized, while nearby venues such as Tokai City Arts Theatre and Toyota Concert Hall host more frequent performances.

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 2025年1月5日,愛知県稲沢市の稲沢市民会館で「ニューイヤーコンサート「七」」が開催されたので,聴いてきました。名古屋フィルハーモニー交響楽団のコントラバス奏者・坂田晃一さんが稲沢市在住ということで,このようなコンサートが企画されたそうです。昨年は,2024年1月21日に稲沢市民会館で「NEWYEAR2024洋と和の弦楽CONCERT~新春ストリングスの祭典~」が開催されたので聴いたのですが,あれから1年が過ぎました。
 今年は,名古屋フィルハーモニー交響楽団から7人の奏者で結成されたアンサンブルで,曲目は前半がヨハン・シュトラウスの「春の声」「シャンパンポルカ」「観光列車」とクイズのお楽しみ,続いて,ブラームスのハンガリー舞曲第5番,そして,後半が最後がベートーヴェンの七重奏曲でした。
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 6楽章からなる七重奏曲は,1770年生まれのベートーヴェン初期の傑作です。作曲されたのは交響曲第1番と同じ時期である1799年から1800年にかけてです。
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 前半は,気楽に楽しめるもので,後半は,うって変わって,ベートーヴェンの傑作を40分ほど味わうことができました。
 こうした音楽が身近に楽しめるのはとてもいいものです。

 愛知県稲沢市は人口約13万人です。名古屋駅から近く,名鉄電車なら10分ほどです。名古屋市にはクラシック音楽を楽しめるホールがとても少なく「名古屋飛ばし」も多くて,私も,東京や大阪まで出かけているのですが,実は,名古屋市周辺には,けっこういいホールがあります。
 なかでも,東海市芸術劇場,豊田市コンサートホールは,多くの演奏会が行われています。稲沢市民会館も客席13,000人ほどの大ホール,500人ほどの中ホール,250人ほどの小ホールとあるのですが,なかなか私が聴きにいこうと思うような演奏会が開かれません。市の組織のひとつとしての位置づけでしかなく,何をやっているのか宣伝がほとんどされていないというのが実情です。私も,今回の演奏会を知ったのは1週間ほど前のことでした。もったいない話です。
 昨年の「NEWYEAR2024洋と和の弦楽CONCERT~新春ストリングスの祭典~」も,石田泰尚さんが演奏したのにもかかわらず,空席が目立ったし,今年も,これだけ魅力的な演奏会なのに,会場は中ホールでしたが,それでも,半分ほどの入りでした。

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【Summary】
I initially planned to trade in my Nikon Z50 after buying the Z50 II, but changed my mind due to its larger size and shorter battery life. Despite minor issues with the Z50, it works well for regular use. The Z50 II lacks a physical manual, offering an 800-page PDF instead, which is difficult to navigate on an iPad. Digitalization without searchable features or a better index makes finding necessary information challenging. Enhanced usability, like database functionality or interactive search and links, is needed.

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 はじめは,ニコンZ50Ⅱを購入したらニコンZ50を下取りに出すつもりだったのですが,気が変わりました。それは,思ったよりもニコンZ50Ⅱが大きかったことと,バッテリーの持ちが悪い? ことです。
 すでに書いたような,私の思うニコンZ50の欠点のうち「②⊕⊖ボタンが画面モニターにあって,独立したボタンでない。 ③リモートコード(従来のレリーズ)がない。」は,星を撮るようなときに問題になるだけで,「①接眼目当てDK-30がすぐ外れる」以外は,普通に使用するには何の問題もありません。また,「①接眼目当てDK-30がすぐ外れる。」については,接眼目当てを両面テープで固定すれば外れることもありません。
 ということで,結局,ニコンZ50にNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRをつけたもののほうが,使い勝手がいいので,下取りには出さずこれからも使い続けて,主に,旅行に持っていこうと思うようになりました。そして,ニコンZ50Ⅱはマウントアダプター FTZ IIをつけておいて,AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED,AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR,AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRを使用するときの2台持ちか,あるいは,星を写すときなどに使用することにします。

 ところで,ニコンZ50Ⅱには説明書がついておらず,ニコンのサイトからpdf版の説明書をダウンロードすることになっています。これは,近ごろの他の製品と同様です。
 デジタル化については問題ないのですが,pdf版の説明書を見てみると,800ページほどもあって,ニコンZ50の500ページの1.6倍あります。これだけの分量を読むのは大変です。カタログには,〇〇ができる,などといろいろ書かれてあるのですが,カタログのようにするには,ずいぶんな勉強が必要です。
 とはいえ,pdf版を iPad で読むのには,ずいぶんと使い勝手が悪いのです。せっかくデジタル化してあっても,単に本にする予算を削って pdfファイルになっているだけで,デジタル化の利点がまったく活用されていません。外出時に参照できるように iPhone の中にマニュアルを入れてあったとしても,そこから必要な情報を探し出すのは不可能に近いのです
 これでは,この中から自分に必要な情報だけを取り出すのが大変です。せっかくデジタル化してあるのなら,その中から自分に必要な部分だけを取り出すことができるようにデータベース化しなければ意味がありません。
 もっとわかりやすい目次などを作るか,検索窓をつけて,そこからリンクできて,必要な情報がすべて見られる,あるいは動画がある,といった工夫が可能なのではないかと思います。

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【summary】
After purchasing the Nikon Z50 II, I tested it at Higashiyama Zoo and Botanical Gardens. Despite my satisfaction with its predecessor's battery life, the Z50 II's battery drained quickly, raising concerns. I now feel the need to carry spare batteries and a USB Type-C mobile battery, which is inconvenient.

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 ニコンZ50Ⅱを購入した数日後,名古屋の東山動植物園へ試し撮りに行きました。
 実は,私は,ニッコールZレンズは,NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRしか持っていません。それ以外の画角が必要なときは,マウントアダプター FTZ IIで,AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED,AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR,AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRを接続して使っています。ニッコールZレンズでこれに代わるものがないことと,私にはこれで十分だからです。
 今回は,このうち,AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRを使いました。

 レンズは,画質がどうのこうの,といわれるのですが,特に大きく引き伸ばすこともないので,私には違いがよくわかりません。それよりも,大きくて重いのが苦手です。
 また,近ごろは,オートフォーカスがどうのとか露出がどうのとかいうスペックが話題になりますが,私のように,50年も前からカメラを使っていると,その当時はもちろんオートフォーカスもないし,露出もまた,自分で露出計を見ながら工夫していたから,焦点を合わせるとか露出を合わせるといったことは,むしろカメラを使う人間の腕次第だろうと,根本的には思ってしまいます。特に,プロのカメラマンがそういうことを言うのは情けなくなります。

 さて,それはそれとして,私が長年使っているニコンZ50のバッテリーの持ちが悪いというようなことが書かれたネットの記事があるのですが,私はそうは思いません。すごくバッテリーの持ちがいいです。特に,EN-EL25aは,1日中使ってもバッテリーを変える必要があったことがないのです。
 そこで,ニコンZ50Ⅱで,同じような使い方をしていたら,あっという間に残量表記が2目盛りになり,さらに,1目盛りの赤色になりました。しかし,一度電源を切ると,1目盛りが3目盛りに復活したりするので,訳がわかりません。実際のところ,どれだけバッテリーが持つのか,使い切っていないのでさっぱりわかりません。そして,不信感が残りました。バッテリー表示は正確なのか? これは個体差なのか? それとも?…。
 こんなにバッテリー表示に信用がないのなら,突然,動かなくなると困るから,今後は,予備のバッテリーとともに,ニコンZ50Ⅱで新たにUSB Type-C端子になったことで使えるモバイルバッテリーさえも持参する必要があるようです。これはかさばるなあ,とかなりショックでした。

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【Summary】
I upgraded from the Nikon Z50 to the Z50 II, released on December 13, 2024, as it addressed key shortcomings like the DK-30 eyecup detaching and lack of a remote release. While improved, it’s larger, partly for better video capabilities, which I don’t need. first, I took the Moon. Initial impressions were positive.

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 私は,何事も,自分に必要な機能さえあれば,それで十分です。
 そこで,カメラは,プロの写真家でないし,そんな腕もないので,小さくて,使いやすければそれでいいと思っていて,現在は,ニコンZ50を使い続けています。
 このカメラは小さくてとても便利なのですが,いくつかの欠点があります。それらは
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①接眼目当てDK-30がすぐ外れる。
②⊕⊖ボタンが画面モニターにあり液晶を押すことになっていて,独立したボタンでない。
③リモートコード(従来のレリーズ)がない。
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ことで,それ以外は満足していました。
 2024年12月13日に,ニコンZ50の後継機であるニコンZ50Ⅱ」が発売されました。
 上記に書いた欠点がすべて改善されるということだったので,早速,予約開始日に予約して,発売日に手に入れることができました。

 2024年にニコンから発売されたカメラはニコンZ6Ⅱの後継機であるニコンZ6ⅢとこのニコンZ50Ⅱの2機種でした。ニコンZ6Ⅲは持っていないので,本当のところはよく知らないのですが,書かれてあるものを読むと,性能はよいものの,ニコンZ6Ⅱユーザーが待ち望んていたものよりもオーバースペックでしかも高価格だったから,ニコンZ6Ⅱユーザーには期待外れだったということです。
 ニコンZ50Ⅱを手にして思ったのは,こちらもまた,ニコンZ6Ⅲと同じような位置づけで,ニコンZ50からずいぶんと性能がアップしたものだなあ,ということでした。しかし,ニコンZ6Ⅲのように高価格でなかったために,評判は上々のようです。
 メーカーは,それを知ってか知らずか,ニコンZ6ⅡはニコンZ6Ⅲ発売後も併売していますが,ニコンZ50はニコンZ50Ⅱの発売に伴って旧製品となりました。おそらく,この違いが,ニコンの考えているニコンZ6ⅢとニコンZ50ⅡのニコンZ6ⅡとニコンZ50のアップグレードに対する位置づけの違いなのでしょう。つまり,ニコンZ6ⅢはニコンZ6Ⅱの後継機ではなく,別グレードのカメラなのですが,すでにニコンZ9,ニコンZ8,ニコンZ7というカメラがあって隙間がなく,つける型番がないから,やむを得ずニコンZ6の名を引き継いだようなのです。

 はじめに写してみたのが月でしたが,上々でした。
 私の第一印象は,思ったよりも大きかった,ということでした。この大きさの増加の理由は,動画の性能がアップしたことで,断熱の必要があったというのが理由だそうですが,それでは,長時間の動画を撮らない私には,オーバースペックでしかないということになります。まあ,それは,単に私の問題です。
 後日,名古屋の東山動植物園に持っていって,試し撮りをしてみました。その感想は,次回。

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【Summary】
I watched TV Tokyo's special "Local Bus Relay Journey" and enjoyed its thrilling route from Naritasan Shinshoji Temple to Cape Tappi. The journey, especially through Tohoku, highlighted the challenge of traveling via local buses, with some relying on substitute buses due to past flood damage. While the program was dramatic and enjoyable, I worry about the sustainability of such travel shows given Japan's increasing transport suspensions.

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 昨年2024年12月28日と12月29日,2日間にわたって放送されたテレビ東京系の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP」を見ました。
 この番組は,「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で千葉県・成田山新勝寺から青森県・龍飛崎を目指すガチンコ8日間の旅ということで
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 スタートの成田山新勝寺からゴールの龍飛崎までの4区間を,ふたつのチームが交代しながらリレー方式でつなぎます。リーダーを務めるのは「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズでおなじみのミスターバス旅・太川陽介と「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」で大活躍中の元スピードスケート日本代表・五輪メダリストの髙木菜那が,交互にタスキをつなぎ,4区間を駆け抜ける前代未聞のバス旅リレー。
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という企画で,第1区は,太川陽介と,信子,水谷隼,草薙航基。第2区は,髙木菜那と,佐々木彩夏,川村エミコ,高島礼子,第3区は太川陽介と,神田愛花,澤穂希,酒井貴士。そして、第4区は髙木菜那と,村井美樹,松村沙友理ということでした。

 私は民放をほとんど見ないのですが,「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」だけは楽しみにしています。しかも,旅のコースが,近年マイブームになっている東北ということで,ずいぶん期待しました。
 なかでも,2日目の秋田県から青森県は,私も旅行したばかりで詳しいのですが,路線バスなんてあるのかいな? と思っていました。特に,青森県は日本海側はずいぶん不便なところで,白神山地が大きく行く手を拒んでいるので,興味がありました。
 ずいぶんハラハラしましたが,あまりに奇跡的な幕切れだったので驚きました。
 この番組,どこまでが筋書きで,どこが出たとこ勝負なのかわかりませんが,所詮はバラエティ番組。楽しめればそれでいいのです。それにしても,この結末でなければ,これほど最高のドラマにはなっていなかったことでしょう。

 ところで,2024年7月に発生した大雨の影響による奥羽本線の新庄駅と院内駅間,2022年8月に発生した大雨の影響による津軽線の蟹田駅と三厩駅間において,現在バスによる代行輸送が行われていて,私はそのことを知っていて番組を見ていたのですが,もし,この区間がバスによる代行輸送でなかったら,バス路線はないのだから,この番組は成り立たなかったかもしれません。
 代行バスは定期バスではないから,その利用はルール違反じゃないの? などという野暮なことはいいませんが,バスによる旅も鉄道による旅もどんどんと運休が進んでいる現在の日本では,こうした企画自体がいつまでできるのやら,ということのほうが心配です。

cccbbbaaa

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2025年1月1日の太陽です。

初日の出を見損ねたので,せめて,黒点を…。
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【Summary】
In 2024, I pursued all my desired travels and classical music concerts, gaining insights into transportation, accommodations, and less-crowded, relaxing destinations. I also learned the importance of venue and seating for enjoying music. For 2025, I look forward to relaxed days and following conductor Nodoka Okisawa.

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 2025年になりました。
 2024年は,行ってみたいところへはすべて行ってみよう,聴きたいクラシックのコンサートはすべて聴きにいこう,と思って実行して,それらはほぼすべて実現することができました。
 これで,おおよそのことは気が済んだので,2025年は,気の向くままの日々がすごせそうです。
 ということで,今日は,これまでに経験してみて,自分なりにわかったことを書いておくことにします。

●旅をすること
 さまざまなとところにいろいろな方法で行ってみて,これまで知らなかった公共交通のこと,宿泊のことなど,いろいろなことがわかりました。
 そしてまた,人が少なく,必要以上に気をつかうことのないところが最もくつろげると知りました。しかし,これが難しいのです。
 ともかく,今は,どこもかも人が多すぎるのです。とはいえ,探せばいいところがあるものです。そのコツは,有名でなく人が知らないところ,観光地化されていないところですが,そうしたところにも,それなりにすばらしいことが存在しています。それを探すのが楽しみです。

●音楽を聴くこと
 2024年は,NHK交響楽団,読売日本交響楽団,東京都交響楽団の3大オーケストラに加えて,神奈川フィルハーモニー管弦楽団,東京交響楽団,新日本フィルハーモニー交響楽団,オーケストラ・アンサンブル金沢,愛知室内オーケストラ,名古屋フィルハーモニー交響楽団,京都市交響楽団のコンサートに行きました。
 その結果知ったのは,音楽を聴きに行くときに考えなければならないのは,どんな曲を演奏するのか,とか,だれが演奏するか,といったこと以上に,会場だということでした。そして,座席でした。これは本当にまちまちで,せっかくすばらしい演奏でも,それを聴く環境が悪いと,よい思いをして帰ることができません。
 さまざまな会場に行ってみて,ここはいい,いろいろな座席に座ってみて,この場所がいい,というところがわかってきたので,これからは,それを考慮することを忘れずに,指揮者とオーケストラ,そして会場を吟味して,引き続き,いい音楽に接していきたいと思っています。
 私の2025年の推しは,指揮者の沖澤のどかさんです。

 今年も楽しい年になるといいな。

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