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以前このブログに書いた車のサブスク「KINTO」。私が申し込んだのは6月15日だったのですが,予想に反して,8月9日に早くも車が来ました。「KINTO」は車の納入が早いのだそうです。
車に限らないのですが,半導体の不足とかで,現在,工業製品の製造が遅れに遅れています。私は,8月1日にカメラの交換レンズを修理に出したのですが,修理が終わるのが早くて1か月先という連絡を受けました。カメラなども,カタログにはあっても市場には出回っていないとかいいます。
車の話に戻します。現在,多くの車は,6か月から8か月待ちということです。ランドクルーザーに至っては4年待ちなのだそうです。私は,6月のはじめまで,車を買おうとなどとは夢にも思っていなかったのですが,6月の定期点検で,次の車検ではいろいろと部品を交換するところがあるし,タイヤも買えた方がいいと言われてびっくりしました。それまでは,まだ,当分乗るつもりだったけれど,考えてみれは,もう8年以上も乗っているのだからそろそろ替えどきかな,と急に思い立ったのです。
しかし,こんな状況だと,6か月前の点検でいろいろ不備が見つかって買い替えを決心しても,次の車検に間に合わないのでは,困る人が続出していることでしょう。私もまた,おそらく「KINTO」なるものを知らなければ,新車の購入は車検に間に合わなかったかもしれません。これもまた,いつものようにツイていました。また,新車が買えないので中古車が売れるそうで,中古車の値段が高騰していて,私の乗っていた車も,想像以上の高い値段で売ることができました。
さて,今日の話題は「KINTO」のことではなく,車の装備のことです。
車ほど,買い替えたときに,その技術の進歩に驚かされるものはありません。どんどんと新しい技術が導入されます。今回もまた,これまで乗っていた車とは絶世の感がありました。
そのひとつは安全装置,そして,もうひとつは,スマホとの連携です。
なかでも,スマホとの連携は助かります。
ここ数年,海外で車を借りると,日本車でもすでに当たり前だったスマホとの連携でしたが,どうして日本で装備されていないのか不思議でした。風の噂では,連携ができてしまうとカーナビ業界が困るので,忖度してるから,とか…。その真実は知りません。しかし,時流には逆らえず,日本でもやっと登場しました。スマホを接続すると,スマホにインストールした地図で車のディスプレイに表示されてカーナビができるようになったのです。また,アプリを使えば,家から車のロックやランプの消し忘れも確認できるようになりました。
ということなのですが,私がはじめに感じたのは,そうした新しい機能を実際に使おうとしたとき,あまりに説明書が不親切なことでした。車好きにの人には当たり前なのかもしれませんが,私のような車にほとんど興味のない人には,説明書を読んでも,なかなか理解ができません。それは,たとえば,SDL やら AppleCarplay やら AndroidAuto などといった製品名が羅列してあっても,そのどれを使えばいいのか,どれを使えば何ができるのか,などがよくわからなかったからです。
いろいろと調べてみて,iPhone のユーザーは AppleCarplay を使えばいいということがわかったのですが,こんな説明で,多くの人が使いこなせるものなのでしょうか。それとも,私がよほどアホということなのでしょうか。
これまで,車の分厚い説明書など必要なとき以外は読んだこともありませんが,今回,とてもわかりにくいものだということを再認識しました。以前書いた道路標示もそうですが,この国では,どうでもいいような情報は山ほどあっても,必要な情報がないのです。もっとなんとかならないものでしょうか。それにしても,巷に普及しているスマホもそうだけど,こうしたコネクテッドカーもまた,進化途中です。各会社がそれぞれ独自に展開しはじめたそうですが,キャシュレス決済やポイントカードなどと同じように複雑怪奇で,皆それを使いこなしているのが不思議です。
そんな私でしたが,さまざまな格闘の末,今では完全に理解し,有効に活用して楽しんでいます。
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今日の写真はアメリカの交差点です。アメリカの交差点は,車線ごとに信号があって,とても見やすく走りやすいです。
何車線もあるのに小さな信号がぽつんとある日本とは大違い。事故防止のためにと,やたらと交差点の形状の変更や変則信号を交差点ごとに思いつきで別の方法でやっている日本も見習ってほしいものです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは