【Summary】
On June 28, 2025, before attending Alice Sara Ott's recital in Nishinomiya, I visited the Itami City Museum to see the exhibition “Traveling Bashō.” The museum houses rare materials collected by former mayor and haiku scholar Kakimori, offering a moving experience that resonated with my love of travel.
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2025年6月28日にに兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで行われたアリス・紗良・オットさんのピアノリサイタルを聴きに行った折り,午前中,伊丹市に寄りました。伊丹駅は大阪駅からJRで直通,また,兵庫県立文化センターのある西宮北口駅までも阪急電鉄で簡単にアクセスできます。
と偉そうに書いていますが,昨年2024年12月14日に有馬温泉に行ったついでにはじめて伊丹市に寄ってみて,その場所を知ったばかりです。
伊丹市に寄ったのは,JR伊丹駅と阪急電鉄伊丹駅の中間に位置する市立伊丹ミュージアムで「旅する芭蕉ー野ざらしを心に風のしむ身かなー」展を見るのが目的でした。
市立伊丹ミュージアムは,旧伊丹市立美術館,伊丹市立工芸センター,伊丹市立伊丹郷町館,伊丹市立博物館,柿衞文庫を統合して,2022年4月に開館した新しい施設です。併設して,伊丹の酒造りを伝える旧岡田家住宅・酒蔵と旧石橋家住宅の継承と公開などもあり,無料で見学することができます。
伊丹市は,江戸時代に酒のまちとして繁栄し,文人墨客が訪れる文化の香り高いところですが,市街地はとても美しいです。どうやら,1995年(平成7年)に起きた阪神・淡路大震災で被害を受けて,その復興が理由のようです。今は,歩いていて,とても楽しい町です。
今回「旅する芭蕉ー野ざらしを心に風のしむ身かなー」展を見たのですが,どうしてこの地で松尾芭蕉なのかな? というのが,展覧会を知ったときに私が思ったことでした。
旧岡田家住宅は元伊丹市長・岡田利兵衛の旧宅でした。
1674年(延宝2年)築の町屋で,酒蔵が増築されたのは1715年(正徳5年)という,酒蔵としては日本最古のものです。松屋与兵衛以降,所有者が変わり,1900年(明治33年)に岡田正造の所有となりました。
岡田利兵衛は岡田家22代当主で,俳諧の号は柿衞(かきもり)といい,伊丹の俳人・上島鬼貫を出発点に,松尾芭蕉をはじめとする俳文学研究に没頭し,多くの俳諧資料を蒐集したということです。
芭蕉をもっとも重要な研究対象のひとつとして,40点をこえる芭蕉の直筆や関連資料が現在も収蔵されているということで,この展覧会が行われているわけです。
松尾芭蕉は,50年の生涯において「野ざらし紀行」や「奥の細道」といった行脚生活を経て,世俗の価値観をこえて高い精神性をもった独自の俳諧作品を生み出しました。
私も旅が好きなので,松尾芭蕉の足跡に通じる気持ちがあります。それらに関する多くの資料に接することができたのは,とても気持ちが温かくなる経験でした。
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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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