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 サンアントニオのホテルは,地図を見ながらエクスペディアで探して,ダウンタウンの中でも一番の観光地であるアラモの砦の近くに見つけた。
 実は,そのホテルを見つける前に,リバーウォーク・エリアという名前に錯覚して,「スーパー8・サンアントニオ」というホテルを予約してしまったのだが,その場所を改めて調べてみると,ダウンタウンから東南東5キロくらいの場所で,車もないのにそんな場所のホテルを予約したら,大変なことだとわかった。

 そこで,予約を取り消して,すでにブログに書いたように,リバーウォーク・デイズイン・サンアントニオというホテルを予約し直した。
 このホテルはキャンセル不可ということであった。しかも,ホテルのグレードの割に宿泊代が高い(12,000円くらい)のに驚いた。予約をする時点では,もちろんサンアントニオのことは知らなかったので,その場所が治安上問題がないかどうかさえ,わからなかった。
 グーグルアースのストリートビューを見てみると,高速道路のガード下みたいな,くすんだ雰囲気だったので,ちょっと嫌な気がしたけれど,サンアントニオのダウンタウンは治安がよいと書いてあったので,まあ,いいか,と思った。
 この場所なら,空港からも容易に行くことができそうであったし,サンアントニオ最大の名所アラモの砦が徒歩圏内ということが決め手となった。実際は,立地条件のよさで,人気のホテル,したがって,それがキャンセル不可の理由であった。

 次に,最終日のホテル,エクステンディッドステイ・アメリカ・サンアントニオを空港の近くに予約した。
 空港の近くといっても,シャトルバスの送迎がなければ歩いて空港に行くなどということは,すべてが広すぎるアメリカでは考えられないが,私は,最終日までレンタカーを借りたので,その点は問題なかった。
 非常に安価(6,000円くらい)であった。

 最後にレンタカーの予約をした。今回は営業所の最も多いハーツにした。
 レンタカーの営業所を詳しく調べてみたら,リバーウォーク・デイズイン・サンアントニオから徒歩圏内に営業所があったので,そこでレンタカーを借りて,空港で返却するということにした。
 旅行保険を直前にネットで予約する以外は,これで,全ての準備は終わりであった。
 これで,現地で友人に会えなくても,何の問題もなくなった。

 そうして,日々が過ぎていって,ついに,2月も下旬になった。
 しかし,そのころ,父の体の具合が急に悪くなって,入院させることになってしまったのだった。
 この時点で,ああ,春の旅行はキャンセルだな,と思った。せっかく予約した航空券は無駄になったな,と思った。空港券のキャンセルはできなかった。到着日と次の日の宿泊を予約したキャンセルできないホテルも無駄になったな,と思った。
 しかし,まだ,出発には時間もあったので,旅行のことは,まあ,その時に考えようと思った。
 その頃には,サンアントニオの友人からも,何の連絡もなくなった。こちらから連絡をしても,全く返事もこなかったのだった。