このようにして,私は,きょう,予定通りというか,予定以上というか,キャニオンランズ国立公園とアーチーズ国立公園のふたつの国立公園に行くことができたのだった。
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もう夕暮れであった。あとは,できるだけ早くインターステイツ70に戻り,すでに予約しててあったグランドジャンクションという町のホテルに行くだけであった。
が,国道191の帰り道にミルキャニオンとよばれる渓谷があることを「地球の歩き方」で知った。国道191を走り,マイルマーカー141の地点を過ぎて左折する。あとは3キロくらい走ると到着するのだという。そこには,1億5千万年前に堆積したアロザウルス,ステゴザウルスなどの恐竜の骨やら足跡が散在しているのだそうだ。
近いので寄ってみようと思ったのだが、私は,そのマイルマーカー141が見つからない。どうやら見落としてしまったようだったので,断念した,というよりも,どうでもいいやという気持ちのほうが強かったのかもしれない。
それにしても,マイルマーカー以外に何の標示もないわけだから,きっと大したところではあるまい。と,これはでは,イソップ物語の「キツネとブドウ」ではないか!
結局,私は,その後,コロラド州へ行った帰りに延々と4時間も走り,ダイナソ国定公園に行くことになったのだから,こんな大したことのない(と思われる)ところはパスして正解だったのかもしれない。
本に書いてなければ気にもならないところだ。しかし,ネットで調べたら,それでも行った人はいるようで,そこにはこんな記述がしてあった。曰く,
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線路を越えて道は未舗装になり,小さな標識に従って進む。数分後,駐車場らしき場所で車を停める。国立公園でも国定公園でもないためか駐車場には他に1台も車が停まっておらず,建物も建っていない。
未舗装路になってからは1台もすれ違うことがなかった。人気がないのだろうか?
トレイルを歩きはじめる。化石のある部分に小さな標識が立っているのだが,標識に従って化石のある場所を探すのだが,ほとんど「これかなぁ?」といった感じではっきり化石と判別できたのはひとつぐらいしかなかった。
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行かなくてよかった。
来るときにも書いたように,国道191は,鉄道に沿って走っているから,時折,車窓からは貨物列車が眺められた。
私は,その後も延々と走り,やっと,遠くにインターステイツ70が見えてきた。今日の最後の写真に「Grand Junction→」の道路標示が見えるがおわかりだろうか?こういう標示は,何か,とてもうれしいものだ。



