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 今年も春場所がやって来ました。
 昨年抽選が当たって初めて春場所を見たとき「大相撲を見るなら大阪に限る」と,それ以来ずっと心待ちにしていました。昨年は千秋楽を大阪でも九州でも見たので,今回は3月17日の5日目にしました。
 それにしてもすごい人気で,前売りチケットは全て完売,1番めの写真のような掲示がありました。
 残った当日券を手に入れるために,午前8時前にはすでに2番目の写真のように長蛇の列ができていました。前売りの列はすでに100メートルを超えていて体育館の外周を取り巻いていましたが,そんなに並んだって買えるわけがありません。並んでいる人の多くが外国人で,ネットには平日なら買えると書いてあったのに… と言っていました。
 開場は8時30分なのに,今度は,チケットを手に入れた人が,開場を待って,これもまた,長蛇の列を作っていました。

 大相撲は,入門するとまず,前相撲というのを取ります。そして,晴れて入門が許されると,翌場所から番付の序ノ口に名前が載ります。
 前相撲は通常は3日目から行われるのですが,入門者の多いこの春場所は2日目からで,5日目までに2勝したものが一番出世,8日目までで2番出世,それ以降が3番出世,たとえ1番も勝てなくとも出世することができます。
 この前相撲は取り組み前に非公開で行われていて,家族の人だけが見るのを許されているのですが,そうした許された家族の人が8時15分から入れるということで,これもまた別の列を作っていました。
 私は,8時30分の開場と同時に中に入りました。
 前相撲といっても,春場所は人数が多く,今場所は確か48人もいるそうです。
 人数が多いので,私が中に入ったときには,まだ前相撲が終わっていなくて,3番目の写真のように,家族でもないのに,念願の前相撲も見ることができました。

 4番目の写真の「舛ノ山」を覚えておいででしょうか? 取り組みが終わったあとで,息もできないくらい苦しそうにしていた力士です。
 開始早々からすごい観客だったのですが,そんな観客が,彼の登場で大いに沸きました。なんとケガで長期の休場をして序二段まで陥落,朝の10時前には登場してきたのです。
 相撲自体は全く格が違うという感じでしたが,ここから,また,這い上がらなくてはなりません。
 下がるのは早くても,上がるのは大変です。

 17日は5日目ということで,三段目の取り組みの途中に,前相撲ですでに2勝を上げた力士の卵たちが「一番出世」の披露をしました。それが5番目の写真です。
 口上を読みあげる行司さんもまた入門したてで,全てが初々しく胸を打つものがあり,素晴らしかったのですが,その後の苦労を考えると,私は,これからが大変だなあ,とも思ってしまいました。
 相撲社会に限らず,生きていくのは簡単なことではありませんが,私は,こういう世界を見ると,そうした人生の縮図を見ているようにように思えて,何か,楽しみを通り越してしまいます。特に,大阪という場所がそれをさらに助長するのですが,そのわけは,また,いずれ書くことになると思います。
 やがて,だんたんと取り組みも上位になって,私が大相撲キャラクターの「ひよの山」とツーショットを撮ったりしているうちに,館内は異様な熱気に包まれてきました。