●アメリカ大統領の墓地●
マウントバーノンは年中無休ということである。
ひろい敷地は塀で囲まれていて,その外側に多くの駐車スペースがあるが,どこも満杯で,私は,車を停める場所を少し遠くまで探さなければならなかたから,車を停めた場所から入口まで暑い昼下がりけっこう歩く必要があった。
やっと入口に着いて,入場料を払ってなかに入った。ここで邸宅を案内するツアーの参加時間を決められて,その時間まで,園内を自由に散策できるのだ。
まず,豪華な建物があって,その内部は博物館になっていた。私の目的地はワシントンの墓地であったから,ともかくそこまで大急ぎで行くことにした。
なにせ,時間がない。
私は,もともとここに来る予定はなかったから,ツアーで邸宅を見学する時間すらなかったのだ。
それにしても園内は広く,ずいぶんと歩いたところにワシントンの墓地があった。それが前回載せた写真である。
このワシントン夫妻が静かに眠る墓所は,毎日リースを置く儀式が行われ,スカウトが参加しているという。
この敷地には,ワシントンの邸宅以外にも,多くの建物,奴隷用宿舎,台所,厩,温室などがあって,それらを回ることができる。
ワシントンの墓地までたどり着いて念願を果たした後,私は,再び入口にある建物に戻るついでに,庭園を散策し,森の小道を歩いた。4エーカー (すでに書いたが1エーカーは小学校の校庭ほどの広さ)の農園には再建された16面の納屋もあった。
帰りがけ,博物館(ドナルド・W・レイノルズ博物館)(Donald W.Reynolds Museum)を少しだけ見た。
ここにはワシントンの測量用具,武器。衣類のほかに最初に大統領になった頃の義歯も保管され,見ることができた。
私はこうして駆け足でマウントバーノンのワシントンの墓へ行くことができたのだが,これで,アメリカの歴代大統領のうち,ジョージ・ワシントン,モンテチェロにあったジェファーソン,アーリントンのケネディ,テキサス州ののジョンソンへ行ったことになる。それらの墓地はすべて立派なものであった。しかし,こうした立派な墓地にすべての大統領が葬られているというわけでもない。



