昨年の11月下旬にニュージーランドに行ってから,南天の星空の虜になりました。南半球は四季が反対なので,初冬であれば初夏です。このときは何も知らずに出かけたのですが,現地はすでに夏休みの行楽シーズンがはじまっていました。
私は,ニュージーランドのクライストチャーチまで,直行便ではなく,オーストラリアのブリスベンで乗り換えましたが,そのときまでブリスベンもクライストチャーチも知りませんでした。
帰国後,オーストラリアに日本の人が経営している天文台つきのゲストハウスがオーストラリアにあるという話をききましたが,その場所のが,ブリスベンの郊外ということ。それならば,南天の星空を見るためにブリスベンからさらに3時間もかけてニュージーランドまで行かなくてもブリスベンでいいじゃあないか,ということで,一度そこへ行ってみようと思い立ちました。
11月下旬の南天は天頂にマゼラン雲が輝いていて,銀河は地平線付近にありました。そこで,今回は銀河が天頂にある季節にしようと,6月に行くことにしました。
日本は梅雨なので,どっちみち星も見られない季節なので,海外に星見に出かけるのには好都合ですが,なにせ,現地は冬。どれだけ寒いかということと,晴れるかな? ということが不安材料ですが,ともかく,出発します。
セントレア・中部国際空港から午後2時25分発のANAに乗ってまずは成田まで。成田からはカンタス航空でブリスベンまでひとっ飛びです。時差はわずか1時間なので深夜バスで名古屋から東京に行くようなものです。
トランクはすでに成田まで送ったので小さなバックパックひとつで家を出ました。セントレアまでは名鉄ですが,毎度延着の心配があるので,お昼の12時過ぎに到着する特急に乗りましたが何事もなく予定通り到着しました。今日のセントレアはことのほか混雑しています。お昼のカレーを食べてからラウンジで時間待ちです。
では行ってきます。