アメリカ合衆国50州を制覇して以来,アメリカ以外の国を旅行しはじめたのですが,それがまたアメリカよりもずっと居心地がよくて,それに従ってアメリカに対する情熱も以前のようにはなくなりました。しかし,考えてみれば,それでも,昨年2017年の8月には皆既日食を見るためにアイダホ州に出かけ,そのついでにオーロラを見るためにアラスカに出かけたし,同じ年の秋にはハワイ・カウアイ島にも行ったし,けっこうアメリカの地を踏んでいるのです。
そして今回私が出かけるのはロサンゼルスです。目的は一度は行ってみたかったパロマ天文台とウィルソン山天文台へ行くこと。それ以外は未定で,行ってから考えます。
今回,私はESTAという電子渡航認証の期限が切れていて再登録をする必要がありました。日本人が海外旅行をするときにこうした電子渡航認証が必要な国はアメリカとカナダとオーストラリアです。特にアメリカのESTA登録は年々面倒になってきていて,今回はなんと,登録を済ませても保留中という表示がでてびっくりしましたが,これが今では一般的ということで安心しました。幸い数分後に承認されました。
なお,ESTAで渡航ができるのは,アンドラ,オーストラリア,オーストリア,ベルギー,ブルネイ,チリ,チェコ,デンマーク,エストニア,フィンランド,フランス,ドイツ,ギリシャ,ハンガリー,アイスランド,アイルランド,イタリア,日本,ラトビア,リヒテンシュタイン,リトアニア,ルクセンブルグ,モナコ,オランダ,ニュージーランド,ノルウェー,ポルトガル,マルタ,サン・マリノ,シンガポール,スロバキア,スロベニア,大韓民国,スペイン,スウェーデン,スイス,台湾、イギリスの人たちだそうです。意外と少ないものです。
電子渡航認証はアメリカではESTA(Electric System for Travel Authorization)と呼ばれ,カナダではeTA(Electronic Travel Authorizations),オーストラリアではETA(Electronic Travel Authority)と呼ばれています。アメリカは有効期限が2年,オーストラリアは1年です。カナダは5年です。