滞在3日目。
今日はデスバレー国立公園に行こうと考えていたのですが,日中の気温が50度になるという予報だったので,体に加えて車が心配でした。しかし,ここまできて断念するのも後で後悔するので,早朝に出かけて40度を超える10時までには退散するつもりで決行することにしました。
ホテルを出たのは,世も明けやらぬ午前4時過ぎでしたが,月明かりで結構明るいので安心しました。途中,東の空には太陽が昇りはじめ,西の空には月が沈むという感動的な景色のなかを運転して,予定通り午前8時には到着しました。来る前は,ビジターセンターまで行って,行ったという証だけを残して引き上げるつもりでしたが,来てみたら多くの人がなんの憂いもなく観光しているので,私も見どころをすべて見てまわることができました。それにしても風景も広さも半端でなくすごいところでした。
帰りに国道395を通りました。ここは知る人ぞ知るシエラネバダ山脈を美しく眺められる道路です。
途中,マンザナール収容所跡を見学しました。第二次世界大戦で日系人が収容されていたところが復元されているのです。アメリカに多くあるこういう施設を見学すると,過去に対して真摯に向き合うアメリカを感じます。
シエラネバダ山脈で最も高いマウント・ホイットニーを眺めながらホテルに戻りました。デスバレーにはアメリカ最低地点があり,そのお隣のシエラネバダ山脈にはアラスカを除いてアメリカ最高地点があるなんて不思議な気持ちでした。

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