「風の谷」という名前が宮崎アニメの「風の谷のナウシカ」と同じなので,このアニメの舞台では? という噂があるのだそうですが,それは単なる都市伝説だそうです。
この7キロメートルにも及ぶトレイルにはカル展望台とカリンガナ展望地があって,カル展望台の先にトレイルが分かれ,一周するようになっていて,右から半時計周りにしばらく歩くと次のカリンガナ展望地に到着します。このカリンガナ展望地までは駐車場から約3キロメートルです。
カリンガナ展望地は「地球の歩き方」に,
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両側にそびえる巨石の間を風が吹き向け,その向こうに広がる大地,そして遠くにもオルガ岩群の他の岩々が点在し,まるで地球の光景とは思えない景色に感動を覚える
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とあったので,大いに期待しました。
実際,この展望地から先にそうした光景が広がっていましたが,私は,先に書いたように,アメリカのアーチーズ国立公園に比べたらそれほどでもないなあ,と思ったというのが正直なところでした。おそらくそれは歳をとって感動がなくなったというのが一番の原因なのでしょう。困ったものです。
この展望地に着くと,3人組の若い女性が休憩をしていました。彼女たちは何度もここに来ているようでした。そして,この先あと半分だよ,と言って励ましてくれました。
この先は単にトレイルを歩くだけでそれほどの見どころのなさそうだったので,ここで引き換えずつもりだったのですが,そんなことを言われてしまうと,先に進むしかなくなりました。そこで,この先は,彼女たちに追われ追いつかれながら,最後までトレイルを歩くことになってしまいました。
トレイルは実際,この展望地からは大きく坂を下っていって,オルガ岩群の間を縫うようにして進みましたが,それほど展望がよい場所はありませんでした。
カリンガナ展望地からの光景とその先のトレイルの様子については,写真を掲載することは禁止されているということなので,このブログにも載せることができません。今日の写真は,カリンガナ展望地までのトレイルの様子で,カリンガナ展望地とその先の写真はありません。
3時間ほどでトレイルを一周して,宿泊先であるエアーズロックリゾートに戻りました。
この日のお昼は,泊まっていた部屋に近い場所にあったフードコートにしました。この場所は夜になるとバーベキュー会場となって,ここに宿泊する団体観光客の夕食会場として使われる場所のようでした。
午後は暑いので休憩することにしました。