はじめて利用したプレミアムエコノミーは快適でした。座席は広いし食事はおいしいし。以前からファーストクラスとエコノミーの中間のレベルがあればと思っていたのが実現した感じです。
着陸1時間前になってやっと朝食が出てきました。朝食が出てくるのがあまりに遅く,配り終えたらすぐ着陸態勢に入り片付けはじめてしまって,ゆっくり食後のコーヒーを飲む間もない状態でした。これもまあアメリカらしいというか。
ロサンゼルスに到着しました。空港はどこもいろいろシステムが違うので緊張します。今回はフェニックスまでのトランジットでしたが,ネットで次のフライトのチェックインが済ませてあったので楽でした。空港のチェックインカウンターにはすごい行列ができていました。
空港が混雑するアメリカでは,事前にチェックインを済ませておくことと荷物はキャリーオンにして預けないのがスムーズに旅行するコツです。デルタ航空は手荷物の重量制限がカンタス航空の7キログラムとかフィンランド航空の9キログラムのように厳しくないので,大きさ(合計115センチメートル)さえクリアできればまず大丈夫です。
ロサンゼルスの空港は広く,デルタ航空の国内線はターミナル3ということでしたが,入国後,国内線ターミナルへ行く方法がわからず,案内所で聞いてなんとか歩いて到着できました。昨年来たときも工事中でしたが1年後もまだ工事をしていて,場所が変わってわかりにくさが倍増していました。
セキュリティチェックはプライオリティだろうとそうでなかろうと同じラインで,何が特権なのかサッパリわかりませんでしたが,それほど混雑してもおらずすんなりと終わりました。
次のフライトまで3時間の待ちです。順調だとこのくらいの待ち時間になるのですが,3月にオーストラリアに行ったときのように1時間しか余裕がないと,到着が遅れたとき乗れないこともあるので,3時間程度の待ち時間は仕方がありません。ごった返すターミナルを抜けてあとはデルタスカイクラブのラウンジで時間つぶしです。
日本との時差が8時間ですが,これは夜9時の次が午前5時になったということで,夜が丸々なくなってしまうのです。これが時差ボケを引き起こすのです。今回は機内で結構眠れたので大丈夫でしたが,それでも,食事に関しては午後6時に夕食を食べた6時間後の深夜0時に朝食を食べたようなものなのです。そこで今日の昼食をどうしようかと思案することになるのです。
調子に乗ってまた,ロサンゼルスのラウンジで食事をしてしまえば食べ過ぎだし,食べなければ食べないで夜まで食事抜きだし,次のフライトで何が出るかもわからないし,困ったものです…。とかいいながら思わずラウンジでサンドイッチに手が出てしまうのでした。