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 「このごろ日本国内でこれまで気になっていて行く機会のなかった場所に出かける機会を作っている」と書いていますが,これから20年くらいはまだ旅ができそうなので,ゆっくりと楽しみたいと思っています。そこで,そうした旅をなるべく安価にしようと調べ出したらおもしろくなってきました。
 そこで,今日はそのお話の続きです。

 それにしても安価に旅をしようとすると,どうしてこの国はこんなに不便なのだろうかと思います。JRは高価な新幹線に乗ってくれと言わんばかりです。在来線に乗ろうとする人には,国鉄時代ほどではないにせよ,乗れるものなら乗ってみろと,まるでいじめているかのようなダイヤを組んでいることもあります。
 JRが国鉄という組織だったころ,終着駅に着くとその先の列車が1分前に出発していて,次が1時間後,などというのはざらでした。これこそ,乗れるものなら乗ってみろという意思がありありでした。しかし,そういうダイヤ編成だから乗りたくても乗れないのに,ほとんど人が乗っていないようなところをがらがらの6両編成の列車が走っていたりしていました。
 JRになって効率化が図られてからは,乗客の少ないところは編成が減ったり,あるいは,長距離の路線が減ったりということが起きました。さらに,新幹線が走る区間では在来線が廃止されたりと,逆に不便になりました。テレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という番組では,バスがないので結局歩く旅になってしまうのですが,新幹線でなく在来線で旅をしようと思ってもまた,その接続に悩みます。
 しかし,時間はあれど金がないという老人にとって,あるいは,私のように,新幹線で旅をしても楽しくないと思っている旅人にとって,これは醜い仕打ちです。こうなったら意地でも新幹線なぞ乗るものか,という気持ちがますます強くなってきました。

 私は,国内で,ぜひ行ってみたいと思うようなところはほとんどありません。以前書いたように,少し前には,行きたかったところは,佐渡島でトキが見たい,徳島で阿波踊りが見たい,それだけでした。
 しかし,このごろ「これまで気になっていて行く機会のなかった場所」に行こうと計画するようになってからは,行ってみようという場所が増えてきました。とりあえず,今,行ってみようと思っているのは,高知県の四万十川付近,山形県の山寺や天童のあたり,青森県の弘前の桜,新潟県の親不知海岸,兵庫県の餘部鉄橋,鹿児島県の種子島と与論島,そして,沖縄県の石垣島です。
 そこで,これから,こうした場所にできる限り安価で行こうというわけなのです。
 しかし,容易には行く方が見つからない。そこで頭を悩ませることになったのです。で,私はどうするか? これから,そうした場所に順に出かけていくので,その旅行記をお楽しみに!

☆ミミミ
1月11日の早朝,薄雲ごしに半影月食が見られました。今日の写真は,月食が起きる前の満月と半影月食を並べたものです。
地球と月は太陽の光を反射して輝いているので,地球にも太陽の光による影があり太陽と反対の方向に伸びています。この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり,欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
地球の影には「本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)」と「半影(本影を取り囲む薄い影)」の2種類あって,月の一部または全部が半影だけに入った状態を「半影食」,月の一部または全部が本影に入った状態を「本影食」といいます。また,「本影食」のなかで,月の一部だけが本影に入り込む現象が「部分食」,月の全てが本影に入り込む現象が「皆既食」です。

月食s