●アメリカで普通に見かけるもの●
今日は少し話題を変えて,アメリカの街中では普通に見かけるけれど,日本にはなじみのないものを紹介したい。団体ツアーで旅行をしていても縁がないかもしれないが,私のように車を借りてアメリカを旅すると,こうしたものを知らずして旅ができないのである。
ところで,経験というのは貴重なものであるが,夢をなくすものでもある。私は今まで頻繁に海外旅行をしてきた結果,海外に行くのも東京に行くのと,さして変わらなくなってしまった。ときめきがないのである。
ところが,2020年,コロナ禍によって,海外が遠いところになってしまうと,改めて国というもののガードを実感するようになった。しかし,奇跡的に,コロナ禍の前に行ってみたいと思っていたところはここ数年ですべて行きつくしていたのが幸いであった。
さて,話を戻す。
1番目の写真は,交差点にある歩行者信号のボタンである。アメリカの交差点の信号には,歩行者用に写真のようなボタンがある。これを押さないと,たとえ車道が青信号になっても,歩道の信号は青にならない。しかも,この青信号,結構時間が短い。だから,足の悪い老人などは交差点を渡ることは不可能,というか,危険なのである。
アメリカでは,そもそも,歩いている人が多くないし,体の不自由な人はむしろ車を利用するのだろう。また,赤信号であっても右折(日本でいう左折)は可能だから,このことも考慮して注意して歩道を渡る必要があるのだが,アメリカの運転はたえず歩行者優先であることが徹底されているから,さほど心配したことはない。
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2番目の写真は,民間の駐車場の入口にあった看板である。アメリカの駐車場は,その昔は料金はさほど高くなかったが,近ごろはどんどん高くなって,日本と変わらなくなってしまった。この写真の料金は「1日あたり」である。
ところで,アメリカ人は「Early Bird」という言葉が大好きなようだ。早朝割引ということだが,「早起きは3文の徳」というわけである。中学校だか高等学校だかで「The early bird catches the worm.」というのを習ったことがあろう。これが,英語では日常的に使われている。レストランなどにも,「Early Bird Special」なるメニューがある。
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そして,3番目の写真が,路上駐車帯の料金支払い機である。私が車で旅行をしていて,一番面倒なのが,この路上駐車なのである。要するに,勝手がわからない。
クレジットカードが使えるものもあることはあるにが,壊れていたりするし,コインが必要なことが少なくない。アメリカに住む私の友人は,このためだけに,ビニール袋一杯にコインを入れて車に積んでいる。この機械,駐車するときに事前に時間を決めなけらばならないが,そんなこと言われても,どれだけかかるかなんて事前にはわからないではないか。
路上駐車というのは,機械の使い方さえわかれば,一番めんどうのない駐車の方法なのだろうが,万一誤操作して駐車違反にでもなったら,旅行中のことでもあり,面倒極まりない。また,ここは夜6時を過ぎたら係員は来ないから事実上は無料だよ,とか言われたこともあるが,そんなこと,教えてもらわなければわからない。
それでもまた,こうした機械があればマシなほうで,近ごろはアプリで料金を支払う,などというものが増えてきた。そんなもの,地元の人ならともかく,旅行者にとってはわざわざこのためだけにアプリをインストールする必要もあるし,面倒極まりない。QRコードでも表示しておいてインターネットにアクセスしてその場で支払えば済むのではなかろうか?
このように,アメリカの都会を車で旅すると,駐車場探しがいつも問題となるのだ。



