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 今から3年前,2018年の段階で,アメリカで私がそれまでに行きたくても行くことができていなかったところは,いくつかの国立公園と天文台でした。
 しかし,そのころはすでに関心がハワイと南半球のオーストラリアやニュージーランド,ヨーロッパのオーストリアやフィンランドなどに移ってしまっていて,アメリカ本土に行く機会はずいぶんと減っていて,年に1度のペースになっていました。
 数年かけて,そうしたところに行くことにして,まず,2018年はパロマ天文台に行ってみることにしました。そのついでに,ロサンゼルスの北にあるデスバレー国立公園とセコイア国立公園,そして,パロマ天文台に行くついでにサンディエゴで新しくできたボールパークに寄ってくるという計画で旅立ちました。
 その結果,最も行きたかったパロマ天文台だけ臨時に閉鎖されていて行くことができず,というか,入口まで入ったのに中に入れず,それ以外はすべて実現しました。
 今回と次回は,この2018年に行った国立公園の紹介をします。

●デスバレー国立公園(Death Valley National Park)
 デスバレー国立公園は,ぜひ一度は行ってみたいところでした。しかし,ロサンゼルスから決して近くなく,また,異常に気温が高くなるということで,本当に行くことができるのか心配でした。これだけアメリカに行ってずいぶんの距離を走っているのに,歳をとって次第におっくうになってきたからです。
 ともかく,ロサンゼルスから北に走って,途中でモーテルに泊まり,夜,明日はどうしようかずいぶんと考えた結果,早朝,暑くなる前に行ってみることにしたというのは,これまで何度も書きました。
 デスバレー国立公園についてはすでに多くのことを書いたので,ここでは,そのときに紹介できなかった写真を載せることにします。中でも最後の写真は車の計器に表示された外の気温です。華氏112度というのは摂氏44度です。
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 デスバレー国立公園に行った印象としては,これほどの広大な荒れ地が延々と続いていることに衝撃をうけたこと,そして,はやり,ここは地の果てだということ,さらには,どうしてこんなところに多くの人がやって来て,しかも,住んでいる人までいるのか,ということでした。
 私は,今でも,アメリカという国を測りかねているというのが正直なところです。
 つまり,アメリカという国がよくわからないわけです。
 というのも,このごろは,日ごろ,日本のテレビ番組はめったに見なくなって,もっぱらアメリカのニュース番組やドラマばかりになっているのですが,CNNなどで知るその姿は,アフガニスタンで苦労する姿や新型コロナウィルスでずいぶん多くの感染者がでている姿と,それとはまったく別の世界で,日々を楽しんでいる人たちの姿があるからです。
 日本は,何か問題があれば,すべてがそのこと一色に染まってしまい,明日にも世界が滅ぶみたいな雰囲気になるのですが,それとはまったく違うのです。


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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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