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2020年は,コロナ禍がはじまる前に予約してあった旅行や,すでに購入してあったコンサートなどがあったことと,海外からの旅行者がいなくなったのを幸いにこれが好機と出かけては春の桜や秋の紅葉を楽しんだのですが,2021年は,そうしたこともなく,また,飽きてしまって,要するに,何もイベントもない1年となりました。10月に富士山麓から木曽路へドライブしたことと12月に紀伊半島を1周したことが唯一の旅行らしい旅行でした。
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それまでの私は,海外旅行とクラシックのコンサートと星見を楽しみに過ごしていました。
しかし,海外旅行はまったく行くことができなくなりました。
クラシックのコンサートは2,3回行ってみたのですが,これまでにも書いたように,以前のように楽しくなくなってしまいました。
星見の楽しみは今も変わりませんが,天気が悪いと行くことができないので,それが欠点です。
それよりもむしろ,2021年は,これまでの私の楽しみを,一旦立ち止まって考えるよい時間になりました。
それは,これまでにやりたかったこと,行きたかったところ,そのほとんどを成しえていたことが幸いして,落ち着いてそれらを振り返ることができたのでよしとするのですが,その結果,この先,再び,以前のようにさまざなことができるようになったとしたら,そのとき改めて何をするかということがだんだんとわかってきました。ただ,残された時間が少ないのだけが心配です。
まあ,過去を振り返っても詮ないだけなので,前向きに生きましょう。
さて,2022年は果たしてどんな年になるのでしょうか。
ひとついえるのは,新しい年に社会がまた2021年の愚を繰り返すようだったら,人間は大したことないということです。
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月と火星とアンタレス。
2022年元日,初日の出前の東の空。
月齢27.5の月と火星とアンタレスが幻想的でした。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは