小さな「おいしい山形空港」でした。まるで,アメリカの小さな町の空港のよう。
私にはモンタナ州ビュートの空港ほどに思えましたが,多くの人はビュートなんていっても知らないだろうから,これではたとえになっていませんな。しかも,山形県自体もまた,私の大好きなモンタナ州みたいなところでした。
私は,こうして空港でレンタカーを借りて自由気ままに旅をするのはアメリカでは慣れているのですが,日本ではまれなので,どうしてもアメリカと比べてしまいます。
人混みの嫌いな私にはストレスのないすばらしい旅になりそうな予感がしました。
空港内にレンタカー会社のカウンタがありました。私が借りたのはオリックスレンタカーでした。理由は安かったことで,たいして期待もしていなかったのですが,ほぼ新車でした。新型コロナワクチン3回接種だと1,000円分のQUOカードがもらえました。ワクチン接種証明がはじめて役立ちました。
いよいよ出発です。

私がこの旅で行きたかったのは天童市と立石寺だったので,まずはそのふたつの場所をめざすことにしました。また,今回2泊するのは山形駅近くの東横インだったのですが,これもまた安かったから選んだだけのことで,私は,その位置関係すら知りませんでした。まあ,「おいしい山形空港」を使うのだから,山形市のホテルなら便利だろうと,それだけでした。
ところが,「おいしい山形空港」から山形市までは意外と遠く,その間に天童市と立石寺があるのには驚きました。ということで,まず,天童市に行くことにしましたが,天童市の町中にはすぐに到着しました。
天童市内を走っていると,いろんなところで将棋の駒の形をした看板があったりして,将棋が町おこしをしている様がよくわかりました。
とにかく,どこかに車を停めなければならないのですが,天童市将棋資料館という道路標示を目当てに適当に走っていくと,JR天童駅に着きました。天童市将棋資料館はJR天童駅にあるのでした。
駅の右手に駐車場があって,1時間無料だったので,そこに車を停めました。

ホームページには次のようにあります。
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天童市将棋資料館は,全国の将棋の9割以上を生産する将棋のまち天童のシンボルとして1992年にオープンしました。小さな将棋駒には大きな歴史とロマンと伝統と技術が息づいています。伝統の技と将棋のルーツ,将棋の歴史,天童がなぜ将棋駒のまちになったのか,人間将棋の開催,タイトル戦の歴史を学ぶことができる資料館です。
天童将棋駒は平成8年国の伝統的工芸品の指定を受けています。
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日本のこういった博物館は,アメリカのそれとは違って,概して期待はずれに終わるものですが,天童市将棋資料館はなかなかのものでした。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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