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現在,アメリカMLBでは地区シリーズの真っ最中。テレビを見ていると,すっかり正常になったアメリカがあって満員の観客が大声を出して応援しています。私もそれを見て楽しんでいて,気分はすっかり3年前の状態に戻っています。
私は,散歩などで外に出るのも,まだ暗い明け方か日が沈むころ。そして,お昼間にどこかに行くにもほとんど自家用車なので,すっかり忘れているのですが,たまにモールなどに行ったとき,日本では未だにぐだぐだとコロナコロナ,マスクマスクなどといっていることを思いだして,相変らずおバカな国だこととあきれています。何事もやったふりの日本らしき社会現象です。これは,学校の宿題を答えを丸写しして提出しても何も力がついていない生徒のようなものですが,子供のころからそんな教育を是として受けてきた成果でしょう。
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そもそもマスクをしていても呼吸ができるということ自体,マスクの網目はスカスカで意味がないのは明らかですが,実際,網目の大きさはウイルスの200倍もあります。ウィルスを遮断するようなマスクをしたら窒息死することでしょう。
マスクは今や通行手形と揶揄されているように,お店に入るときの儀式です。いい加減なアルコール消毒も誤差だらけの体温測定も同様です。すべてやったふりです。むしろ顎マスクなんて,顎についた細菌をマスクが拭って今度はそれを口に加えるのだから危険以外の何ものでもありません。
私は生まれて以来,インフルエンザにもコロナにもかかったことはありません。風邪すらひいたことはありません。大切なのはこまめな着るものの調整と毎朝の体温測定と食事前の手洗い,そして,抵抗力をつけることです。このところの冷え込みで,巷ではすでにゴホゴホやっている人がいますが,よほど自己管理がなっていないのでしょう。
さて,そんな余談はこれまでにして,今日は,久しぶりにお星さまの話題です。
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これほど晴れないのか,と思うような夏が過ぎました。ただし,明るい彗星もなく,特に見たいという天体現象もなかったことと,ほかにやりたいことがたくさんあったことで,まったく残念でもなく,星見にも行かず,気がつけば秋になっていました。
10月14日早朝,起床してカーテンを開けて外を見たら,久しぶりに星が輝いていました。この時期の明け方の南の空はオリオン座とおおいぬ座が見えます。ということで,思い出したのが「シリウスB」でした。
以前書いたことがありますが
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シリウスは,約マイナス1.4等級の主星「シリウスA」と約8等級の伴星「シリウスB」からなる実視連星です。「シリウスB」 は約50年周期で「シリウスA」の周囲を回っていて,ふたつの星の間隔が変化します。現在,「シリウスB」は「シリウスA」から最も離れて見える時期で観察好機となっています。
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ということで,前回うまくいかなかったので,再び挑戦してみたのが今日の写真です。
シリウス周辺の星図があったので,同じスケールで並べてみましたが,「シリウスB」が写っているのやらいないのやら…。いずれにしても「シリウスA」が大きく写りすぎています。
このように,私の持っている望遠鏡の口径が76ミリメートルと小さいので,なかなかうまく行きませんが,見えないなら見えないということがわかるのも意味があると思って,勝手に楽しんでいます。また工夫して挑戦してみます。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは