かずら橋を渡ること,ホビートレインに乗ること,そして,素朴な温泉宿で温泉と和食を賞味すること,という私の高知旅の目的は,天気がよく,すべて達成することができました。だから,これで大満足だったはずなのです。
それなのに,最後の最後に,せっかく,さくらサーカスを見る機会があったのに,それを逸してしまったこと,そして,クーポンの亡霊に悩まされて,昼食を食べ損ねたことだけが残念でした。
しかし,旅というのは,楽しかったことはすぐに忘れてしまい,往々にして,こういうことだけが記憶に残るのです。
この齢になると,「いつかは」と考えるよりも,思い立ったときにそれをする,ということがとても大切なのです。「いつかは」はありません。私がこのブログのテーマとしている「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」,つまり「人はしなかったことだけを後悔する」というように,できたことよりもできなかったことがあとあとまで残ってしまうのです。そんなわけで,帰宅後,近々,今度は日帰りで高知へ行って,さくらサーカスを見てくることにして,さっそく航空券とサーカスのチケットを予約しました。
そのことはいずれまた。
高知龍馬空港に着いて,レンタカーを返却しました。返却したその車に今度は乗せられて,空港まで送ってもらいました。
この日,私は,変な時間に昼食を食べてしまったものだから,何か軽いものを夕食代わりに食べることにして,空港の売店でサンドウィッチを買いました。
キチンと予定を立てていたのなら,ホビートレインに乗って,そのあと,窪川の町の小さなレストランでゆったりと昼食をとり,それから桂浜へ行ってさくらサーカス見て,空港で夕食をとる,という旅ができたのですが,それはまあ,そんな情報を手に入れることが簡単にはできないので,無理な話でした。
ともかく,いくらガイドブックがあろうと,ネットで多くの情報が探せようと,実際を知るには行ってみるほうがずっと早いのです。
この時期はもう日が沈むのが早く,午後7時に飛行機が離陸したときはすっかり真っ暗でした。
予定通り,県営名古屋空港に到着して,この旅は終了しました。
いろいろあったけれど,だからこそまた,旅はいいものです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは







