お昼近くになったので,園内で昼食を,と考えました。
こうした施設に,気が利いたレストランがあれば助かりますが,それがなかなか難しく,とても混雑していたり,中には,全くないようなところもあります。
案内図を見ると,高知県立牧野植物園には,正門から入った本館にカフェがあるようだったので,行ってみたのですが,そこでは食事はできませんでした。聞いてみると,中門から入ったところに植物研究交流センターという建物があって,そこに,お土産屋さんとレストランがあるということだったので,行ってみました。そして,そこにあったのが「C.L.GARDEN」というレストランでした。
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子どものころに憧れた木の上の小屋のようなレストラン。
シェフ自慢,ココット(鋳物ホーロー鍋)のハンバーグランチや,ふもとの市場で仕入れたお魚ランチなど旬の野菜をふんだんに使った地産地消の洋食メニューをご提供します。
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というのが,ネットでの紹介ですが,幸運なことに座席が空いていたので,中に入りました。
注文したのは「ふもとの市場で仕入れたお魚ランチ-アクアパッツァ」というのもでした。
「アクアパッツァ」(acqua pazza)というのは,魚介類をトマトとオリーブオイルなどとともに煮込んだナポリ料理です。アクアパッツァは,ナポリ地方の漁師達が魚介類を海水を加えた上でトマトオリーブオイルと共にソテーして作っていた料理が起源だといわれています。
昼食を終え,満足して,高知県立牧野植物園を後にすることにして,お名残惜しく,最後に,牧野富太郎記念館の前にあった「スエコザサ」を見にいきました。
先日行った東京の牧野記念庭園では,牧野富太郎博士の像がスエコザサに囲まれていたのですが,ここでは,これもまた,先日行った谷中霊園の牧野富太郎博士のお墓のとなりにあった妻・壽衛さんの墓に刻まれていた
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家守りし妻の恵みやわが学び
世の中のあらん限りやすゑ子笹
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と同じ句のかかれたプレートとともに「スエコザサ」がありました。
なお,「らんまん」では,最終回に「スエコザサ」が記載された「牧野植物図鑑」が出てきますが,実際の「牧野植物図鑑」には「スエコザサ」はありません。それは,「スエコザサ」は新種ではなく「アズマザサ」(Sasaella ramosa Makino)の変種とわかったからですが,それでも,現在,学名は「Sasaella ramosa(Makino) Makino var.suwekoana (Makino)Sad.Suzuki」となっていて,壽衛さんの名前は残っています。
これで,高知県立牧野植物園の見学を終えました。
高知県立牧野植物園は期待以上のところでした。また,今のようなブームが去って,もっと人が少なくなったら来てみたいと思いました。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは









