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「らんまん」で主人公の万太郎が天狗に出会った場所が横倉山の杉原神社です。
かなり山奥なので,行くのが大変だと思っていたのですが,地図で見ると,佐川の町から近く,また,杉原神社の近くまで車で行くことができるようでした。ところが,国道33号線を走っていっても,意外に遠いのです。それでも,なんとか横倉山自然の森博物館という道路標示を見つけたので,標示に従って,国道33号線からはずれて走っていくと,次第に山の中に入っていきました。そこに横倉山自然の森博物館が忽然と現れました。
ずいぶんと手前に駐車場があったのですがやり過ごし,さらに行くと,博物館横に再び駐車場があったので,車を停めることにしました。駐車場にあったのは1台のバスだけでした。どうやら,中学生の団体さんのようで,嫌な予感がしましたが,ちょうど帰るところでした。
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横倉山自然の森博物館は,県内唯一の安藤忠雄氏の建築。
日本植物学の父,牧野富太郎博士の重要な研究フィールドでもあり,博士の書いた植物画や,横倉山で発見された化石などを見て学ぶことができる。
3階では,アニメ映画「竜とそばかすの姫」の巨大フィギアと,映画の舞台のモデルとなった越知町や仁淀川流域のパネルも展示中。
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という味もそっけもない案内がウェブサイトにありました。
私は,「らんまん」で出てきた杉原神社あたりに行きたかっただけだったのですが,せっかく来たのだからと横倉山自然の森博物館に入りました。横倉山自然の森博物館は結構見ごたえがありました。また,牧野富太郎博士にちなんだ企画展をやっていたので,十分堪能できました。牧野富太郎博士にちなんだ企画展では,牧野富太郎博士と妻・寿衛さんの写真があって,ドラマとダブって,ちょっと感動しました。

横倉山自然の森博物館にあった横倉山についての展示によると
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横倉山は赤道近くのサンゴ礁を伴う小さな大陸だったところで,4億5,000万年前の「コノドント」(Conodont)とよばれる化石や,クサリサンゴ,三葉虫といった多くの化石が発見されています。
「コノドント」は、カンブリア紀初めから三畳紀の終わりごろ,つまり,6億年前から1億8,000万年前の岩石に含まれている化石で、19世紀にロシアで発見されました。 大きさは1ミリメートルにも満たない小ささで、クシの歯やヤギの角に似た形をしていたため、発見者は魚の歯が化石になったものだろうと考えました。また,横倉山には樹齢数百年のアカガシの原生林や世界的にも珍しい「コオロギラン」(Stigmatodactylus sikokianus)など,さまざまな植物が自生しているので,牧野富太郎博士の研究のフィールドでした。
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ということでした。

史実では,1185年(文治元年)に壇ノ浦の戦いで入水した81代安徳天皇ですが,実は,難を逃れ,横倉山に落ち延び,病によってこの地で1200年(正治2年)に23歳で亡くなったという伝説があって,それに触れられた展示もありました。
そういえば,先日行った徳島県の祖谷(いや)にも,壇ノ浦で亡くなった安徳天皇や平国盛,時子たちは実は影武者で,祖谷の地に逃げ延びたという,「もうひとつの平家物語」とよばれる逸話が伝わっていると知りました。このように,四国では安徳天皇がお好きなようなのですが,こうもあちらこちらに安徳天皇が出没していては,本人の身がもちませんし,成仏もできないことだなあ,と私は思いました。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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