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【Summary】
Feeling cooped up after a cold winter and too many autumn travels, I decided to step outside for a change. Since many places close on Mondays and the weather was gloomy, I visited the SCMAGLEV and Railway Park at Kinjo-Futo, expecting it to be quiet. The visit brought back memories of the 100 Series Shinkansen dining car, evoking the joy of leisurely train journeys, now a rarity in an age of speed-focused travel.

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 2025年1月6日。正月明け,雨の月曜日です。
 この冬は寒すぎ,また,秋に旅行をし過ぎたためか,気力が失せてしまい,すっかりお籠り状態で数週間を過ごしてしまいました。しかし,いつまでもこれではいかん,ということで,外出することにしました。とりあえず,今日はリハビリ?です。
 とはいえ,月曜日がお休み,というところも多く,また,この天候では,屋内でなければ,どうにもなりません。そこで思いついたのが,名古屋港の金城ふ頭にあるリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜でした。ここは,月曜日も開館しているのです。おまけに,この悪条件なら,きっと空いているだろうと期待しました。
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 リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜(SCMAGLEV and Railway Park)は,JR東海が2011年(平成23年)に名古屋市港区金城ふ頭に開館した鉄道に関する事物を展示する鉄道保存展示施設です。
 高速鉄道技術の進歩などを広く紹介することを目的とし、以下の3点をコンセプトとしている[4]。 ①高速鉄道技術の進歩の紹介 ②鉄道が社会に与えた影響について学習する場を提供 ②楽しく遊べるよう模型などを活用しバリアフリーを徹底した設備 をコンセプトとしています。
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 開館したころに,1度行ったことがあるのですが,それからずいぶんと時が経ち,私の記憶では,以前は駐車場があったように思うのですが,今回行ってみて,周りの様子がずいぶんと変わっていました。駐車場はなく,少し離れた名古屋市営の駐車場に車を停める必要がありましたが,ずっと通路には屋根があって,傘は必要がありませんでした。

 到着したのが午前12時ころだったので,まず,食事をとることにしました。
 2階に売店があって,駅弁を売っていたので,東海道新幹線弁当というものを買いました。おいしい弁当でした。
 それから館内をまわったのですが,私がもっとも懐かしかったのが,100系系新幹線の食堂車でした。今から30年以上前の東海道新幹線は,2階が食堂車,1階がビュフェという車両がありました。名古屋駅で乗車して,座席には向かわず,いきなり食堂車に行って,朝食を食べ,コーヒーを飲み終わるころに京都駅に到着するのです。これが,旅の中で一番楽しかったような…。
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 100系の最大の特徴は中間に2階建て車両が連結されていることでした。2階部分は,車両によってグリーン車もしくは食堂車でした。
 東海道新幹線は,食堂車ではなくビュフェではじまりましたが,山陽新幹線が全通したとき,食堂車が連結されるようになりました。2階のない0系では食堂車の端に通路があったので狭かったのですが,100系では2階建て車両の利点を活かして車両間を行き来するための通路を階下にすることで食堂車が広く,利用者は通路を歩く乗客と目が合うことがなくなりました。食堂車へ行く階段を上るとき,踊り場には、国鉄歴代の車両側面をデザインした壁があって,それも魅力的でした。
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 今は,車内販売すらなくなってしまって,列車での旅を楽しむことはできなくなってしまいました。
 仕事でとにかく早く現地に到着する必要があるのならともかく,旅の楽しみは,こうした列車での往復にもあるのです。と考えると,この先,リニア新幹線ができると,さらに,列車での旅を楽しむなとどいうことは夢物語になってしまうことでしょう。まあ,私には,そんな未来のことは関係ないのですが…。
 リニア・鉄道館,昔の旅を思い出す楽しい時間でした。

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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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