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【Summary】
At the NHK Symphony Orchestra’s October 24, 2025 concert, the true focus was 98-year-old conductor Herbert Blomstedt, whose appearance and leadership were deeply moving. Together with pianist Leif Ove Andsnes, he led an all-Brahms program, including the Piano Concerto No. 2 and Symphony No. 3, performed with dignity and emotional depth.

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 2025年10月24日,NHK交響楽団第2047回定期公演Cプログラムを聴きました。
 曲目は,ブラームスのピアノ協奏曲第2番と交響曲第3番で,指揮はヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)さん,ピアノはレイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)さんでした。
 プログラムによると,聴きどころは
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 今回はピアノ協奏曲第2番と交響曲第3番というオール・ブラームス・プログラム。
 オーケストレーションは保守的と言われがちなブラームスだが,どちらも決してべったりと塗りつぶされた単色の世界ではないとすぐに気がつくはずだ。派手さは確かにないかもしれない。だが,明暗や濃淡の繊細な変化に満ちたその音楽には,独特の色調があり,じつに味わい深い。
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ということでしたが,何はともあれ,最大の聴きどころは,98歳になる指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットさんがどう指揮をするか,でした。
 ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスさんは
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 1970年ノルウェーのカルメイ生まれ。
 50以上の録音をリリースし,グラミー賞に11回ノミネート。2011年に行われた1707回定期公演でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番をヘルベルト・ブロムシュテットさんと共演しました。
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というピアニストです。

 NHK交響楽団,毎年10月の定期公演の指揮がヘルベルト・ブロムシュテットさん,というのがこのところの恒例ですが,これは,2020年からのことです。しかし,2020年はコロナ禍で来日ががなわず,翌年2021年が実質上はじめでした。2021年はすでに95歳でしたが,立って指揮をするほど元気でした。翌年の2022年は,来日直前に足を痛め,来日が危ぶまれました。それでもなんとか来日がかないましたが,さすがに立って指揮をすることはできませんでした。このとき異様な雰囲気ではじまったAプログラムで演奏したマーラーの交響曲第9番は,まさに神話でした。曲の終了後の長い静寂は感動ものでした。
 2023年は体調が悪く来日がかなわなかったのですが,2024年の公演は実現しました。そして,今年2025年です。2024年は,コンサートマスターに付き添われてステージに登場したのですが,今年は歩行器をつかっての登場でした。外見では,昨年よりも体調がよい感じでした。
 ヘルベルト・ブロムシュテットさんは,ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と並び,ブラームスの交響曲第3番がお気に入りのようで,たびたび取り上げています。前回取り上げたのはは2019年11月のAプログラムで,このときの演奏は,すばらしいものでした。何と,定期公演なのに,カーテンコールの途中で,突然,アンコールがはじまり,第3楽章が演奏されました。これがすごいものでした。
 では,今回は…。

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