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【Summary】
Ravel’s Daphnis et Chloé was performed complete, its shimmering “Dawn” and exuberant final dance creating a dreamlike atmosphere with wordless chorus. Though musically superb, the concert started the second half very late, stretching the evening and diminishing the audience’s ability to enjoy the post-concert mood at NHK Hall.

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 後半はバレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)です。
●バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
 「ダフニスとクロエ」は,ラヴェルがロシア・バレエ団を率いるセルゲイ・ディアギレフの依頼を受けて作曲したバレエ音楽です。
 1909年,ラヴェルはバレエ・ダンサー兼振付師のミハイル・フォーキンが3世紀ごろのギリシアの作家ロンゴスの叙情詩を基に書いた台本によるバレエ「ダフニスとクロエ」に着手しました。しかし,作曲は難航し,初演は1912年にようやく行われました。
 全体は1幕3部からなります。
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第1部 パンの神(牧神パン)とニンフの祭壇の前
 若い男女が祭壇に供え物をして礼拝していると,羊飼いのダフニスとクロエが登場します。
 牛飼いのドルコンがクロエに言い寄り,ダフニスは嫉妬します。ダフニスとドルコンは踊りで勝負し,勝った方がクロエの接吻を受けることにします。
 ドルコンのぎこちない踊りに対し,優しく軽やかに踊るダフニス。彼はクロエから約束の熱い接吻を受けて恍惚となります。しかし,その後,海賊が来襲し,クロエはさらわれてしまいます。
 それを知って絶望するダフニス。そこに3人のニンフが現れて倒れているダフニスに気づき,彼を蘇生させ,パンの神に祈らせる。すると,パンの神が姿を現わします。
第2部 海賊ブリュアクシスの陣営
 海賊の首領の前に連れて来られたクロエは,踊りながら脱出の機会をうかがうのですが失敗し,あわやというところで,突然パンの神の巨大な幻影が現れ,海賊たちは逃げ去ってしまいます。
第3部 祭壇の前
 ダフニスとクロエの感動的な再会となります。
 老羊飼いが,パンの神はかつて愛したシリンクスの思い出ゆえに,クロエを助けたのだと説明します。祭壇の前でふたりは愛を誓い,パンの神とニンフを讃えて熱狂的に踊ります。
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 第3部の冒頭に登場する「夜明け」(Lever du jour)は,ヴェルのオーケストレーションの妙が光り,朝もやの中で少しずつ光が差し込むような音の移ろいが水面に反射する光のように繊細で美しく,フルートやハープ,弦のさざ波のような響きがします。また,フィナーレを飾る「全員の踊り」(Danse générale)は,エネルギーが爆発するようなリズムと色彩感が魅力で,ラヴェルが「舞踏交響曲」とよんだように,音楽が踊ります。また,今回は合唱がついていましたが,この作品では,歌詞のない合唱を楽器のように使い,音の霧のように幻想的な雰囲気を作り出す役割を果たしました。
 このように,夢の中にいるような時間となりました。

 演奏会自体はよかったのですが,60分に及ぶ大曲なのに,後半のはじまりが遅すぎたのです。休憩時間が30分以上あって,会場にすべての観客が座って待っているのに,なかなかはじまりません。前半が終わったのが午後7時35分ごろで,後半が始動しはじめたのが午後8時10分ごろ。それから合唱団,そしてオーケストラがステージ上いっぱいに入りはじめました。
 そして,やっと曲が終わったのが午後9時10分ごろでした。何かアクシデントがあったのか,と思いました。
 これまでも,シャルル・デュトワさんが指揮をするときは,はじまりが遅かったり,演奏会自体が長かったり,そんなことが頻繁にありました。今はFMでの生放送がなくなったので心配はないのですが,もし,生放送があったら,とても番組枠に入りません。多くの観客は,カーテンコールもそこそこに,演奏会の余韻を楽しむでもなく,足早に会場を後にしました。
 演奏会に足を運ぶというのは,会場に来るときから,曲の終了後の余韻までが楽しくなくては,と私は思うのですが,そもそも,NHKホールは,終了後に騒音だらけの代々木公園を横切るだけでもそれまでの雰囲気がぶち壊しなのに,演奏会自体が長引いて,余韻を楽しむことすらできないようではいただけません。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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