IMG_9219IMG_9221

【Summary】
I attended the NHK Symphony Orchestra’s concert in Toyota on November 23, 2025. Payare conducted a compelling program of Schumann, Mozart, and Strauss. Ax performed the Mozart concerto with refinement, and concertmaster Nagahara delivered impressive solos in Ein Heldenleben. It was a satisfying substitute for missing Nagoya performances.

######
 NHK交響楽団がここ数年名古屋公演を行っていません。定期会員が上席を抑えてしまっている東京の定期公演にくらべて,席がとりやすいので,私は重宝していたのですが,残念です。
 名古屋公演を行わない,あるいは,行えない理由が定かでないのですが,AIによると
  ・・・・・・
 明確な理由は,公開された情報からは確認できませんでした。ただし,いくつかの背景が考えられます。
●地域公演の分散化
  NHK交響楽団は全国各地で公演を行っていますが,愛知県内では名古屋市内ではなく,例えば豊田市など県内の他の都市で公演が予定されることがあります。これは,愛知県内での聴衆の需要や会場の利用可能性を考慮した結果かもしれません。
●他のオーケストラとの兼ね合い
 名古屋市には,東海地方を代表するプロ・オーケストラとして名古屋フィルハーモニー交響楽団が存在し,活発に活動しています。NHK交響楽団の名古屋公演が少ないのは,地域に根ざした名古屋フィルハーモニー交響楽団の活動とのバランスや,興行的な調整の結果である可能性も考えられます。
●会場のスケジュール調整
 名古屋市内の主要なコンサートホール(愛知県芸術劇場コンサートホールなど)は人気が高く,国内外の様々な公演でスケジュールが埋まっています。
 NHK交響楽団の希望する日程と会場側の空き状況が合わない可能性もあります。
  ・・
 結論として,特定のトラブルや名古屋を避けているといった事情ではなく,全国ツアーのスケジュール編成や興行的な判断,地域との調整の結果として,たまたまここ数年名古屋市内での公演が実現していないと考えられます。
  ・・・・・・
 果たして,真相はいかに? 私は,会場の確保ができない,というのが理由だと思います。

 という次第ですが,2025年11月23日,豊田市民文化会館でNHK交響楽団の公演があったので,行ってきました。曲目は,シューマンの「マンフレッド」(Manfred) 序曲,モーツァルトのピアノ協奏曲第25番,R・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」でした。これは,11月の定期公演Bプログラムをそのままもってきたもので,地方公演にはとてもふさわしい曲目でしょう。
 「英雄の生涯」では,コンサートマスターのソロが圧巻で,聴きごたえがあります。私は,先日,京都市交響楽団で,コンサートマスターを務めた会田莉凡さんに圧倒されたので,これが一番の楽しみでした。今回のコンサートマスターは,長原幸太さんでした。
 指揮はラファエル・パヤーレ(Rafael Payare)さんで,私はおそらくはじめてでした。調べてみると,5年前の2020年2月のCプログラムで,オールショスタコービッチプログラムを指揮したことがあるようです。
  ・・・・・・
 ラファエル・パヤーレさんは1980年にベネズエラのプエルト・ラ・クルス(Puerto La Cruz=十字架の港)で生まれた指揮者で,情熱とダイナミズムにあふれた音楽づくりで世界的に注目されている存在です。もともとはフレンチ・ホルン奏者で,シモン・ボリバル交響楽団の首席奏者として活躍。2004年から指揮の道へ進みました。
 現在はモントリオール交響楽団とサンディエゴ交響楽団の音楽監督を務め,後期ロマン派の作品,特に,R・シュトラウスやマーラーを得意としています。
 演奏はエネルギッシュで,細部まで緻密に作り込まれ,聴く人を引き込みます。
  ・・・・・・
 そして,ピアノはエマニュエル・アックス(Emanuel Ax)さん。こちらもまたはじめてかも。
  ・・・・・・
 エマニュエル・アックスさんは,詩的で知的な深みを持つピアニストとして世界的に高く評価されています。1949年に,現在のウクライナのリヴィウで生まれ,ユダヤ系ポーランド人の家庭で育ちました。6歳でピアノをはじめ,1974年のルービンシュタイン国際ピアノコンクールでの優勝をきっかけに国際的なキャリアが花開きました。
 演奏は繊細なニュアンスと温かみのある音色が特徴で,バッハから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っています。特に,ベートーヴェンやブラームス、ハイドンの作品での解釈は,知的でありながら感情豊かで聴く人を魅了します。
  ・・・・・・
 さて,どんな演奏会になったでしょうか。

1123NHK交響楽団_omote-848x1200


◇◇◇


◆◆◆
「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

◆◆◆
過去のブログの一覧は ここ をクリックすると見ることができます。