【Summary】
On February 6, 2026, I attended Naoko Kanazawa’s viola recital at HITOMI Hall in Nagoya, featuring 20th-century British works. With pianist Minatsu Kanazawa, she performed refined and powerful pieces, highlighted by Rebecca Clarke’s impressive Viola Sonata, in the hall’s intimate and engaging atmosphere.
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2026年2月6日,名古屋市のHITOMIホールで,「叶澤尚子ヴィオラリサイタル ~20世紀に生まれたイギリスのヴィオラ作品を集めて~」が行われたので,聴いてきました。
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ある日,いつも一緒に演奏してくれるピアニストの金澤みなつさんから「レベッカ・クラークのソナタ弾かないの?」という一言。思えばヴィオラの名曲にも関わらず今まで機会がなく演奏したことがありませんでした。
イギリスの作曲家レベッカ・クラークといえば,女性ヴィオラ奏者として大きな歴史を切り拓いた人物。そのドラマティックな人生に敬意を称してこの度プログラムのメインとすることにしました。レベッカ・クラークの作品と,同じ時代にイギリスに生きた作曲家たちの素晴らしい名曲たちをお届けいたします。
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出演は,叶澤尚子さんのヴィオラ,金澤みなつさんのピアノ。
プログラムは,ヴォーン・ウィリアムズ(Vaughan Williams)のグリーンスリーヴスによる幻想曲 ( Fantasia on Greensleeves),レベッカ・クラーク(Rebecca Clarke)の古いイギリスの調べによるパッサカリア(Passacaglia on An Old English Tune),エドウィン・ヨーク・ボウエン(Edwin York Bowen)の幻想曲 (Phantasy…intermission…),フランク・ブリッジ(Frank Bridge)のヴィオラとピアノのための4つの小品(Four Pieces for Viola and Piano),レベッカ・クラーク(Rebecca Clarke)のヴィオラソナタ(Sonata for viola and piano)。すべて私にははじめての曲でしたが,グリーンスリーヴスによる幻想曲はなじみのあるグリーンスリーヴスのメロディが流れて,こころが洗われました。
アンコールはエルガーの「夜の歌」でした。
先日,叶澤尚子さんがヴィオラの曲は少ない,と話していましたが,何の何の,すばらしい曲があるものだなあ,と思いました。イギリスの曲は品があります。そして,こころが豊かになるとともに,何か誇らしくなります。なかでも,最後に演奏したヴィオラソナタは圧巻でした。力強さとユニークさが加わりました。
HITOMIホールは,コンタクトレンズ「メニコン」のANNEX内にある110席規模の小さな多目的ホールで,室内楽やリサイタルに向いた「親密さ」が魅力の空間です。
コンセプトは「視ることから広がる感動を共有する」多目的ホール。
こうした大きさのホールで室内楽を聴くのはとても楽しいものです。名古屋にも,HITOMIホール以外にも,宗次ホール,再生した三井住友海上しらかわホールなどがあって,身近に音楽を楽しむことができます。いいものです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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