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【Summary】
After visiting Shirakawa Komine Castle, Nanko, and Shirakawa Barrier, I drove toward Nasu Highlands. The place I had imagined since childhood felt less mysterious in reality. Later, I stayed at a quiet hot spring inn, rich in Izumi Shikibu legends, and enjoyed peaceful bathing at night.

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白河小峰城,南湖,白河の関と観光をしたので,そのあとは今日の宿泊先である「式部のやかた井筒屋」へ行くばかりでしたが,まだ時間が早かったので,那須高原のあたりまでドライブすることにしました。
何度も書いているように,この辺りの場所は,私には,子供のころから藤井旭さんが「月刊天文ガイド」のさまざま記事に書かれていた場所ということで,謎に包まれていました。だからこそ,ずっと憧れのところでしたが,今回行ってみて,その謎が解けました。
那須高原,那須連峰というところは,私には,ヒマラヤのようなところでした。遠くに雪を被った山並みが見えて,そこに銀色のドームが輝いている… ,そして,夜になると満天の星。いったいどういうところなのだろうと思っていました。
歳をとって,いろんなことを知ると,そうしたときめきは虚像だということもわかりましたが,それはそれで残念な気持ちがしました。

さて,白河の関あたりは,まだ,雪が残っていましたが,那須高原に近づくにつれて,軽井沢や木曽駒高原のような別荘地になりました。おそらく,東京で仕事をしていて,一戸建てに憧れるような裕福な若い人にとって,那須高原は理想の住処なのかもしれません。数年前,東京でJRに乗ると,那須塩原と書かれた分譲住宅のポスターをずいぶんと目にしました。
とはいえ,遊びに行くのならともかく,実際に住むとなると,ずいぶんと不便なところだろうと,今は思いました。私は,夢が覚めたような気持ちになりました。
引き返して,「式部のやかた井筒屋」を目指しました。その途中で,和泉式部の庵跡地にある化粧井を訪れたことはすでに書きました。

やがて,「式部のやかた井筒屋」に到着しました。おもったより大きな旅館でしたが,老朽化否めず,古びていました。ここは猫啼温泉(ねこなきおんせん)というところでした。
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猫啼温泉は,福島県石川郡石川町にある歴史ある温泉地で,私の泊まった「式部のやかた井筒屋」と小さな「西田屋」という2軒の旅館があります。
平安時代の歌人・和泉式部にまつわる伝説が残る,静かな湯治場として知られています。日本でも珍しい放射能泉(ラジウム温泉・ラドン温泉)で,微量の放射線が免疫力を高める「ホルミシス効果」が期待できるとされています。
猫啼温泉がある石川町は和泉式部の生誕地と伝えられていて,周辺には彼女が髪を整えたとされる「櫛上げの石」などの史跡が点在します。また,京へ上った和泉式部を慕って鳴き続けた愛猫が,この地の霊泉に浸かって病を治したという伝説から猫啼と名づけられました。
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昨年行った山口県の湯野温泉,先日行った九十九里浜の白子温泉など,規模が小さく,2,3軒ほどの旅館しかないところがけっこうある,ということを旅をしていて知りました。規模が大きく巨大な旅館が何軒もあって,しかも,その多くが廃墟と化している温泉郷が話題となりますが,こうした規模が小さな温泉はどこも魅力的です。私は,こうした小さな温泉のほうを好みますが,探し出すのに苦労をします。
猫啼温泉は,私には「西田屋」さんのほうが私の趣向にあうように思うのですが,今回は「式部のやかた井筒屋」さんに宿泊したからこそ,和泉式部ゆかりの場所だということを知ったわけです。
食事も温泉も申し分なく,温泉は一晩中入ることができるということだったので,だれもいない深夜にのんびりと味わうことができました。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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