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私がボストンに行ったのは2013年夏のことですが,本当に楽しい旅でした。ただし,もう2,3年遅かったら,もっとアメリカのことを知っていて,さらにいろいろなことができただろうと思うですが,それは仕方がないことです。それよりも,この旅でずいぶん多くのアメリカの歴史や文化に触れることができたのは,新鮮だからこそだったのかもしれません。
今日はそのときの旅で特に印象に残っているボストンレッドソックスの本拠地フェンウェイパークの話題です。
ボストンでMLBを見るのは大変で,チケットを入手するのは困難でした。そこで,いち早く日本でチケットを購入していきましたが,失敗だったのは,1ゲームのチケットしか買わなかったことです。実は,私が手に入れたゲームは雨で中止となってしまったのです。この失敗に懲りて,その後は屋根のないところでゲームを見るときには,予備のチケットも購入するようになりました。
しかし,私は幸運でした。
実は,その前日,チケットを持っていないかったのにも関わらず,様子見を兼ねて,フェンウェイパークに行ってみたのです。そして,ボールパーク近くに,日本の金券ショップのようなところを見つけて,ダメもとでこの日のチケットがないか聞いてみたら,当日キャンセルになったチケットを合法的に結構安価に購入することができて,とてもいい席でゲームを見ることが実現したのです。
そんな予定になかった出来事がなかったら,今にしてものすごく後悔していたことでしょう。
ちょうどこのころ,ボストンレッドソックスでは上原浩二投手と田澤純一投手という抑えの2枚看板が売り出したころでした。私が幸運にも手に入れたゲームは負け試合でした。そこで,抑えの2枚看板を見損ねてしまったのです。しかも,投球練習場へ行けばその姿が見れらたものの,そんなことも知らず,私は,せっかくのチャンスだったのに,彼らの姿を見ることができなかったのです。これだけは今でも後悔しています。そのときは,翌日のゲームで見ればいいや,と思っていたのですが,それがかないませんでした。
とはいえ,その話を上原浩二投手にLINEしたら本人から返事が来たし,そんな失敗があったからこそ,その教訓を生かして,その後,ダルビッシュ有投手をはじめとして,多くの日本人メジャーリーガーをアメリカで見ることができたんだから,塞翁が馬だったと,言い聞かせています。
旅というのは罪作りなものです。
それ以前もその後も含めて,MLBのボールパークはずいぶんと行きましたが,そのほとんどは同じような作りであるのに対して,ボストンのフェンウェイパークとシカゴとシカゴのリグレーフィールドはまさに別格でした。ここまで古いと何物にも代えがたいので,新しいボールパークに立て直すこともなく,今でも,改装を繰り返しながら使われています。
私は,ミルウォーキーで,現在のものではなく古いほうのボールパークでゲームを見たことがあるのですが,そこは単に古いだけのところでした。今では,新しいボールパークができて,壊されました。ボストンとシカゴはそうではなく,古さというより,伝統の重みというか,まさにレジエンドという言葉がぴったりのところだったのです。こういう感動は,行ってみなければ味わえません。
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NHK「あさイチ」に石田組登場
紅白歌合戦に出場して
石川さゆりさんのバックで演奏したいそうです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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