【Summary】
Over 45 years and 28 U.S. trips, I traveled freely, following my interests rather than a strict plan. Changing times and personal choices shaped a fulfilling life, despite differing values from others.
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5年ぶりのアメリカ,6年ぶりのロサンゼルス旅行から帰国しました。私は,これで,45年間で28回,アメリカ旅行を楽しんだことになります。1年に何度も往復したこともあったのですが,今ではとてもそのことが信じられません。
今回の旅は,大谷翔平選手を見にいこう,というのが目的でアメリカに出かけたのですが,しばらく行かなかったうちに,私のアメリカへの情熱がすっかり冷めていたので,今回旅をして,それが復活するかどうか,これもまた楽しみでした。もしそうなら,再びアメリカに行こう,と思っていました。しかし,結論は,復活しませんでした。歳のせいでしょうか,それとも…。
それにしても,思えば,私がアメリカ旅行をしていた45年間で,様々な変化がありました。
中でも最も大きな変化はインターネットとスマートフォンの普及でした。今は,以前は手に入れることがとても難しかった情報が簡単に手に入ります。言葉の壁,というものもなくなってきました。
そうした過渡期に旅をすることができたのは,とても幸運なことでした。おそらく,あと10年早く生まれていたら,こんな経験をすることは難しかったに違いありませんし,その反対に,これだけ便利になってしまうと,カルチャーショックもなくなってしまいまい,これから旅をする人は,私のようなときめきを感じることはないでしょう。
今の若い人は,海外に対して,あまりに精神的な距離が近すぎるとともに,昔に比べて,旅行者があまりに多くなり,また,何事も金,金,金の風潮が増して,旅行費用も高くなり,また,空港や航空会社もシステマテックになっていて,オーバーブッキングでアップグレード,といったうれしいハプニングも少なくなり…,というように,非日常を味わう,という旅の楽しみを味わうことができなっているように感じます。
そんな45年間でしたが,同調主義はびこる日本という社会の中で,多くの人にとってこうした楽しい旅をするのは困難なことです。私もそうでした。
このごろ思うのが,私がこうして旅をすることに,当時,いろいろと難癖をつけていた人たちは,今,どんな老後を送っているのかな,ということです。私が45年間に得た多くの苦いあるいは楽しい経験や思い出,国内外で得た友人たち,そうしたものがないからです。まあ,知らぬが仏,なのかもしれませんが…。
当時,いろいろと難癖をつけていた人たちには2種類ありました。
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そのひとつは,私が自由に旅をするのを,本心ではうらやんでいた人たちです。そういう人たちは,金銭的にできない,時間的にできない,言葉ができない,といったいい訳をしていたのですが,そういった人たちの多くは,私の乗っている車の何倍もする車を乗り回していたり,日々飲み歩いていたり,といったお金の使い方をしていました。別にお金をどう使おうか個人の自由なので,それについてとやかくいう気はないのですが,そういった人たちが,お金がないから旅行ができない,というなよ,と思いました。また,一歩踏み出す勇気がないことを言葉の問題にすり替える人たちも多くいました。大学を卒業するまで10年も英語を勉強して,英語ができない,というのは言い訳です。そういう人たちは,日本お得意の「やったふり」で身につく勉強もしないで学生時代を乗り切ってきただけだったのでしょう。
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もうひとつは,現職のころ,仕事こそ命,努力が大切,出世がすべて,という考え方をしていた人たちです。そういう人たちは,自分と異なる価値観で生きる人を異端視し,疎外し否定します。どう生きるか,それもまた,個人の自由なので,私がとやかくいう気はないのですが,私が思っていたのは,そうした人たちが自分の価値観を私に押しつけないでほしい,ということです。退職後の人生をどう過ごすかということを話題にしているYouTubeの番組があります。そこで語られている多くは,歳をとってわかったのは,仕事こそ命,努力が大切,出世がすべて,というのはすべて間違いだった,ということです。まさに,そんな番組で取り上げられる生き方をしてきた人たちです。
とはいえ,私も,計画的に旅をしていたわけでなく,そのときそのときに,一番やりたかったことをしてきただけでしたが,その積み重ねが,結果的に満足できる,まったく後悔のない45年間になりました。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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