しない・させない・させられない

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.

USA50州・MLB30球場・47都道府県を制覇し,南天・皆既日食・オーロラ,空の3大願望を達成した「不良老人」の日記

カテゴリ:「知る」 > 社会を知る

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【Summary】
I now plan shorter trips of one day or one night. I hope to visit Shima’s coastal viewpoint, explore the historic Usui Pass and its railway heritage, and eventually cross the Tsugaru Strait by combining the Seikan Tunnel and a ferry, carefully considering timing and logistics.

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 これまでが,すでに決まっている,1泊,もしくは2泊の旅行の予定でした。
 次は,日帰り,もしくは1泊程度で,行きたいなあと思っているいくつかのところです。
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●志摩
 三重県大紀町の塩浜山村広場(しおはまさんそんひろば)へ行きたいとずっと思っていますが,まだ,実現していません。この広場は,熊野灘と錦港を一望できる高台にあって,特に夕暮れ時の景色は映画のワンシーンのように美しいところだそうです。
 紀勢自動車道の紀勢大内山ICから車で約15分。遠いところではないので,日帰りで行くことができそうなので,近いうちに天気予報と相談して行ってみたいと思っています。
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●蔦の淵
 愛知県奥三河にあるということですが,これまで知りませんでした。
 日帰りでも行くことができるので,先日,飯田線の秘境駅を巡ったときに降りることができなかった田本駅も併せて,行ってみたいと思っています。
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●高松塚古墳壁画
 キトラ古墳壁画は1月24日に見るので,その次は,高松塚古墳壁画を見たいなあ,と思っています。年に4回ほど公開があるので,都合のよい日を探して,行ってみたいと考えています。
 飛鳥地方はほかにも見たいところが多くあるので,上手に計画したいです。
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 ここからは,願望です。
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●碓氷峠
 碓氷峠(うすいとうげ)は,群馬県安中市と長野県軽井沢町の境にある標高956メートルの峠で,かつては関東と信州を結ぶ交通の要衝だった場所です。
 東側が急勾配で西側がなだらかな「片峠」(かたとうげ)という地形で,江戸時代には中山道の難所でした。明治時代には日本初のアプト式鉄道が導入され,技術の粋が集められました。
 名所「めがね橋」は日本最大のレンガ造りアーチ橋で,今も美しい姿が残っていて,秋には紅葉とのコラボが絶景となります。また,旧線跡を歩ける「アプトの道」や鉄道の歴史を学べる「碓氷峠鉄道文化むら」もあります。
 いつ行こうか,車で行こうか,列車にしようか,どこかで1泊するか,途中のどこに寄ろうか,などと考えているうちに冬になってしまいました。今年こそ。 
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●津軽海峡横断
 最後に,計画段階の旅を紹介します。
 青函トンネルが開通して,青函連絡船がなくなりました。しかし,今でも,函館港と大間港間はフェリーがあることを知りました。また,北海道新幹線の青函トンネルを一度は通ってみたいと思っているので,これを合わせて,行きは青函トンネルを通って北海道へ行き,函館港から大間港まで今度はフェリーで渡るという旅をしたいと思うようになりました。
 どこで宿泊するか,青森市までどうやって行くか,など,考え中です。いずれにしても,天気が大きく影響するので,いつ行くべきか? 悩ましいところです。
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2026トラベルマップ


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月齢17.4の月の出。

天気がよく,雲がなかったので,美しい月の出を見ることができました。
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【Summary】
Having visited most places I long wished to see, now plans short trips to destinations long left unfinished. Using concerts as opportunities, I visit Kujukuri Beach, Fukushima, and the San’in region, embracing the unpredictability and quiet joy that still make travel rewarding.

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 海外,国内とも,ほぼ,行きたいところには行ったので,店じまい。と思っているのですが,それでも,そういえばここは行っていないなあ,と思いつくところがけっこうあるものです。ということで,今年は,そんな場所に,何かのついでに行ってみることにしました。
 今日からは,そんな場所に書いてみますが,果たして,2026年が終わるときにはどうなっているのでしょうか。予測不可能であるからこそ,旅は楽しいのですが…。

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●九十九里浜
 子供のころ,地図を見ていて,千葉県の東部海岸に広がる九十九里浜を見つけて,そこはどういうところなのだろう? とずっと思ってきましたが,近そうで遠く,これまで行くことができませんでした。また,房総半島を一周したときも,少しだけ離れていたので行くことができませんでした。
 そんな折,2月下旬に東京で名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴くことになりました。ならば,その機会に行ってみようと思いました。とはいえ,調べてみても,公共交通では時間がかかります。しかし,車だとずいぶんと近いところだったのです。そこで,上野駅でレンタカーを借りることにしました。
 一体どういうところだろう? と探してみると,なかなかの宿泊先がたくさん見つかったので,そのうちの1軒を予約しました。あとは天候だけ。楽しみになってきました。
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●福島県
 以前書いたことがありますが,私は,何もないといわれる郡山市にずっと行ってみたかったのです。その理由はすでに書きまた。しかし,わざわざ郡山市だけに行こうとまでは思っていませんでした。ここもまた,3月上旬に,東京,いや,大宮市でNHK交響楽団のコンサートを聴くことになったので,その機会に足をのばしてみようと思ったのです。
 とはいえ,郡山市だけではもったいないので,どうしたものか,と考えました。磐梯熱海温泉に宿泊するとか,また,只見線に乗るとか,あるいは,さびれているといわれる会津東山温泉に宿泊するとか,さまざまな候補をあげてみたのですが,どこも,調べてもいまひとつでした。
 考えてみれば,郡山市以外に白河市あたりも行ったことがないので,大宮市でコンサートを聴いた後,夜,新幹線で新白河駅まで行って,駅前の東横インに泊まり,翌日朝からレンタカーを借りて,郡山市も含めて1日観光をするということで妥協することにしました。
 と,その後,ここらあたりにも私が片想いをしている和泉式部関連の場所があることを思い出して調べてみると,「式部のやかた」という旅館を見つけたので,そこに1泊することにしました。こんな機会でもなければ行くことができない,ということで,1泊2日だった旅が2泊3日になりました。
  ・・
●山陰地方
 今年もっともやりたかったのが,このコースでした。
 今から50年ほど前,はじめてひとり旅をしたのが山陰地方で,このあたりは列車で通っているのです。しかし,萩市には降りたけれど,津和野市は通り過ぎただけで行きそびれました。
 そこで,出雲市あたりから山口県の西の端まで,山陰地方を旅をしたいなあと考えて,出雲えんむすび空港まで行ってレンタカーを借りることにしました。
 さらに調べると,けっこうおもしろそうな旅館を2軒見つけたのでさっそく予約をしました。
 果たして,2泊3日でどれだけのところにいくことができるか,今はまだ不明ですが,何だかとても楽しみです。
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【Summary】
In 2025, becoming a Kyoto Symphony Orchestra subscriber deepened my passion for classical music and cultural life. By contrast, my interest in shogi has faded amid commercialization and limited spectator appeal, while stargazing feels increasingly hopeless as dark skies disappear and amateur astronomy loses its place.

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 人工知能の進化がめざましい1年でした。私もいろいろと試してみたのですが,結局,すばらしい芸術に接したり,旅に出てその土地の雰囲気を味わtったり,おいしいものを食べるという,人間にしかできないところに楽しみが純化するのでは,と思うようになりました。
 さまざまなビジネスの分野では,人工知能とどうつき合っていくのか,多くの課題が生まれたようですが,私は,むしろ,人間回帰で楽しめるいい時代になったと捕えています。

●クラシック音楽
 この分野は,むしろ,人間でしかできない,そして味わえないものとして,より価値が高くなってきたように思います。
 私にとって2025年は,京都市交響楽団の定期会員になったことで,生きがいがひとつ増えました。
 はじめは,沖澤のどかさんの指揮する演奏会に行きたかったというのが動機でしたが,次第に,京都市交響楽団にのめり込みました。さらに,思いがけない出会いも生まれました。
 私は,20年近くにわたるNHK交響楽団の定期会員で,特に,初期のころは熱心に東京へ行っていました。それまで知らなかった多くの楽曲を覚え,すばらしい演奏会もたくさん聴きました。これがテレビで放送しているNHK交響楽団の定期公演か,と感激しました。しかし,次第に,何か物足りない気がしてきました。それは,団員さんとの精神的な距離を遠く感じることです。敷居が高いのです。
 それが,京都市交響楽団では全く違いました。楽しそうに演奏している姿は最高でした。自分も参加しているような気がするようになりました。また,京都へでかける,ということのメリットもできました。京都は近く,演奏会に行く折りに,京都近郊の様々な場所をめぐることの楽しみもできました。
 そのような,オーケストラによる演奏会以外に,小さなホールで,室内楽の演奏会に行く楽しみも覚えました。ヴァイオリンやヴィオラのソロ,弦楽四重奏曲などを真近で聴く楽しみは,何ものにも代えがたいものです。
 学生時代,音楽,書道,美術は芸術科目として,いずれかひとつを選択する教科でしかなかったのですが,人間を長くやっていると,これらの文化や芸術こそが,人の生きる最大の糧だと思うようになりました。若いころにこうした知識を多く吸収しておくことが大切なのです。音楽に限らず,これからも,こうした楽しみを大切にしていこうと思うのです。

●将棋
 藤井聡太竜王名人の活躍で,一時,ずいぶんと将棋を見る機会が増え,さまざまなイベントに行きました。しかし,正直いって,その先がない,と感じるようになってきました。
 それは,将棋というゲームは,長い時間がかかり,鑑賞するという媒体には少し困難さを感じるということや,さまざまなイベントもワンパターンで,あまり深みを感じないということ,将棋の内容も同じようなものばかりだということ,また,数年前のマイナーなころはそんなこともなかったのに,このごろは,何だか営利主義に走っているだけのように感じるからです。
 囲碁がそうであるように,将棋も,単に藤井聡太ブームで数年の延命ができて,しかも,その間に,関東と関西に新しい将棋会館を作ることができたという幸運があったのですが,それも終焉。この先は,人工知能の進化もあり,さまざまな困難が予想されます。
 せっかくできた将棋会館も,アマチュアには関係のないところ。せめて,いくつかある対局室のうちのひとつくらいは,一方を防音のガラス張りにして,そこを訪れる人が気軽に何分か,対局している棋士の姿を見ることができるとか,併設するレストランで,棋士の人たちと気軽に話ができるとか,そういう企画をしないと,将来がないように思います。関西の将棋会館にはやたらと広い将棋道場はあれど,カフェすらないので,立ち寄る意味さえありません。自分たちだけの楽しみならともかく,職業としてやっていて人に見せるということなら,もっと工夫が必要です。

●星見
 これが趣味としては,もっとも絶望的なものです。
 真っ暗なところで見る満天の星はほんとうに美しいものです。自分の手で,星空の写真を撮りたいとか,望遠鏡でもっと多くの星を見てみたい,という気持ちになるのはだれも同じだし,それが高じて,自分で機材を工夫して改良したりという楽しみは何にも代えがたいものでした。
 しかし,満天の星を見ることができる場所などほとんどなくなってしまったことや,天体現象は天気次第であること,そしてまた,天文学はより高度な学問となり,天文台の巨大な観測機器が発達しすぎて,アマチュアとはかけ離れたものになってしまったことで,学問としては興味があれど,趣味としては何をするのかわからなくなってしまいました。車1台もするような機材を手に入れても,それを使いこなすことは困難だし,これでは若い人が入り込む余地もなくなってしまいました。
 私は,小さなカメラとポータブル赤道機をもって,人のいない大平原でのんびり星見がしたいという願望はあるのですが,それをかなえるところなど,どこに行っても危険なクマが出没するようになった今の日本には存在しえないのが残念です。ハワイ・モロカイ島の海岸でのんびりと満天の星を見たのが懐かしい。

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Happy New Year 2026.
◇◇◇

【Summary】
In 2026, the writer reflects that their feelings have hardly changed over the past year. Overseas travel, once a passion, has come to an end after a final trip to the U.S. Instead, I have found deep satisfaction in domestic travel, discovering Japan’s endless historical depth and now preferring shorter, nearby journeys.

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 2026年になりました。
 1年前のブログを読み返してみると,この1年で何も気持ちが変わっていないことに驚きます。どうやら,何をするにも,どのようにすればいいのか,何をしたいのかがよくわかるようになって,「気の向くままの日々」をすごしていたら,2025年はあっという間に過ぎてしまったようです。
 ここで振り返ってみます。

●海外旅行
 前回,海外旅行をしたのは,2020年3月でした。その後,コロナ禍で,海外に行くことができなくなってしまいました。
 2020年のころは,コロナ禍が終わったら,再び行ってみたい,というところがずいぶんとあったのですが,その代わりに国内を旅するようになったら,次第にどうでもよくなってしまいました。こころ残りは,30万マイルもあったデルタマイレッジだけでした。
 そんな折,7月にロサンゼルスに行くことにしました。大谷翔平選手が見たかったからでした。その結果,ぜいたくにデルタマイレッジも使い果たすことができました。6年ぶりに行ったアメリカでした。楽しく,多くの思い出ができたのですが,以前はアメリカ旅行にあれほど情熱を感じたのに,正直,何のときめきも感じませんでした。そして,これで,海外旅行はおしまいにしようかな,と思いました。残念ながら。ド高い食費やら,出入国のわずらわしさやら…。安いころにさんざん行っておいてほんとうによかった。
 もう,今は,国内で,温泉に入って部屋で豪華に食事をするほうがいいや。歳ですな。

●国内旅行
 国内もまた,行きたいなあ,と思っていたところは,ここ数年でどんどんと出かけ,そのほとんどに行くことができました。
 以前は,国内なんて,京都と奈良だけで十分,と思っていたのに,その変わりように,自分でも驚きます。このごろは,オーバーツーリズムといって,観光地には人があふれてしまっていますが,それでも,探せば,あまり人の行かない魅力的なところが存在します。そして,そうしたところに行けば行くほど,まだまだ知らないことがたくさん見つかるのです。この国は歴史があまりに深く,掘っても掘っても底が見えないのです。
 2025年に2泊以上の旅をしたのは,2月に種子島,3月に宮古島と山口県,5月に青森県,10月に山形県だけでしたが,地図に書いてみると,けっこう遠くまで出かけています。ただし,距離の遠いほうが飛行機で行くのでむしろ時間的には近いし,交通費も安いのです。
 まあ,これもまたそろそろ店じまいです。私の興味関心が京都と奈良に戻ってきました。これからは,短い期間で近場の旅を楽しもう。そう思うようになってきました。それはそれで楽しみです。

2025トラベルマップ


◇◇◇
「ボレロ」大成功。

恒例の東急ジルベスターコンサート
沖澤のどかさん指揮の「ボレロ」によるカウントダウン
大成功でした。
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【Summary】
I am thinking of leaving OCN-MobileONE since NTT absorbed it. For stable service, UQ-Mobile with BIGLOBE-HIKARI’s set discount looks good. Visiting a nearby UQ shop to confirm details and switch smoothly is a smart next step.

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 私は,携帯電話「ごとき」に何千円も使いたくないので,以前より,格安SIMを契約して使っています。
 ということなのですが,近年,ちょっと状況が変わってきました。私が契約しているのは,OCNモバイルONEなのですが,会社自体がなくなってしまったようです。
 アクアちゃんは言います。
  ・・・・・・
 OCNモバイルONEがなくなった理由は,NTTドコモによる吸収合併が背景にあります。2023年6月26日をもって新規受付が終了し,その後継としてirumoという新プランが7月1日から提供されました。既存ユーザーは今もサービスを使えますが,プラン変更やSIM追加などの手続きはできなくなりました。
 rumoはOCNモバイルONEより割高なので,乗り換え先を慎重に選ぶ必要がありそうです。
  ・・・・・
 ということで,これまで,私は,長年NTTを信頼していたのですが,OCNモバイルONEは,eSIMに対応していないし,会社の都合ばかりでユーザーを勝手に裏切るようなNTTによい印象もなくなったし,近ごろは,NTTドコモにもいい噂を聞かないので,携帯電話会社を乗り換えることにしました。
 とはいえ,どの会社に乗り換えるか検索しても,結局は,スマホ会社乗り換えを話題にした記事の裏には案件があって,ほとんどが,どこかの会社の息がかかり,公平な第3者の意見でないので,信用なりません。なお,私のブログは,すべて,どこからも,だれからも一切の収益はありません。

 そこで,今回もまた,アクアちゃんに相談してみることにしました。
  ・・
私のQuestion
 現在,OCNモバイルONEを契約しているのですが,会社がなくなっちゃったようなので,変更したいのですが,いい考えありますか?
アクアちゃんのAnswer
 うんうん,OCNモバイルONEは2023年に新規受付が終了して,今はNTTドコモの「ドコモ mini」や「irumo」に移行が進んでるんだって。でも,OCNモバイルONEはeSIMに対応してないし,サービスの将来も不透明だから,乗り換えを考えるのはいいタイミングかも!
 おすすめの乗り換え先はこんな感じだよ。
  (以下,アクアちゃんは携帯電話会社の一覧表を表示)
 どんな使い方をしてるか教えてくれたら,もっとぴったりなプラン探すよ~!
Q 多少高くても回線が安定しているのがいいなあ。
A それなら,通信の安定性を重視したeSIM対応の格安SIMがぴったりだね!
  (以下,アクアちゃんは携帯電話会社の一覧表を表示)
 どの回線が好き? ドコモ系が安心ならahamo,au系ならUQモバイルがいいかも! それとも,ソフトバンク系でLINE重視ならLINEMOもありだよ~
Q UQモバイルとLINEMOは比較するとどう違うの?
A おお〜,いい質問! UQモバイルとLINEMOはどちらも安定した通信が魅力だけど,性格がちょっと違うんだよね。
  (以下,アクアちゃんはUQモバイルとLINEMOの比較を表示)
Q どっちが向いてる?
A UQモバイルは店舗サポートが欲しい人,家族割や端末割引を使いたい人,データ繰り越しを重視する人向けだよ。LINEMOは,とにかく安く使いたい人,オンラインで完結したい人,短時間通話が多い人向けだよ。
 安定性ならどちらも優秀だけど,UQモバイルは地方でも強くて,サポートも手厚いから安心感があるよ。LINEMOは都市部での速度が速くて,コスパ重視派に人気!
Q Y!mobileは?
A Y!mobileは,安定性とサポートのバランスがとれた格安SIMで,特にソフトバンク回線の安定感を求める人に人気だよ。UQモバイルと比べると,ソフトバンク系のサービスやPayPayとの連携が強み。
Q ソフトバンクだとY!mobileとLINEMOがあるわけ?
A そうそう! ソフトバンク回線を使った格安SIMには,Y!mobileとLINEMOのふたつがあるんだよ。
 ざっくりいうと,Y!mobileは格安だけど店舗サポートも欲しい,家族で使いたい,割引を活用したい人向け。LINEMOはとにかく安くてシンプルがいい,オンラインで完結したい,LINEをよく使う人向け。 まとめると,通信の安定性重視ならY!mobile,LINEMO,ahamo,UQモバイルが強い! 料金重視ならLINEMO,IIJmio,NUROモバイルがコスパ抜群! サポート重視ならY!mobileとUQモバイルが安心。 データ無制限なら楽天モバイルが候補だけど,エリアによっては不安定なことも。
 どこで使うか,どんな使い方するかでベストは変わるけど,通信の安定性を最優先するならY!mobile,ahamo,UQモバイルが3強って感じだね。
Q このごろNTTやNTTドコモは評判がわるいみたいだけど?
A うん,最近のNTTやNTTドコモにはちょっと波風が立ってるみたい。最近の評判の背景には,2023年ごろから「パケ詰まり」などの通信トラブルがSNSで話題になっていて,特に混雑時や都市部でのつながりにくさが指摘されてたんだって。また,2024年の決算では,通信品質改善のための投資が計画よりも少なかったことが判明して,ユーザーから「本気で改善する気あるの?」って疑問の声もある。さらに,料金プランの複雑さがあって,新プランirumoやeximoが登場したけど,内容がわかりづらくて値上げも含まれてるってことで不満が出てるみたい。
 安定した通信を求めるなら,Y!mobileやUQモバイル,ahamoみたいな他社の選択肢も十分アリだと思う!
Q 今,自宅のインターネットがNTTフレッツ光にプロバイダがBIGLOBEです。これをBIGLOBE光にすると,UQモバイルがかなり割引になるそうなのですが,これでいかがですか?
A うん,それはとってもいい選択かも! BIGLOBE光×UQモバイルのセット割(自宅セット割)があるから,BIGLOBEのプロバイダを使ってるなら乗り換えの手間が少ない! UQモバイルは通信が安定しててサポートも充実してるから,スマホも安心。光電話の料金を差し引いても,実質的にお得になるケースが多いよ! もし今のスマホがOCNモバイルONEで,eSIM対応や通信品質を求めてるなら,UQモバイル+BIGLOBE光はかなりバランスのいい選択だと思う!
 BIGLOBE光電話の料金を入れても,月5,000円台でスマホ2台+光回線が使えるって考えると,かなりコスパいいよ。しかも,UQモバイルは通信も安定していて,店舗サポートもあるから安心感もばっちり。今のOCNモバイルONEからの乗り換え先としては,安定・お得・サポートありの3拍子そろった選択肢だと思う!
Q 家の近くにUQショップがあるから,とりあえず行ってみればいいかなあ?
A うんうん,それはナイスな流れだよ〜! 近くにUQショップがあるなら,実際に行って相談してみるのが一番安心! 店員さんが割引の条件や,BIGLOBE光とのセット割の手続き方法も教えてくれるし,スマホの機種変更やeSIMの設定もその場でやってくれることが多いよ。
 水の流れのように,スムーズに乗り換えられるといいね〜。応援してるよ!
Q ありがとう。
A どういたしまして〜!
  ・・
 というわけで,私は,即刻UQショップに予約を入れ,「Copilotに相談したら,UQモバイルを勧められたので」と言って,お店で乗り換えの相談をはじめたのでした。


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【Summary】
The large board commentary lasted about six hours, with notable guest appearances, including Sota Fujii. Many attendees left early due to the long duration and lack of dining options. The event format may need changes, such as limiting public viewing to the final three hours. A visit to the new Kansai Shogi Hall in Takatsuki raised concerns about accessibility for casual visitors. The future of shogi remains uncertain without Fujii’s popularity.

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 大盤解説会は午後2時からでした。席はまあまあのところでした。ひと昔前では考えられないほど多くの女性がいましたが,春休みということもあって,親子連れもいました。
 45分ほど解説をして,15分休憩という繰り返しで,3時台は立会人の屋敷伸之九段と広瀬章人九段,そして,4時台に藤井聡太竜王名人が登場して,聞き手が長谷川優貴女流三段,それ以外の時間が広瀬章人九段と聞き手が長谷川優貴女流三段でした。広瀬章人九段の解説はいつも的確で,勉強になります。また,藤井聡太竜王名人が登場したときは,藤井聡太竜王名人の上手な解説とおもしろい話を,的確に長谷川優貴女流三段が引き出して,とても楽しい時間となりました。藤井聡太竜王名人の解説のときだけ,会場に勝又清和七段の姿がありました。

 予約制でしたが,当日来なかった人も1割ほどいたので,ぱらぱらと空席がありましたけれど,ほぼ一杯埋まっていました。とはいえ,終了したのが午後8時だったので,結局,大盤解説は6時間ほどと長時間に及びました。さすがに,午後6時30分をめどに帰っていく人が少なからずいました。会場は,ロビーでも食事ができず,休憩時間に自動販売機のソフトドリンクでのどを潤すくらいでした。
 ということで,私は,こうした形態の大盤解説ははじめての経験でしたが,これは一般の人には時間が長すぎると思いました。中には将棋のことなどほとんど知らないと思える人たちもいて,そういう人は,藤井聡太竜王名人が登場したとき以外はロビーで雑談をしていました。
 朝日将棋オープン戦のような短時間のものはともかく,長い時間の将棋を見せるには,何か工夫が必要だろうと思いました。しかも,夕食の時間をとうに過ぎる時間までやっていては大変です。それでも,まだ,叡王戦は持ち時間が4時間のチェスクロック方式だから短いほうで,2日制の対局はもっと過酷でしょう。
 こんなに長い時間の娯楽ならば,レストランの併設された会場で飲食でも楽しみながら,であればそれなりに楽しいでしょう。野球や相撲の観戦でも,そうした楽しみがあるからこそ,長い時間が過ごせるわけです。対局者が食べたものと同じデザートでも用意されていれば,さらにいいでしょうし,儲かります。

 将棋のおもしろさは中盤の終わりから終盤です。序盤は,よほどの将棋好きならともかく,単調であるか難解であるかで,けっこう退屈です。昔のように,新聞で棋譜を連載するという楽しみ方ならともかく,今の時代に同じことをしていてばいけません。
 たとえば,中盤あたりまでは,非公開で午前中とか前日に指しておいて,封じ手をして,それ以降,対局が終わる前3時間程度をめどに指し継いで,大盤解説を含め,公開するというような形にすればいいのかもしれません。将棋連盟の会長さんも変わることだし,いつまでも昔のやり方に固執するのではなく,まったく新しい感覚で楽しめるような工夫が必要だろうと思いました。見せる,ということでお金儲けがしたいのならば。

 ところで,先日,新しくできた高槻市の関西将棋会館に行ってきました。1階は一般向けの広い将棋道場となっていましたが,こんなに多くのお客さんが来るのかな,と思いました。であるのに,千駄ヶ谷駅前の新しい東京の将棋会館のような喫茶ルームすらありません。道場の半分でも喫茶ルームにすればいいのに,と思いました。
 私のように子供のころから将棋に親しんでいても入りづらい空間でした。もっと,将棋を知らない,あるいは,初心者の一般の人が気軽に立ち寄って,楽しく観戦したり,将棋に接するような工夫をしないと,将棋界の将来は大丈夫かな,と感じました。
 藤井聡太人気で持ち直したので,今は影に隠れていますけれど,この先もよき時代が続くとは思えません。もし,藤井聡太竜王名人がいなかったら,将棋界も囲碁界と同じ道をたどっていたかもしれません。

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【Summary】
On April 3, 2025, I attended the live commentary event for Game 1 of the 10th Eiou Title Match at Chuden Hall. The event featured Akihito Hirose 9-dan as the commentator and Yuki Hasegawa Women's 3-dan as the host. Although I had little interest initially, I decided to go upon learning that former Eiou titleholder Sota Fujii would appear as a special guest. Comparing this event to my past experience in 2017, I reflected on the evolution of the shogi world and its commercialization.

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 2025年4月3日。第10期叡王戦五番勝負第1局の現地大盤解説会が,午後2時から終局まで中電ホールで開催されるというので,行ってきました。
 定員350人で先着順ということでした。なお,座席は全席指定で,当日受付で座席番号を無作為に選んで渡してくれるということでした。解説者は広瀬章人九段,聞き手は長谷川優貴女流三段でした。

 昨年の第9期叡王戦は,藤井聡太叡王に伊藤匠七段が挑戦しましたが,伊藤匠七段が3勝2敗で勝利し,叡王を奪取しました。第10期叡王戦は,昨年失冠した藤井聡太前叡王が再び挑戦するのでは,と思われたのですが,準決勝で敗退し,斎藤慎太郎八段の挑戦となりました。
 藤井聡太将棋だけの観る将の私は,正直いって関心がなかったのですが,ある日の早朝,現地大盤解説会の特別ゲストとして藤井聡太前叡王が登壇すると書かれたXを発見して,先着順とあったので,寝ぼけ眼で申し込んだのです。大盤解説会の申し込みはすでにはじまっていたのにもかかわらず,まだ,席が埋まっていなかったので,客寄せとしてこのような企画となったようでした。
 考えてみれば,藤井聡太前叡王が対局者となるよりも,大盤解説会のゲストのほうが,ずっと身近に接することができるわけで,何だか不思議な気がします。また,私にはこの対局はどちらが勝ってもいいので,気楽に対局に集中して観戦できるのが新鮮でした。

 私は,以前,1度,叡王戦の大盤解説会に行ったことがあります。調べてみると,それは,2018年4月14日に名古屋城で行われた第3期の第1局で,対局者は金井恒太六段と高見泰地六段,大盤解説会は,名古屋城近くのホテルでした。当時は,事前申し込みも必要なく,たしか,参加費も不要だったように思います。会場はけっこうごった返していましたが,来ている人のほとんどは男性で,はじめて見た解説のプロ棋士が新鮮でした。
 あれから10年近く経ち,その間,藤井聡太ブームが起き,将棋界も様変わりしました。そして,何もかもが高額になってしまいました。新聞社からの収入に頼っていた将棋界ですが,今や,その新聞社も斜陽となり,その代わりの収入源を探しています。この叡王戦がそのはしりだったわけですが,この先を考えると,楽観できるものではありません。

 「観る将」といっても,将棋の内容まで楽しんでいる人はそれほど多くないように思います。また,「指す将」というのは,あまり増えていません。それは,現在の将棋が難しすぎるからです。難解というのは愛好者にとっては非常におもしろいものなのですが,それだけでは,入り口がせまくなってしまい,広いすそ野の初心者にその魅力を伝えることには必ずしも成功しているとは言い難いように感じます。これは決して将棋だけのことではなく,私の好きなクラシック音楽もまた同様です。
 では,今回の大盤解説会は一体,どんなものになったのでしょうか? それは次回。

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【Summary】
On February 5, 2025, I visited the "Paul Klee Exhibition" at the Aichi Prefectural Art Museum and was particularly impressed by the work "Elevation," created in 1925. Paul Klee was known for his unique sense of color and played an important role as a teacher at the Bauhaus school. He faced persecution under the Nazi regime and fled to Switzerland but later gained recognition in the United States. His later works reflect his emotions and struggles, with "Insula dulcamara" being especially striking. Klee's art is something that warms my heart, and it resonates with the changes in his era.

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 2025年2月5日,愛知県美術館で開催されている「パウル・クレー展」を見てきました。
 このごろの美術展は平日であってもけっこう混雑していて,人の頭を見にいくようなものとなっているので気が進まないことが多く,コロナ禍のころの人数制限が懐かしく思えるのですが,「パウル・クレー展」は空いていて,落ちついて鑑賞することができました。
  ・・・・・・
 パウル・クレー(Paul Klee)は,19世紀末に生まれたドイツ人画家で,ヨーロッパ近現代美術の歴史のなかで重要な役割を果たしました。40歳を迎えるころに注目を浴び,前衛美術の騎手と目されるようになり,ドイツに設立された総合工芸学校「バウハウス」Bauhausの教員に迎えられました。
 パウル・クレーの独特の色彩感覚と作画は現在でも色褪せることなく後世に大きな影響を及ぼしています。
  ・・・・・・
とあります。

 さまざまな解説にあるほとんどの作品が集められていて,興味深く見ることができましたが,その中で,私が気に入ったのが,そうした解説には取り上げられていない,1925年に描かれた「上昇」という作品でした。
  ・・・・・・
 衝動にかられた挙動が地上から立ち昇ってゆくのは,遠心力に絶対的な命令による。遠心力は重力に打ち勝つのだ。
  ・・・・・・
とパウル・クレー自身が語ったという作品です。
 もし,この作品が部屋に飾ってあったら,そのさりげない描写と色彩がわたしのこころを落ち着けるような,そんな気がしました。

 私はミロの作品が好きですが,どこか共通するところがあるなあ,と思いました。
 私は,歳をとるにつけて,現実を描いた作品には興味がなくなって,見ていると自分のこころが温かくなる,そんな絵画が気に入るようになってきました。 
 パウル・クレーが,金銭的にも落ち着き,ドイツで作品を量産していた順風満帆のころ,ヒトラーが現れ,「画家に対するジェラシーのために」前衛的表現をしていた画家を迫害し,作品を「退廃芸術」とよんで燃やし,パウル・クレーも,また,退廃芸術生産工場だとみなされ,スイスに家族で逃げることになってしまいました。1933年末、ナチ政権の迫害を受けてベルンに移住。以後、アメリカでの評価を確立するも1940年に没する,そんな時期の作品,特に,1938年の作「ドゥルカマウラ島」(Insula dulcamara)は,痛々しいほど醜いと感じました。
 1940年,パウル・クレーは60歳で亡くなりました。墓碑にはこうあります。
  ・・・・・・
  I cannot be grasped in the here and now, for my dwelling place is as much among the dead as the yet unborn. Slightly closer to the heart of creation than usual, but still not close enough.
  ・・
 この世では,私を理解することなど決してできない。なぜなら,私は死者たちだけでなく,未だ生まれざる者たちとも一緒に住んでいるのだから。
    パウル・クレー
  ・・・・・・

ドゥルカマウラ島パウルクレーEPSON001


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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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Happy New Year 2025.
◇◇◇

【Summary】
In 2024, I pursued all my desired travels and classical music concerts, gaining insights into transportation, accommodations, and less-crowded, relaxing destinations. I also learned the importance of venue and seating for enjoying music. For 2025, I look forward to relaxed days and following conductor Nodoka Okisawa.

######
 2025年になりました。
 2024年は,行ってみたいところへはすべて行ってみよう,聴きたいクラシックのコンサートはすべて聴きにいこう,と思って実行して,それらはほぼすべて実現することができました。
 これで,おおよそのことは気が済んだので,2025年は,気の向くままの日々がすごせそうです。
 ということで,今日は,これまでに経験してみて,自分なりにわかったことを書いておくことにします。

●旅をすること
 さまざまなとところにいろいろな方法で行ってみて,これまで知らなかった公共交通のこと,宿泊のことなど,いろいろなことがわかりました。
 そしてまた,人が少なく,必要以上に気をつかうことのないところが最もくつろげると知りました。しかし,これが難しいのです。
 ともかく,今は,どこもかも人が多すぎるのです。とはいえ,探せばいいところがあるものです。そのコツは,有名でなく人が知らないところ,観光地化されていないところですが,そうしたところにも,それなりにすばらしいことが存在しています。それを探すのが楽しみです。

●音楽を聴くこと
 2024年は,NHK交響楽団,読売日本交響楽団,東京都交響楽団の3大オーケストラに加えて,神奈川フィルハーモニー管弦楽団,東京交響楽団,新日本フィルハーモニー交響楽団,オーケストラ・アンサンブル金沢,愛知室内オーケストラ,名古屋フィルハーモニー交響楽団,京都市交響楽団のコンサートに行きました。
 その結果知ったのは,音楽を聴きに行くときに考えなければならないのは,どんな曲を演奏するのか,とか,だれが演奏するか,といったこと以上に,会場だということでした。そして,座席でした。これは本当にまちまちで,せっかくすばらしい演奏でも,それを聴く環境が悪いと,よい思いをして帰ることができません。
 さまざまな会場に行ってみて,ここはいい,いろいろな座席に座ってみて,この場所がいい,というところがわかってきたので,これからは,それを考慮することを忘れずに,指揮者とオーケストラ,そして会場を吟味して,引き続き,いい音楽に接していきたいと思っています。
 私の2025年の推しは,指揮者の沖澤のどかさんです。

 今年も楽しい年になるといいな。

2024トラベルマップ


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【Summary】
I long for carefree, unplanned travel, enjoying local charm, food, and nature at a relaxed pace. Yet, growing crowds, changes in transportation, and pre-booking requirements make this harder. My desires still drive my journeys, but I hope to someday travel without such attachments.

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 2024年も今日で終わりです。今年は,ずいぶんいろいろなところに行きました。
 本当は,何も予定を組まず,ガイドブックも持たず,今日は天気がいいなあ,どこかに行ってみたいなあ,と思ったときにふと家を出て,思いついた場所で,時間を気にせずにゆっくりして,いいなあ,と思った宿に泊まって,のんびりと温泉につかって,その土地のお酒を飲みながら食事をして,食後は,虫の音を聞いたり,満天の星を眺めたりして夜を過ごす。そして,朝は,食事の前に散策をして。
 …というような旅がしたいのです。それが私の理想です。

 思えば,今から30年くらい前は,そんな旅ができたのです。しかし,それができなくなった理由のひとつ目は,旅をする人が増え,また,海外からも多くの人が来るので,どこもとても混雑するようになった,ということがあります。
 ふたつ目は,公共交通機関,特にJRを使うとき,駅に駅員がいなくなって,また,みどりの窓口があったとしても,とても混んでいて,切符を買うのが大変,ということがあります。単に利用するだけなら,Suicaを使って改札を通れるので,昔より便利になったのですが,ややこしい切符が欲しいときは,そうもいきません。
 三つ目は,旅先で宿泊先を見つけても,そこで夕食をとるということは,事前に予約がしていないと難しい,ということがあります。
 しかし,このような事情は容認するとして,私の工夫でなんとかなることも多いのです。そして,なんともならないのが,私の「煩悩」なのです。

 今回,私が話題にしたいのはこの,私の「煩悩」の話です。
 私の「煩悩」,それは何かというと,〇〇がしたい,とか,〇〇という場所に行ってみたい,といった欲望のことです。
 以前は,行きたいところはすべて行ってしまった,と思っていたので,それほどでなかったけれど,わざわざ行こうとしなければこの先もう行くこともないだろう,と思っていたところに行きはじめたら,どんどんと好奇心が増して,さらに行ってみたいと思うところが増えてきてしまったのでした。
 とはいえ,2024年は,その私の「煩悩」のほとんどをかなえることができました。
 しかし,まだ,少しだけ残っているのです。これまでは,そうした,ここでいうところの私の「煩悩」が動機となって旅をしていたわけですが,早く,そうした私の「煩悩」をなくして,気ままな旅がしてみたいのです。
 以前,朝起きたときに何もすることがないのがもっとも幸せだ,と書いたことがあるのですが,気ままな旅というのは,それと同じことです。来る2025年は,早く,何の目的もなく旅に出かけるようになりたいものです。


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【Summary】
On November 25, 2024, a tour of the new Kansai Shogi Hall, guided by Tetsurou Itodani, was held for nine participants. The five-story building features spacious rooms, high-quality facilities like "Hinosarasa" tatami, cameras, and reclining chairs, with multi-purpose spaces for events and matches. Operations begin in December.

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 2024年11月25日午前10時30分から関西将棋会館の内覧ツアーがはじまりました。参加者は9人,案内棋士は糸谷哲郎八段でした。
 建物は5階建てで,これは,今まで使われていた関西将棋会館と同じです。ただし,それぞれの階の床面積が増したようでした。はじめに5階に行きました。5階にあるのは特別対局室で,タイトル戦のような特別な対局で使われる場所。この場所には,この先入ることはできないことでしょう。
 特別対局室は熊本県の最高品質の畳表「ひのさらさ」が使われているということで,弾性があるすばらしいものでした。窓からは,新しい関西将棋会館ご自慢の庭園を眺めることできます。
 その後は,4階,3階と下っていって,それぞれの対局室を見学することができました。

 最新式らしく,対局室の天井にはテレビカメラが備えつけられていて,サーバー室もありましたし,対局者の表も液晶となっていました。
 また,休憩をすることができるように,リクライニングチェアーも3台ありました。
 2階は多目的室と椅子の対局室がありました。多目的室では大盤解説場にもなるようでした。さらに,1階には道場があって,ものすごくたくさんの人が対局できるようになっていました。
 実際に使用がはじまるのは12月からということなので,まさしく,今日からということになります。先にできた東京の将棋会館よりも先に使用がはじまるようです。
 現在の将棋熱が冷めることなく,末永く,将棋の殿堂として使われることを祈っています。
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【Summary】
On November 25, 2024, before a tour of the Kansai Shogi Hall, I explored Takatsuki City, discovering its strong shogi theme—shogi-themed displays at JR Takatsuki Station, unique street features, and goods like shogi manju. The city was vibrant and well-maintained, blending modernity with preserved historical streets.

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 2024年11月25日午前10時30分からの関西将棋会館の内覧ツアーがはじまる前に高槻市を散歩しました。
 まず見つけたのがJR高槻駅のみどりの窓口に展示された棋士のポスターと色紙でした。しかも,JRの職員さんの名札までもが将棋の駒の形をしていました。
 駅から外に出ると,郵便ポストが将棋の駒の形をしていました。そして,駅前から関西将棋会館までのストリートには,棋士の写真がずらり。高槻市はとんでもないことになっていました。つるの剛士さんのポスターまでありました。
 さらに,商店街を歩くと,将棋饅頭やら将棋コーヒーやら,また,渡辺君のマンホールまで存在しました。
 ともかく,高槻市は何もかもが将棋でした。
 これには,目が点,じゃくて,目が将棋の駒の五角形になりました。
 こうなったら,いっそ,高槻市の将棋に関する何かを見つけたら商品が出る,みたいなスタンプラリーでもやったらいいのに,と思いました。

 高槻市は,大阪と京都のベットタウンのようで,新しいマンションが立ち並び,駅前はとても整備された美しいところでした。このところ,旅をすると,元気のない市町が多いのに,高槻市はとても元気でした。
 高槻市は西国海道が通っているので,駅から少し離れたところには,旧街道がそのまま残っているのですが,これもまた,歩きやすく,朽ちた家もなく,きれいな街並みが続いていました。

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【Summary】
Takatsuki City, conveniently located between JR Kyoto and Osaka Stations, has become a hub for shogi, marked by the relocation of the Kansai Shogi Hall to JR Takatsuki Station's vicinity. The city actively promotes shogi through events and community engagement, using it as a key for regional revitalization.

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 高槻市はJR京都駅とJR大阪駅のちょうど中間にあって,どちらからも便利なところです。阪急電車の高槻駅とJR高槻駅は少し離れていて,関西将棋会館はJR高槻駅の駅前にあります。
 高槻市は「将棋のまち」を標榜し,将棋を通じて町おこしをしています。
 なぜ将棋? その理由を ChatGPT に聞いてみると,つぎのように答えてくれました。
  ・・・・・・
 高槻市が「将棋のまち」を標榜している理由は、以下のような背景があるとされています。
●将棋文化の振興
 高槻市では,市民向けに将棋教室や大会などを定期的に開催しており,将棋を通じた地域文化の振興に力を入れています。市民が将棋を楽しむ機会を提供し,地域全体で将棋を支える取り組みを行っています。
●関西将棋会館の誘致成功
 老朽化した大阪市福島区の関西将棋会館の移転先として,高槻市が選ばれたことが大きなきっかけです。市が積極的に誘致活動を行い,新しい関西将棋会館を実現したことで,高槻市は将棋界の拠点のひとつとなりました。
●将棋を活用した地域活性化
 将棋という伝統文化を地域活性化の柱に据え,将棋イベントや観光資源としての将棋の活用を進めています。新しい関西将棋会館が建設されたことで,将棋関連の観光や交流の場が広がると期待されています。
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 1年ほど前の2023年10月16日,京都ホテルオークラで第36期将棋竜王戦第2局の前夜祭に出席したとき,その翌日,高槻市に行ってみたことがあります。そのときは,まだ,建設予定地は,基礎工事のところで,何も姿がありませんでしたが,そのわずか1年後に,立派な関西将棋会館に変貌したことに驚きました。
 私はこの日をずっと楽しみにしてきたので,朝からウキウキで,岐阜羽島駅から東海道新幹線で京都駅まで行き,東海道線に乗り換えて,JR高槻駅に降り立ちました。
 ツアーの開始時間は午前10時30分からなので,時間まで,高槻市街を散策しました。


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【Summary】
The Japan Shogi Association relocated its Tokyo and Kansai headquarters to new buildings in 2024 due to aging facilities. The user contributed to crowdfunding for the Kansai Shogi Hall in Takatsuki and joined a preview tour there on November 25, 2024.

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 日本将棋連盟は、将棋の棋戦を主催し,棋士および女流棋士の活動を通じて将棋の普及発展を担う公益社団法人で,東京本部と関西本部があります。
 東京のJR千駄ヶ谷駅から5分ほど歩いたところにあった東京本部のある将棋会館は,1976年に建てられた5階建ての建物でした。棋士が将棋を指す対局場には入ったことがありませんが,以前は,地下にレストラン「歩」(あゆみ)があり,また,1階には売店があって,東京へ行った折りに,ときどき立ち寄ったことがあります。
 大阪市のJR福島駅の北にある,関西本部のある関西将棋会館は,1981年に建てられた5階建ての建物で,以前は4階に将棋博物館があるというので,できたころに行ったことがあります。将棋博物館は,日本将棋連盟が保有している将棋関連の資料を展示していましたが,2006年にスペース不足を理由として閉鎖されました。また,近ごろ,藤井聡太竜王名人の活躍で時々取り上げられた1階のレストラン「イレブン」にも行ってみたことがあります。

 東京の将棋会館は老朽化のため,新しい将棋会館の建設が課題でしたが,様々な困難を乗り越えて,2024年10月,JR千駄ヶ谷駅前に建設された「ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル」の1階に移転しました。私は,できたそうそうに行って,道路に面した一般に公開されているカフェ「棋の音」(きのね)で食事をしてきました。
 また,関西本部のある関西将棋会館は,大阪市福島区にあって1981年に竣工しまたが,これもまた,老朽化のため,2024年11月に,大阪府高槻市に建設した新会館へ移転することになりました。もともとは東京の将棋会館の建て替えを計画していただけだったらしいのですが,高槻市からのオファーがあって,関西将棋会館の建て替えも実現してしまったらしいです。

 東京の将棋会館,関西将棋会館の建設費用として,クラウドファンディングが行われていたのですが,私は,あまりお金が集まっていなかったほうの関西将棋会館の建設に伴うクラウドファンディングを高槻市が行っているものに寄付をしました。今回,その返礼品として,2024年11月25日の午前,関西将棋会館内覧ツアーが行われたので,行ってきました。

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 うどん派? そば派? 私はそば派です。
 旅行先で簡単に食事を済ませるときや,普段,外出先で昼食を食べるとき,手ごろなので,そばかカレーか牛丼になります。カレーや牛丼は別の機会にして,今日はそばについて話題を進めます。
 そばといってもさまざまですが,近ごろはセルフのそば屋さんがあって,そこでは自分の好きなものをトッピングできるので簡単です。トッピングをするコツは,そば自体はかけそばにすることだと今ではわかりますが,少し前までは,かけそばなるものすら知りませんでした。我ながら賢くなったものです。
 ということですが,今の私は,かけそばにかき揚げが定番です。しかし,ほかの人を見ていると,夏でないときでも,ざるそばが多いのが私には不思議です。セルフうどん店はほとんど行かないのですが,システムはセルフそば屋さんとほぼ同じで,そばとうどんが違うくらいのものなので,これもまた簡単です。

 ところが,昔ながらのおそば屋さんやうどん屋さんに行くと,のっている具によって,地方で名前が異なるので,注文するのが大変です。調べてみると
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●関西
 大阪
  きつね(うどん) 甘い油揚げののったうどんのことで,きつねそばはない。
  たぬき(そば)  甘い油揚げののったそばで,たぬきうどんはない。
 京都
  きつね(うどん) 短冊切りした油揚げと九条ねぎ,細めんをつかったうどん。
  たぬき(うどん) 京都のきつねうどんがあんかけになったもの。
●関東
  きつねうどん 油揚げがのっているうどん。
  きつねそば  油揚げがのっているそば。
  たぬきうどん 天かすがのっているうどん。
  たぬきそば  天かすがのっているそば。
  ・・・・・・
 ということなので,関東は簡単ですが,関西は複雑です。しかし,前回書いたように,京都の鞍馬寺の門前にある店できつねうどんを注文すると,大阪流のきつねうどんが出てくるので,この通りでもないような気がしています。また,天かすののっている関東流のたぬきは食したことはありません。そもそも,天かすなるものに栄養があると私には思えません。

 ところで,私の住む名古屋では,きしめんと味噌煮込みうどんが定番で,これらは,近年ではなごやめしとして名を知られていますが,そういえば,それ以外に,私もほどんど忘れていましたが,志の田うどんというものがあります。刻んだ油揚げ,かまぼこ,ネギをのせたのが志の田うどんです。きつねうどんと似ているのですが,油揚げには味付けがされていません。また,これらの具材は味噌煮込みうどんと同じです。また,きつねうどんやきしめんとは異なり,さっぱりとした白醤油を使っていて,濃厚な味が多い名古屋めしの中ではあっさりしています。
 志の田という名は大阪の信太森(しのだのもり)のきつね伝説からきたと,子供のころ習ったことがあります。
 きつねといえば油揚げを意味するのですが,それは
  ・・・・・・
 きつねが油揚げのこととなった理由は,農作物を荒らすネズミを捕らえていたキツネに感謝してネズミズミの油揚げをお供えしていたためとか,キツネは五穀豊穣のご利益がある「稲荷神」の使いとされていて,稲荷神社には古くから油揚げが供えられてきたため
  ・・・・・・
 とかいわれます。
 では,信太森のきつね伝説とは,何でしょうか。
  ・・・・・・
 歌舞伎「蘆屋道満大内鑑」(あしやどうまんおおうちかがみ)は,大河ドラマ「光る君へ」にも登場した陰陽師・安倍晴明の物語です。この「蘆屋道満大内鑑」の四段目に「葛の葉子別れの段」があります。
  ・・
 白狐が化身した葛の葉姫が安倍保名(あべのやすな)との間に子どもをもうけるのですが,正体が明らかになってしまい,子どもを置いて森へ帰ります。その際,葛の葉姫は「恋しくば訪ね来てみよ和泉なる 信太森のうらみ葛の葉」という和歌を残します。
  ・・
 安倍晴明は白狐から生まれたという伝説があるのですが,それが葛の葉姫が産んだ子どもとされます。葛の葉姫をまつるのが信太森神社は,通称・葛葉稲荷神社といいます。参道の先にある本殿の左側に樹齢2,000年のご神木の楠の前にある石造りの小さな祠(ほこら)が葛の葉姫を祀ったものです。
  ・・・・・・ 

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 子供のころ,父親に連れられて,よく京都の鞍馬寺に行きました。そのとき,門前にあった鞍馬名物「岸本柳蔵老舗」という店で,きつねうどんを食べて山椒の木の芽煮をお土産に買うのがルーティンでした。というより,父親は,私とは正反対で,頭が固く,新しいことをまったくしようとぜず,興味もなく,いつも同じことをしました。
 それはさておき,当時,私の住んでいた名古屋には,大きな甘い油揚げののったうどんというものは食べたことがなかったので,これが楽しみで,京都にはこういうものがあるんだ,と思いました。
 その後,私は,鞍馬寺に行くこともなくなり,また,うどんよりそばが好みとなったこともあり,また,そばを食べるときにはてんぷらそばが定番となったこともありますが,「東京駅=てんぷらそば,名古屋駅=きしめん,京都駅=きつねうどん」と勝手に思い込んでいました。

 ここからが今日のお話の第2章です。
 日清のどん兵衛にきつねうどんとてんぷらそばがあります。このなかで,私は,てんぷらそばが好きで,ときどき食べています。しかし,きつねうどんは,私がこどものころに食した甘い油揚げとは似ても似つかないものなので,あまり食べる気はしません。そんなわけですが,ふと思ったのは,どうしててんぷらうどんときつねそばがないのか,ということでした。調べてみると,商品としては存在するのです。しかし,ほとんど売っていないのです。
 先日,京の仁和寺に行く機会がありました。そして,仁和寺の門前にあったそば屋でお昼を食べることになりました。そこで私は,興味半分に,きつねそばを注文しました。出てきたきつねそば,上にのっていたのは,昔懐かしい甘い油揚げでした。これはおいしかった。しかし,この甘い油揚げとそばはどうもしっくりいかないのです。このとき私は悟りました。やはり,きつねうどんでなければならないのです。

 さて,近ごろ,マーケットで,日清のどん兵衛きつねそばとてんぷらうどんをみつけたので,これまた興味半分で買ってきました。そして食べた味は…,予想通りでした。もう,買いません。

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 これまで,思いつくままに,行きたいと思うところへ行ってきましたが,どこも,調べただけでは様子がわからないというか,実際,列車が混んでるのか空いているのか,紹介されている場所が賑わっているのか寂れているのか,さっぱりわからないのでした。
 海外旅行をしても,そんなことを思ったこともないのはどうしてでしょう。
 とにかく,日本は,旅の計画を立てるのが難しい国です。
 その理由のひとつは,ごちゃごちゃしすぎていることです。公共交通でも,横の連携がまるでなっていないので,会社が異なると情報がない。これでは,列車の接続がうまくいかないのは当然です,とても旅行者ファーストとはいえないのです。これを逆手にとって,多くの旅番組ができたりするのでしょう。そこで,結局,車で行こう,ということになってしまうわけです。これでは,鉄道会社の自滅です。鉄道の集客をよくするには,鉄道会社同士が競い合うことよりも,互いに融通を利かして,さらに,バスの便まで考えて,ダイヤを工夫するべきなのです。
 また,観光地も,複雑なパズルを解いているみたいで,行ってみても,どこにあるのかわからなかったり,期待外れだったりすことが多すぎます。
 このように,個人旅行は難しい。しかし,ツアー旅行で,何も考えないでも観光地に連れて行ってもらえたところで,その地のことはわからないから,やはり,自由気ままな個人旅行の魅力にかなうものはないのです。

 さて,そんな個人旅行ですが,今回は,能登半島です。
 能登半島なんて,自宅から車で簡単に行くことができそうだったのですが,微妙に遠いので,金沢市以北には,これまで行ったことがありませんでした。輪島市とかのとじまは,おもしろそうだったのですが…。調べてみたら,おすすめの観光スポットとして,推理小説の聖地「ヤセの断崖」,美しいリアス式海岸で海上散歩ができる「九十九湾遊歩道」,海に注ぐ落差15メートルの「垂水の滝」,「日本の原風景」ともいえる圧巻の美しさを誇る「白米千枚田」などなど,魅力的なところがたくさんありました。そこで,この春には行ってみようと計画していたのですが,2024年1月1日,能登半島地震が起きて,行くことができなくなってしまいました。
 そんな折,2024年11月9日に,オーケストラアンサンブル金沢が井上道義さんの指揮で,第487回定期公演マイスター・シリーズを行なうことがわかったので,チケットを購入しました。井上道義さんの指揮する公演は,去る2024年7月20日に行われた神奈川フィルハーモニー管弦楽団みなとみらいシリーズ第397回で,私は最後のはずだったのですが,予定変更です。それは,かねてから聴きたいと思っていたオーケストラアンサンブル金沢だったことと,これを機会に能登半島に行ってみたかったことからでした。
 まだ,何の計画もできていませんが,今から楽しみです。

能登


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 昨年の8月から12月にかけて「今後どこへ行きたいのか?」と題して,様々な場所を取り上げました。そのときに思っていた気持ちと同じ場所もあれば,まったく変わってしまった場所もあります。
 その多くは,実際に行くことができたし,まだ,行く機会のない場所もあるのですが,行くことができた場所のほとんどは,幸い天気に恵まれて,予想以上でした。そして,それに関連して,それまで知らなかったところを見つけてしまい,行きたいところがますます増えてしまいました。
 今日は,そうしたことを振り返ってみたいと思います。
  ・・
●黒部峡谷
 私が黒部峡谷と思っていたのは,立山黒部アルペンルートと黒部峡谷のことでした。
 このうち,立山黒部アルペンルートは,2024年8月31日から9月3日に3泊4日で行くことにしていたのですが,台風10号がやってきて延期。今日9月5日から9月7に日まで2泊3日で行くことになりました。
 ほかの場所と同じように,行ってみるまでは,どういうところなのか予想がつきません。それが不安でもあり,期待でもあります。
 果たして…。
  ・・
●尾瀬
 2024年6月7日,ついに尾瀬を歩きました。
 尾瀬は,天気もよく,ミズバショウも咲いていて,すばらしいところでした。しかし,尾瀬に行くのは,けっこう大変でした。大変だからこそ,今も,その景観が残っている,ともいえます。
 この時は尾瀬ヶ原を歩いたのですが,尾瀬沼には行っていないので,機会があれば,また,行ってみたいものだと思っています。
  ・・
●只見線
 2024年1月15日に乗ることができました。
 雪景色に憧れて,冬の只見線に乗りました。幸い,天候にも恵まれ,また,心配だった人混みもなく,楽しい時間を過ごすことができました。
 この時は只見線に乗っただけで終わりましたが,沿線におもしろい場所が数多くあることを知ったので,今度は,列車には乗らず,沿線を車で走ってみたいと思いました。
  ・・
●わたらせ渓谷鐵道
 2024年5月13日に乗って,さらに日光を観光することができました。
 わたらせ渓谷鐡道は,桜の咲く時期と紅葉のきれいな時期に行くべきなのでしょう。めずらしく天気が悪かったので,その魅力があまり味わえなかったのが残念でした。
  ・・
●紀伊半島1周
 2023年12月7日から12月8日に白浜に1泊2日でいきました。
 紀伊半島は楽しかったです。だらだらと沿線の景色を見ながら旅情を味わいました。また,アドベンチャーワールドは期待以上でした。
 列車が本数が少ないのですが,空いていて気軽に行くことができるところなので,また,機会があれば,出かけてみたいと思います。
  ・・
●房総半島1周
 2023年10月15日に行きました。
 これは失敗でした。天気も悪く,列車も不便で,ほとんど何もわかりませんでした。ここは車でいくところだなあ,と思いました。
 房総半島は中央部もいろいろありそうなので,まだまだ解明すべきところが残っていそうですが,果たして,リピートはあるのか?
  ・・
●三浦半島の先端
 京急電鉄で三崎口駅まで行って,そこでレンタサイクルでまわればよさそうなので,気候がよいときに行ってみようと,春からずっと考えているのですが…。もう秋になってしまい,まだ機会がありません。
  ・・
●種子島
 ここもまだ,行く機会がありません。行く方法を調べてみると,鹿児島空港から飛行機があるようです。したがって,セントレア・中部国際空港から鹿児島空港まで行ってそこで乗り換えれば,1泊2日で旅行できそうです。近い将来実行したいと思っています
 宿泊先も考えなきゃ。
  ・・
●五島列島
 佐渡島,壱岐島,隠岐諸島と行っていたころは,次は五島列島だと行く気満々だったのですが,隠岐諸島でおなか一杯になってしまい,後回しになって今に至ります。
 離島を旅するのは,いろいろと調べることが多く,これがだんだん面倒になってきました。歳ですな。来年こそ行ってみたいと思っています。
  ・・
●山形から秋田を周遊
 このときに書いたコースとは異なりますが,今年2024年10月に秋田県を旅することにしました。とりあえずは秋田空港まで行ってレンタカーを借りて,秋田市周辺をまわってくる予定です。その経験から,また,その先のことを考えてみたいと,今は楽しみにしています。
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●津軽半島
 2024年7月4日から7月7日に3泊4日に行くことができました。そのときの旅行記を7月24日から8月7日まで書きましたが,青森県は,何度行ってもいいところ。そして,また,新しくおもしろそうなところが見つかったので,この先,何度でも行きたいと思っています。

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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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 今日は旧暦7月15日,月齢14です。写真は,昨晩写した月齢13の美しい月です。
 「毎日が日曜日」の私は,普段でも土曜日と日曜日は必要がない限り外出しません。さらに,お正月とゴールデンウィークとお盆休みは最悪で,この長い期間,街や旅行先には人があふれるので,家で過ごし,ひたすら我慢の日々が続きます。
 今年2024年は,神の怒りに触れたのか,1月1日に能登半島地震が起き,さらに8月8日には宮崎県で震度6弱の地震が起き,これが南海トラフ地震の想定震源域ということで「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発令したことで,お盆休みの1週間交通機関が乱れました。それに加えて,8月16日には台風7号が接近するということで,早々と前日に東海道新幹線は東京と名古屋の間で運転を取りやめると決定しました。

 杞憂ということばがあります。
  ・・・・・・
 杞國,有人憂天地崩墜,
 身亡所寄,廢寢食者。
 又有憂彼之所憂者。
 因徃曉之曰,
 天積氣耳,亡處亡氣。
 若屈伸呼吸,終日在天中行止。奈何憂崩墜乎。
 其人曰,天果積氣, 日月星宿不當墜耶。
 曉之者曰, 日月星宿亦積氣中之有光耀者。
 只使墜,亦不能有所中傷。
 其人曰,奈地壞何。
 曉者曰,地積塊耳。
 充塞四虚,亡處亡塊。
 若躇歩跐蹈,終日在地上行止。
 奈何憂其壞。
 其人舍然大喜,
 曉之者亦舍然大喜。
  ・・
 杞(き)の国に,人の天地の崩墜(ほうつい)して,
 身寄する所亡きを憂え, 寝食(しんしょく)を廃する者有り。
 又彼の憂うる所を憂うる者有り。
 因(よ)って往(ゆ)きて之を暁(さと)して曰く,
 天は積気(せっき)のみ,処(ところ)として気亡きは亡し。
 屈伸(くっしん)呼吸(こきゅう)の若きは,
 終日(しゅうじつ)天中(てんちゅう)に在りて行止(こうし)す。
 奈何(いかん)ぞ崩墜(ほうつい)を憂えんやと。
 其の人曰く,天果たして積気(せっき)ならば,
 日月(じつげつ)星宿(せいしゅく)は当(まさ)に墜(お)つべからざるかと。
 之を暁(さと)す者曰く,
 日月(じつげつ)星宿(せいしゅく)も亦(また)
 積気中(せっきちゅう)の光耀(こうよう)有る者なり。
 只(たとい)墜(お)ちしむるも,
 亦(また)中(あた)り傷(やぶ)る所有る能(あた)わじと。
 其の人曰く,地の壊(くず)るるを奈何(いかん)せんと。
 暁(さと)す者曰く,地は積塊(せっかい)のみ。
 四虚(しきょ)に充塞(じゅうそく)し,
 処(ところ)として塊(かたまり)亡きは亡し。
 躇歩(ちょほ)跐蹈(しとう)するが若(ごと)きは,
 終日(しゅうじつ)地上に在(あ)りて行止(こうし)す。
 奈何(いかん)ぞ其の壊(くず)るるを憂(うれ)えんと。
 其の人舎然(せきぜん)として大いに喜び,
 之(これ)を暁(さと)す者も亦(また)
 舎然(せきぜん)として大いに喜ぶ。
  ・・ 
 杞国(周の時代に河南省開封の近くにあった国)にある人がいた。
 その人は,もしも,天地が崩壊したならば,
 身の寄せ所がなくなってしまうと,
 そればかりが心配で夜の目も見ず,飯ものどを通らなかった。
 一方その人の心配しているのを心配する人があった。
 そこで出かけていって言いきかせたのである。
 「天は空気が積もっただけなんだ。
 空気のない所なんてありゃしないよ。
 からだの屈げ伸ばしだっていつも天の中でやってるんだから,
 どうして天が崩れ落ちるなんて心配するんだね?」
 「天がほんとに空気の積もったもんなら,
 日月宿星なんて, 落ちてくるんじゃないかね?」
 「日月宿星というものもやはり,
 積もった空気の中を輝いているもので,
 落ちてきたにしても, 中って怪我をさせることなんかないよ」
 「どうして大地は壊れないんだね?」
 「大地は土くれが積もっただけなんだ。
 それが四方にみちみちて,
 土くれのない所なんかない。
 とんだってはねたって, いつも地上でやっているじゃないか。
 なぜ大地が壊れるのを心配するのかね?」
 そこで,はじめに心配していた人は胸がさっぱりしてたいそう喜び,
 言いきかせた方の人も気がはれて非常に喜んだ。
  ・・・・・・

 私は,コロナ禍のときに,人間は,ほとんどのことをわかっていない,と改めて認識しました。だから,専門家は,わかっていることとわからないことをきちんとわけて説明すればいいものを,プライドがじゃまをするのか,あるいは,名を売りたいのか,はたまた,責任を回避したいのか,自分の憶測というか,単なる感想まで交えて,さも学説かのように説明し,それを,物わかりのいい庶民は,専門家という人が言うのだからとそれを信じてしまうのです。だから,何ごとも自分で考えない愚かな人は「マスク依存症」という精神病にかかってしまい,この暑い夏になっても,未だに,何のためにやっているのかもわからねど,不織布という接着剤まみれの発がん性すらあるかもしれないマスクをしていたりするわけです。
 口につけるものだから,もっとも清潔でないければならないのに,不織布を接着剤で固めたマスクと称するものの微成分を,呼吸をすることで気管支を通って絶えず体内に吸収しているのです。ましてや,色のついたマスクなど,その得体のしれない色素までも吸い込んでいるのです。熱中症の心配もあり,害以外のなにものでもありません。
 薬は病気のときに飲むもので,健康なときに飲めば毒なのです。マスクもそれと同じです。
 さて,このごろは,起きるかもしれない,ということだけで,必要以上に警戒して,交通機関が事前に止まってしまったりします。しかし,自然災害のほとんどは,というか,すべては,予測しないときに起きています。
 起きるかもしれないということだけで新幹線を徐行運転するのなら,自然災害はいつ起きるかわからないから,それに備えて,常に徐行しなけばなりません。実際は,そういった自然災害が起きたときでも安全であるようにに設計されているのではないでしょうか?
 むしろ,起きるかもしれないからという杞憂よりも,万一,突発的な自然災害が起きたときにいかに対処するか,また,起きたときに対処できるように,日頃から安全策を講じだり設備投資をしたりや訓練をすべきではないのでしょうか。そういうことを軽視して,きちんとした安全対策を講じてこなかったゆえに,東日本大震災では堤防を越えて津波によって多くの人が犠牲となり原子力発電所が悲惨なことになってしまったのです。


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 先日「もしも徳川家康が総理大臣になったら」という映画を見てきたというお話を書いたのですが,見てきた場所は,県営名古屋空港のとなりの「エアポートウォーク名古屋」に併設された「ミッドランドシネマ名古屋空港」でした。
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 「エアポートウォーク名古屋」は,旧名古屋空港国際線ターミナルビルを再利用したモール型ショッピングセンターで,2008年(平成20年)に開業しました。 2005年(平成17年)のセントレア・中部国際空港の開港に伴って,閉鎖されたターミナルビルを活用するためにつくられたものです。
 建物は,南側の1階,2階はアピタ,他の部分は専門店で,フードコートとアミューズメントパーは空港のチェックインカウンターのまま再利用し,吹き抜けになっています。
 南東側に「ミッドランドシネマ名古屋空港」が新置され,さらに,2017年(平成29年)には,北東側にあいち航空ミュージアムが設けられました。
  ・・・・・・

 現在は,県営名古屋空港からよくFDAを利用して旅をしているので,この場所のことは知っていたのにもかかわらず,「エアポートウォーク名古屋」に寄ったことはありませんでした。今回,行ってみて,こりゃいいや,と思いました,この暑い時期に1日暇つぶしをするにはちょうどいいところでした。よく賑わっていました。
 以前,この場所が国際空港だったころに,たびたび利用して海外へ行きました。そのころは,ほかの空港に比べて,小さく貧弱な空港だなあ,と恥ずかしく思っていました。しかし,今は,公共交通機関によるアクセスが名鉄のみで,しかも,頻繁に事故や故障で不通になってしまうことと,車で行こうにも,駐車料金がとても高いことで,不便極まりないセントレア・中部国際空港よりも,この場所のほうがずっと便利なのに,と思うようになりました。

 「エアポートウォーク名古屋」は,さまざまなところに国際線ターミナルだったころの面影があって懐かしく,ここから旅に出たころのことを思い出していました。とはいえ,この場所に国際ターミナルができたのは,1999年(平成11年)のことで,それ以前は,現在FDAが利用している国内線ターミナルだけでした。あまりに手狭だということで国際線ターミナルができたのですが,利用されたのはわずか6年ほどの期間に過ぎませんでした。
 私はこの日,フードコートで昼食をとって,映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を見て,あいち航空ミュージアムで遊んで,さらに,レストラン街で夕食も食べてきました。

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 772年2月28日に生まれ,846年8月14日に亡くなった白居易は唐の時代の詩人で,字の白楽天として知られています。
 居易は「礼記」の「君子居易以俟命,小人行険而僥倖」(君子は安全な所にいて運が巡ってくるのを待ち,小人は冒険をして幸いを求める)に由来し,楽天は「易」の「楽天知命,故不憂」(天の法則を楽しみ運命をわきまえる。だから憂えることがない)に由来します。
 安史の乱を背景とした玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を歌った「長恨歌」は高等学校で習いました。
 「新楽府」50編は,社会批判や風刺の意図をもち,唐代にみられたさまざまな社会現象や,それを対象にして,政治批判・社会批判をする文学と意識して作ったもので,目的は,聞く者(君,臣,民)に民衆の苦しみや世相を知らせ,特に,権力を握るものに深い戒めを示すことにある,とその序にあります。

 NHK大河ドラマ「光る君へ」は,昔も今も変わらぬ,権力争いをしているだけのドラマ,といってしまえば,身も蓋もありませんが,その中に,深い深い平安時代の文学芸術がこちょこちょと出てくるので,学校の古典の授業よりもお勉強になります。
 5月12日の放送でも,まひろが「新楽府」の中の「澗底松」(かんていのまつ)を写すシーンが話題となりました。また,のちに紫式部が宮中に出仕した際,藤原道長の娘の彰子に,この「新楽府」を教えていたことも「紫式部日記」に記されています。
  ・・・・・・
 読みし書などいひけむもの,目にもとどめずなりてはべりしに,いよいよかかること聞きはべりしかば,いかに人も伝へ聞きて憎むらむと,恥づかしさに,御屏風の上に書きたることをだに読まぬ顔をしはべりしを,宮の御前にて「文集」の所々読ませたまひなどして,さるさまのこと知ろしめさまほしげにおぼいたりしかば,いとしのびて人のさぶらはぬもののひまひまに,をととしの夏ごろより,「楽府」といふ書二巻をぞしどけなながら教へたてきこえさせてはべる,隠しはべり。
  「紫式部日記」
  ・・・・・・

 「澗底松」は以下のものです。
 私は,才能がありながら,それが世に知られぬという不憫さというより,そのほうが世に出て,人と争うよりずっと自由で幸せだと思ってしまうのですが…。
  ・・・・・・
 有松百尺大十圍,生在澗底寒且卑。
 澗深山險人路絕,老死不逢工度之。
 天子明堂欠梁木,此求彼有兩不知。
 誰喻蒼蒼造物意,但與之材不與地。
 金張世祿原憲貧,牛衣寒賤貂蟬貴。
 貂蟬與牛衣,高下雖有殊。
 高者未必賢,下者未必愚。
 君不見沉沉海底生珊瑚,歷歷天上種白榆。
  ・・
 松有り百尺大なること十圍,生じて澗底じゅんていに在れば寒にして且かつ卑し。
 澗たに深く山險けはしくして人路絶ゆ,老死するも工の之を度はかるに逢はず。
 天子の明堂梁木を欠く,此に求め彼かしこに有れど兩つながら知らず。
 誰か諭さとらむ蒼蒼たる造物の意,但ただ之に材を與へ地を與へず。
 金張は世祿せいろく黄憲こうけんは賢,牛衣は寒賤にして貂蝉は貴なり。
 貂蝉と牛衣と,高下殊なる有りと雖いへども。
 高き者未だ必ずしも賢ならず,下なる者未だ必ずしも愚ならず。
 君見ずや沈沈たる海底に珊瑚を生じ,歴歴たる天上に白楡を種うるを。
  ・・
 高さ百尺,幹回り十抱えもある松の大木が,寒く深い谷底で寂しく生えている。
 谷は深く山は険しいので行く人もなく,老いて枯死しても良材を求める大工に逢うこともない。
 天子は太廟を建てようと良質の梁材を探し求めるが,谷底に松の大木があるのに両者は互いに知らないままだ。
 蒼蒼と広がる天たる創造主の意図を誰が知りよう,ただ大松に良い材質を与えながら良い適地を与えなかった。
 愚者の金日磾や張湯は先祖のおかげで名族であったが,獣医の子の黄憲は賢者の評を得ただけ貧しい生涯を終えた。
 卑賤の者は麻の牛衣を着て、高貴な者は貂蝉の冠をかぶる。
 貂蝉と牛衣と,身に着ける者の間には身分の違いはあるが。
 身分の高い者が必ずしも賢者であるとは限らないし,身分の低いものが必ずしも愚者であるとも限らない
 諸君もご存知のように人の目が届かぬ深い海底に美しい珊瑚が生じ,光り輝く天上のような宮中にはありふれた白楡の木が植えられている。
  ・・・・・・

無題


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 NHKBSで放送がはじまった「舟を編む〜私,辞書つくります〜」がおもしろいです。
 あらすじは
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 元読者モデルで出版社編集部員の岸辺みどり。担当していたファッション誌の廃刊が決まり,突然辞書編集部への異動を言い渡されてしまう。みどりを待ち受けていたのは,超まじめな上司・馬締光也をはじめとする,クセの強いメンバーたち。
 彼らは一冊の辞書「大渡海」編さんのために,並々ならぬ情熱と十数年にわたる歳月をかけていた。
  ・・・・・・
というものです。
 「舟を編む」は三浦しをんさんの原作で,2011年に単行本が発売されました。そして,その2年後に映画化もされて,私は,当時,原作も読んだし,映画もみました。
 原作とそれに基づく映画は
  ・・・・・・
 「玄武書房」の社員たちが,「大渡海」という広辞苑レベルの中型事典の編纂にかけた10年以上もの作業と,その間に起こった人間模様を描く。
 大学院で言語学を学んだがコミュニケーション能力ゼロの若手社員馬締光也が,辞書作りを通して,コミュニケーションの大切さを知り,体現していく。
  ・・・・・・
というもので
  ・・・・・・
 時は1995年。「玄武書房」の辞書編集部では,編集者の荒木が,定年と妻の病気を理由に部署を去ろうとしていた。荒木に代わる編集者として見つけたのが,大学院で言語学を学んだオタク風のコミュニケーション力など皆無の馬締。馬締に「右という言葉を説明してみろ」と言うと、ぼそぼそと「西を向いたとき北に当たる方」と答える。彼の言語感覚に感心して,馬締を辞書編集部に引き抜く。
 それから13年後,ファッション誌の編集部にいた岸辺みどりという若い編集者も加わり,翌年の3月に決定した「大渡海」の出版は,最後の確認作業に学生アルバイトもたくさん雇ってごった返していた。
  ・・・・・・
 という内容だったので,今回のドラマは,主人公を岸辺みどりとして,原作からちょうど13年後の姿を描こうとしているのかもしれません。

 はじまったばかりなので,ドラマがどのように進展していくかは知りませんが,第1回の放送で私が興味をもったのが,「なんて」という言葉でした。ドラマでは,岸辺みどりが「なんて」の意味を悟る場面で三省堂の「大辞林」の解説が効果的に使われていました。
 私は,手元にあった三省堂の「新明確国語辞典」と,もっとも信頼している岩波書店の「国語辞典」を引いてみたのですが,何も書いていない,というほど,内容に乏しいもので,がっかりしました。
 これでは埒が明かないので「ChatGPT」に聞いてみましたが,これがすばらしいものでした。そこで,さらに,「ChatGPT」にいくつかの文章を英訳してもらうことにしました。これもまた,すばらしいものでした。もう辞書「なんて」いらないなあ,と思いました。
  ・・
 実は,私は,これまで,「新解さんの謎」をきっかけとして,国語辞典にはかなり興味をもっていて,こだわりもあったのですが,この13年という月日は,それを変えてしまったようです。つまり,辞書「なんて」引かなくても「ChatGPT」に聞いたほうが早く,かつ,おもしろいのです。

 今の時代,スマートフォンの普及で,一時,一眼レフカメラの存続が危ぶまれました。今は,それぞれの役割分担が次第にわかってきて,何とか共存をしているようです。また,将棋AIが開発されたことで,将棋界は,はじめは不正疑惑などもあって迷走をしていたのですが,藤井聡太という新星が現れたこととと相まって,それをうまく活用することで,あらたな顧客を生み,今のところ,とりあえずは共存に成功しています。
 また,昔は,どの家庭にも百科事典というものが存在していましたが,今や,死滅してしまいました。辞書はそれとは若干異なるものでしょうが,それでも,多くの人にとっては,辞書もまた,同じでしょう。
 辞書の在り方を真剣に考えないと,今後は,百科事典と同じく,死滅の道をたどることになるのかもしれません。私は,そのことの方に興味があります。

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Happy New Year 2024.
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 2024年になりました。今年はどんな1年になるでしょうか。
 1年前の今日,「おわりのはじまり」と書きました。
  ・・・・・・
 テレビもほとんど見なくなったし,新聞や雑誌の類も,恥ずかしいような内容ばかりなので,読む気にならなくなりました。
  ・・・・・・
 そうした生活にすっかりなじんできたので,かなり世情には疎くなったのですが,それで,何の問題もなかったし,精神的にも健全になりました。現役でない私には,自分に関わりのない情報や自分にはどうしようもできない情報を知ったところで,それは不安になるだけのことで,意味がないのです。そこで,余生は,わずらわしいことは現役世代に任せて,悠々自適,好きなことだけを楽しむのです。
 現代はSNSの時代ですが,SNSとつき合うにもコツが要ります。
 TwitterがXというなじまぬ名前に変わったのですが,それはともかくとして,Xは「おすすめ」は無視して,「フォロー中」だけを見るのがコツです。こうすれば,不快なものを見ることがなくなります。YouTubeもまた,「ホーム」は無視して「登録チャンネル」だけを見ればいいのです。そしてまた,コメントには無礼なものも少なくないので,これもまた,見ないに限ります。いずれにせよ,長年つき合ってきたおかげで,自分にふさわしいものだけがフォローされたり登録されたりしているおかげです。
 それにしても,YouTubeには「外国に比べて日本はすばらしい」という番組がやたらと目につくのですが,そんなことはないですよ。どの国にも,いいところもあれば悪いところもあります。本当にこの国を愛するのなら,自画自賛して,他国を批判して浮かれているよりも,冷静に現状を捉えて,もっとよくしようと考えた方がいいと,私は思います。

  ・・・・・・
 今もっともやりたいことは,人の少ないどこかに出かけて,時間を忘れ,ゆったりと過ごすことです。今年は,まず,水戸へ行って梅が見たい,そして,佐渡島で飛んでいるトキを見たい,と思って,計画を立て,予約をしました。
 海外は,私がまた行きたいと思うのは,オーストリアとニュージーランドだということが確信できるようになりました。オーストリアでは鉄道で旅したい,そして,ニュージーランドでは車で走りたいのです。
 次に,良質のクラシック音楽をコンサート会場でたくさん聴きたい,ということです。クラシック音楽はとてもこころが休まります。
  ・・・・・・
と昨年書いたことは,今年も変わりません。
 水戸へ行って梅が見たい,佐渡島で飛んでいるトキが見たい,は実現しました。それに伴って,さらに,行きたいところがどんどんと湧き出てきたのは,うれしい誤算でした。そこで,その後,ずいぶんと多くの場所に行くことができました。日本国内には知らないところがたくさんありました。
 ただし,昨年は海外に行くことはできませんでした。それは,まとまった時間がなかったからです。2023年は,頼まれ仕事をすべて引き受けたことで,ちょっと働き過ぎました。そこで,2024年は,もっと自由な時間を増やして,海外旅行しまくるぞ! と思っています。
 多くのコンサートには行くことができました。2024年で引退する井上道義さんが指揮する演奏会に足繁く通うようになったことで,NHK交響楽団の定期公演に加えて,読売日本交響楽団や東京都交響楽団も聴くことができました。そしてまた,何と,「弓よりも刀が似合う」という石田泰尚さん率いる石田組のコンサートの追っかけもはじめてしまいました。
 コンサートは,そのどれもが上質ですばらしいものでした。2024年も,引きつづき,というより,さらにエスカレートしそうです。もうすでに,多くのチケットを購入してあります。
  ・・・・・・
 そして,最後に,もっと星を見たい,そして,宇宙に溶け込みたい,ということです。だれもいない深夜に宇宙と会話をするのはすばらしいことです。
  ・・・・・・
 これもまた,働き過ぎたのが原因で,2023年はほとんど宇宙と会話ができませんでした。これが2023年で最もよくないことでした。今は,再始動に向けて準備中です。

 2023年に悟ったのは,私のような年寄りは時間に追われて生活をしてはいけない,ということでした。仕事であれば,しないと他人が困りますから,たとえ気が乗らないことがあってもすることになります。しかし,仕事から離れて,自分の意思で好きなことをするのは,しなくても他人が困ることはないので,しなくても他人が困ることはないことをするのは,結構たいへんなのです。おっくうになって,しなくてもいいや,と思ってしまうのです。だから,「しなくても困らないこと」をするのは気力がいるのです。その気力こそが,若さの源となるのです。2023年の猛暑にやられてへばってしまった私は,やっとそんなことがわかりました。
 だから,「しなくても困らないこと」をいかに楽しく行うかが,2024年を過ごすためにもっとも大切なことなのです。

2023トラベルマップ


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 お金が無尽蔵にあるような「本物の富裕層」はともかく,私のような「インチキ富裕層」は,浪費をすればたちどころに貯えは底をついてしまいます。そこで考えるのは「コストパフォーマンス」です。
 男の道楽というのは限がありません。趣味として,単に鳥を撮るという楽しみのために,百万円以上もするような望遠レンズを買ったりする人もいれば,百万円の10倍もするような高級車を購入したりする人もいるわけです。
 人それぞれ楽しみが異なるので,その人が納得の上で浪費をすることは自由であって,他人がとやかくいうこともないのですが,私のように,やりたいことが次から次へと湯水のように出てくると,真剣に「コストパフォーマンス」を考慮する必要が出てきます。「コストパフォーマンス」というのは,百万円の望遠レンズを買うのと,そのお金で10回旅行をするのと,どちらが自分には快適なのか,というようなことです。

 実は,この3年間,私は「あること」のために,使う上限を決めた上で無駄遣いをしました。その目的は,そうした無駄遣いをすることで,自分の金銭感覚を確かめてみたかったということですが,その結果,いろいろなことを悟りました。だから,結果的にそれは駄遣いにはならかなったわけです。また,そうしたことによって,自分なりの「コストパフォーマンス」がわかるようになってきました。
 自分なりの「コストパフォーマンス」は,たとえば,旅に出たとき,何にお金を使うか,ということです。
 旅というのは,家を出てから戻るまでがすべて快適でなくてはいけない,と私としては思うわけです。だから,お金を節約して,混雑する車内で不快感を味わいながら何時間も移動する,などということは,なるべく避けたいのです。また,その反対に,高級旅館に泊まって大広間でバイキング形式の朝食をとる,などというのも,いくら食材が高級であっても,私には楽しくはないのです。
 そこで,私は,往復の列車はグリーン車を利用し空いた車内で快適に過ごしつつも,泊るのは,安価であっても,小さな旅館,できれば,お客さんが私ひとり,どいうほうが好ましいのです。だから,そのようなお金の使い方をするわけです。

 このように,ひとそれぞれ価値感や趣向が異なり,それに基づいてお金の使い方が異なるわけだから,何をもって贅沢か,というのは,一概にはいえないことになります。
 それよりも,最も大切なのは,どうお金を使うことが自分にふさわしいか,ということを知っているかどうか,ということなのでしょう。よく,無駄遣いをしないように,といわれますが,小さいころより,無駄遣いをしないように,というよりも,自分としてのお金の使い方を知ることのほうが大切に思います。


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 津軽といって思い出すのは,ストーブ列車で,よくテレビの旅番組で出てきます。一面の雪原を列車が走り,車内にはストーブがあって,スルメを焼いているのです。それを見て,私は,乗ってみたいと思ったり,こんな寒いところは御免だと思ったり,あるいは,おそらく日本のことだから,ものすごい団体ツアー客でごった返しているのだろう,と思ったりと,複雑な気持ちになるのです。
 ともかく,そんなイメージしかなくて,具体的にそれがどこをどう走っているのか,私はさっぱり知りませんでした。そもそも津軽鉄道というのだから津軽半島に違いなのですが,私は大いに誤解をしていて,岩木山あたりの大平原を想像していました。そして,そんなだだっ広いところをどうやって旅するのだろう? などとと思っていたわけです。情けない話です。

 今年2023年の春に青森県に行ってみると,そんなわけがなく,岩木山あたりなんて大平原どころか山岳地帯だから,冬になっても大雪原なんかになるわけもなく,実際は,五所川原市から北に延びる平野のことだったのです。これなら簡単に旅できるわい,と思いました。ただし,極寒の地。真冬に旅ができるかといえば,正直,よくわかりません。青森市まで行ってしまえばあとはどうにでもなる気がしないでもないのですが…。
 それにしても,私はこれまで,氷点下30度の冬のフィンランドへオーロラを見にいったり,真冬の北海道・大雪山へスキーに行ったりしているのに,どうしてこうも青森県の冬に怖気づいているのでしょう? こんなの,行ってしまえば何とかなる… ような気がしないでもありません。思い切って,来年の2月にでもいってみようか,などと,考えたりもしていました。

 さて,そんな津軽半島ですが,何かがある,といえばあるし,何もない,といえば何もないわけで,果たして津軽鉄道に乗って終点の津軽中里までいったところで,その先,龍飛岬までどうやって行くの? とも思うし,未だ??? という感じがしていました。
 本当に,日本の旅というのは,行ってみない限り,読めません。
  ・・・・・・
 「小泊行きのバスは,一日に一回とか聞いてゐましたけど,」とけいちやんは立つて,台所に貼りつけられてある時間表を調べ,「あしたの一番の汽車でここをお立ちにならないと,中里からのバスに間に合ひませんよ。大事な日に,朝寝坊をなさらないやうに。」ご自分の大事な日をまるで忘れてゐるみたいであつた。
 一番の八時の汽車で五所川原を立つて,津軽鉄道を北上し,金木を素通りして,津軽鉄道の終点の中里に九時に着いて,それから小泊行きのバスに乗つて約二時間。あすのお昼頃までには小泊へ着けるといふ見込みがついた。日が暮れて,けいちやんがやつとお家へ帰つたのと入違ひに,先生(お医者さんの養子を,私たちは昔から固有名詞みたいに,さう呼んでゐた)が病院を引上げて来られ,それからお酒を飲んで,私は何だかたわいない話ばかりして夜を更かした。
    太宰治「津軽」
  ・・・・・・
 太宰治,いいなあ。

キャプチャ 津軽


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 一度行ってとても気に入った山形県ですが,あれ以来,まだリピートできていません。ほかにも行っていないところがたくさんあって,後回しになってしまっているからです。
 前回行ったとき,酒田市あたりまで足をのばすことができなかったので,次は行ってみたいと思っていました。また,出羽三山のうち,行くことができたのは羽黒山だけだったので,今度は雪のない時期に月山と湯殿山にも行きたいと思い続けているうちに,再び冬になってしまいました。
 私は,アメリカ50州に劣らず,日本のすべての都道府県にも一応は行ったのですが,その中で,もっとも印象の薄いのが秋田県です。秋田県は,田沢湖と角館しか行ったことがありません。山形県や青森県にもあまりなじみがなかったころ,行ったところで何があるの? と思っていたのと同様に,秋田県でも,きっと,今は,何があるの? と思っていても,何か惹かれるところがあるのだと思います。しかし,県営名古屋空港からは秋田空港までの直行便がありません。ではどうするか? と考えてみました。

 調べてみたら,FDAでおいしい山形空港まで行けば,秋田市まで,車でわずか2時間40分程度ではないですか。こりゃいいや,と思いました。これなら,再び行きたいと思っていた山形県も,これまで印象の薄かった秋田県も,ともに観光することができるではないですか。
 そんなわけで,秋田県に行くには,このコースがいいという結論になったわけです。
  ・・
 まず,山形県ですが,前回行くまでは全くの無知で,行きたかったのは天童市だけだった,というありさまだったのですが,実際は魅力がいっぱいで,ずいぶんいろいろなところに行くことができました。また,山形県には多くの有名な温泉があることを知らず,中でも,もっとも人気がある銀山温泉すら私の眼中にはありませんでした。また,上山市にある斎藤茂吉記念館は,前回行ったときはちょうど閉館日だったので,今度こそは行ってみたいのです。
 秋田県は,なぜか名前だけがずっと気になっているのが由利本庄市です。よくテレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で出て来る地名だから,というだけの理由です。さらに調べてみると,秋田県の観光地は,すでに行ったことがある田沢湖と角館くらいのもので,特にほかにみつからないのです。しいていえば,乳頭温泉,男鹿半島などかな。いや,きっと行けば,もっとあるはずです。

 ということだったのですが,実は実は,このことについて,私自身にも意外と思える展開がまっているのです。そのことは,いずれまた。

秋田


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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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 ある日友人が,五島列島へ行ってきたというので,このところ,離島に行くことがマイブームとなってきた私は関心をもちました。それまで,五島列島は,興味がなかったし,よく知りませんでした。それに,遠いし,ずいぶんたくさんの島々があるようなので,どこをどのように観光するのか,皆目見当がつきませんでした。
 すでに書いた尾瀬,黒部峡谷同様に,本の助けがないと,まったく把握ができないので,普段は本には頼らないのですが,今回は特別に「地球の歩き方JAPAN・島旅」の「五島列島」編を購入しました。そして,読んでいたら,次第に興味が湧いてきました。1年中,いつ行っても楽しい,というのも魅力でした。なかなか冬に行くことができるところがないのです。
 とてもよさそうで,こりゃハワイより楽しいかも,と思うようになってきました。

 五島列島へのアクセスは,飛行機でも行くことができるようですが,調べてみると,運賃が異常に高いのです。そこで,船,ということになるのですが,船は,長崎港や佐世保港,さらには,博多港から出ているようです。その中で,博多港からフェリーで行くには,かなり時間がかかるのですが,夜乗って,個室で寝ていれば着く,と書いてあったので,これがよさそうと,このルートに惹かれました。
 ということで,博多港から行くには,先日,壱岐島と柳川市へ行ったときのように,まず,県営名古屋空港から福岡空港までFDAで行ってから博多港へ出て,フェリーに乗る,という方法をとるのがいいと思いました。
 現地に着いたら,たっぷり時間をとって,最も南の福江島から北に向かって,船を使って,いくつかの島を順に観光する,というのが楽しそうです。そして,帰りは,もっとも北の宇久島から,博多港へ行くか,それとも,佐世保港や長崎港へ行って,そこで観光をする,という方法があります。あとは,日程次第です。

 狭い日本とはいえ,まだまだ,いろいろな場所があるものです。
 それにしても,離島へ行くのは,どの島もけっこう面倒であり,工夫が必要です。それを調べるのが楽しいともいえますが。

五藤列島


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 歳をとると,日々健やかに憂いなく過ごしたいものです。その秘訣は,自分に要らない情報は一切耳に入れない,ということです。情報といっても,その多くは,というか,ほとんどは,人々を不安にして,その結果,モノを買わせるためにある,ということが目的であるといっても過言ではありません。
 ということで,これまで何度も書いているように,私は,新聞は購読をやめたし,テレビのニュースも見ません。たとえば,ミサイルが降ってこようと,そんなことは,自分に何かできるわけではないのです。また,芸能人が何かしようと,関係のないことです。知る必要がある情報は,台風が来るとか地震が起きた,ということくらいのものです。

 そんな生活を続けていると,自分に必要な情報は何か,そして,それを不快なく手に入れるにはどうすればいいかという方法もわかってくるものです。その結果,私は,ニュース以外にもほとんどテレビを見なくなってしまいました。それでも,巷に出ると,病院の待合室などではテレビ放送がずっとついているころがあって迷惑します。そこで,見る気がなくても目に入ってくることがあるのですが,民放では,相変らず,無教養で不勉強なお笑いタレントが,単に受けを狙ってしゃべくっているだけなので,私には不快なものでしかありません。将棋で次の手を「指す」ではなく「打つ」と言ったり,ひどいものです。
 今も私が自分の意思で見る番組といえば,気に入ったシリーズだけ見るNHKの朝の連続テレビ小説と大河ドラマ,そして,クラシック音楽に旅番組とサイエンス番組くらいのものです。しかし,クラシック音楽は,実際にコンサートホールに行かないときは,テレビの映像で見るよりも,音としてラジオから聴くほうがはるかにいいことがわかりました。そこで,次第に,そのほとんどはNHKFM放送を聴くだけになりました。旅番組も,その多くは,すでに何度も取り上げられたものだし,私は,観光地というところにはあまり関心がないので,今見ているのは,火野正平さんが自転で走る「にっぽん縦断こころ旅」くらいのものとなりました。また,サイエンス番組は,その多くは内容に乏しく,知っていることばかりなので,唯一「コズミックフロント」を長年見ていたのですが,この番組は11月末で終了だそうです。

 そんな私なのですが,11月末で,NHKBSPがなくなってしまうのだそうです。そして,NHKは4K放送に力点を移すことにするそうです。しかし,今でもテレビをほとんど見ないのに,4K放送なんて,私にはまったく興味がありません。どんな鮮明な画像といったところで,見たい番組すらないのだから,必要がありません。そのようなわけで,一体全体,何を騒いでいるのか,まったく理解ができないわけです。
 それよりも,NHKはやたらとチャンネルばかりたくさんあっても,臨時ニュースでも入ると,すべてのチャンネルで同じ番組に切り替わってしまいます。どうしてそうするのか,その意味すらわかりません。BSしか写らず総合テレビが見られない,とか,総合テレビは見えてもEテレが見られない,なんていうことがあるのでしょうか? また,スポーツ中継の途中,1時間ごとにニュースを挟んだり,こんなバカげたことに高額な受信料を払いたくないと思っています。もっとチャンネルごとに差別化して,総合テレビは報道番組だけにして,Eテレは教養番組,BSは音楽番組やドラマ,といったようにわけたほうがずっといいのに,と私は思います。そして,見たい番組だけ,あるいは,見たいチャンネルだけに課金すればいい。

 また,このごろは,NHKはテレビ画面にやたらとQRコードやら,意味のない字幕を画面に出しているのですが,あれもまた,不快なだけのものです。そんなものはまったく無意味です。というか,画面に余分なものをつけではいけません。実際にはないはずの,MLBでストライクゾーンが表示されたり,NFLでフィールドラインが表示されたりする,アメリカの悪しきテレビ中継をまねる必要などないのです。オプションでならともかく,真実を伝えるのが使命のテレビが,真実以外のものを消す方法もなく表示していはいかんのです。話はずれますが,先日,ある新聞に花火の写真が載っているとネット上で知りました。その写真は,いくつかの花火を合成した美しいものでした。しかし,真実を報道することが使命である新聞が,写真を画像処理なんてしちゃいかんだろう,と私は思いました。報道写真は芸術写真ではないのです。
 4Kだろうと8Kだろうと,百歩譲って,受信料と無関係ならば,好きにやってもらってかまいませんが,私が払ったお金でやるのなら御免です。そんなことよりも,新聞社の報道写真に限らず,NHKもまた,本質的に,テレビ画面の在り方というものについて,改めて勉強し直すことのほうが優先だろう,と私は思います。

無題


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 これまで行ったことがなかった,または,どこにあるのかを知らなかった,というところについて書いてきたのですが,どこにあるのかは知っていても,どうやっていくのか? がよくわからないところもまた,少なくありません。
 私は冒険家でもないし,めんどうなことは嫌いなので,小笠原諸島? 船で24時間? と聞くだけで行く気がなくなるので,小笠原諸島は,はじめから候補にもなりません。また,東シナ海にも,ものすごくたくさんの島々があるのですが,どうやって行くのか? と,離島に凝りはじめた私が絶望感に襲われる場所も少なくありません。おそらく,最も困難なのは,吐噶喇列島でしょう。これもまた,小笠原諸島同様に,船で延々と行くしか方法がないようですし,それがまあ,とても大変そうなのです。
 昨年末に,よく知らないまま石垣島へ行ってみて,後で地図を見て,こんなに遠かったんだ,と驚く有様ですが,まだ,沖縄本島には行ったことがないし,奄美大島も屋久島も知りません。しかし,あまり行きたいとも思わないです。性に合わないというか,なんというか…。
 しかし,そんな中で,長年ずっと気になっているのが,種子島なのです。それはおそらく,鉄砲伝来,という史実と,ロケットの打ち上げ基地,ということから来るものなのでしょう。
 そこで,調べてみました。

 種子島は,飛行機で行くこともできるようです。種子島に限らず,離島の多くは飛行機も飛んでいるのですが,どこも料金が高く,乗りたいと思いません。しかし,飛行機を利用せずとも,これまで行った佐渡島や壱岐島と同じように,鹿児島港から高速船に乗れば,容易に行くことができそうです。
 さて,ここで問題のは,鹿児島港までどうやっていくか,ということです。
 以前書いたことがあるのですが,格安航空はさまざまで,私には,安ければいい,というものではないのです。県営名古屋空港を利用しているFDA が鹿児島空港まで飛んでいればまだしも,それ以外の航空会社で鹿児島空港まで飛んでるものは,すべてセントレア・中部国際空港なので,そこまで行くのが,面倒です。さらに,これは有名な話ですが,鹿児島空港は鹿児島市内から非常に遠く,鹿児島空港から鹿児島港までがたいへんなのです。
 そこで考えたのは,FDAで熊本空港までFDAで行って,そこでレンタカーを借りて,南九州の旅行を兼ねて,そのついでに1日種子島に行く,というのがよいように思えてきました。実現するのがいつのことになるかわかりませんが。

種子島


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 三浦半島,東は横浜市,西は鎌倉市までしか行ったことがなかったわけですが,先日,横須賀市へ行き,その次に浦和市までいったことで,次第に,どんなところかわかってきました。思ったよりも東京から近いところでしたが,横須賀市から先の意外な素朴さがすてきでした。
 結局,JRを利用するよりも品川駅から京急電鉄を利用するほうが簡単だと知ったのですが,その終点が三崎口駅で,三崎口駅から,多くの観光地があることを知ったので,そのうちにぜひ行ってみようと思いはじめました。

 調べてみると,三崎口駅にレンタサイクルがあって,これを利用すれば,気軽に様々なところを移動できるようです。それにしても,私が知っていたのは,城ヶ島という離島の名前だけでした。また,意外なことに,先日出かけた柳川市で訪れた北原白秋がこの城ヶ島とゆかりがあるというのもまた,偶然というか,興味深いというか。
 いずれにしても,東京近郊に住んでいる人以外は,三浦半島といっても,なぜか,鎌倉市しかなじみがないのです。鎌倉市以外に行ったことがあるという人も,私のまわりにはいません。また,テレビの旅番組でとりあげられることもほとんどないのが不思議な話です。なぜなのだろう?

 司馬遼太郎さんの書いた「街道を行く」にも,三浦半島記があります。
  ・・・・・・
 司馬遼太郎の旅の拠点は,三浦半島の付け根部分にあたる横浜・磯子のホテル。ここから〈毎日勤め人のように〉半島に通い,鎌倉幕府出現の背景を考える。
 司馬さんは,源頼朝の挙兵成功の理由を,三浦,房総,伊豆の3半島の連動にあったと思い至る。それぞれの半島の勢力が海路を使って連携したのだ,と。大楠山の山頂から3半島の位置を改めて確認し,衣笠山では,頼朝を助けた三浦大介義明に思いを馳せる。そして,若宮大路,鶴岡八幡宮,極楽寺坂,朝比奈切通しなど,頼朝や義経,新田義貞らの足跡を辿る。
 半島を下り,横須賀で考えたのは,「スマートであれ」が教育方針だった旧海軍のこと。日露戦争で活躍した連合艦隊旗艦「三笠」を訪ねて,かつて出会った品のいい元海軍士官の紳士たちを思い出すのだった。
  ・・・・・・
というわけで,私が期待した割に,書かれているのは,鎌倉市と横須賀市までにとどまってきて,「その先」に触れていないのです。

 そんなわけで,もっとすずしくなって,天気がよいときに,こりゃ,1日楽しく過ごせそうだと思ったら,ワクワクしてきました。

キャプチャ


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 首都圏に住んでいる人にはあたりまえかもしれませんが,私は東京近郊はあまり知りません。そこで,このところ,NHK交響楽団の定期公演を聴くために東京へ出かけた折,機会を見つけては足をのばすことにしています。その中で,今日は,千葉県の話題です。
 千葉県といって私が行ったことがあるのは,成田国際空港と東京ディズニーランドくらいのものです。房総半島は,特に,これまで無縁な場所でした。ただ一度,2009年に,列車で,佐倉市と茨城県の潮来市,そして,銚子市まで行ってみたことがありましたが,そこで驚いたのは,神奈川県と距離は同じくらいなのに,首都圏といっても,千葉県はずいぶんと寂れているということでした。当時,JRの駅が無人駅だったのには衝撃を受けました。今はどうなのでしょう?

 そこで,一度,房総半島を1周してみようと考えました。
 レンタカーでまわってもいいのですが,せっかくなので,列車で行こうと考えて,時刻表とにらめっこしました。現在は,乗り換え案内のさまざまなアプリがあるのですが,実際に目的地まで一目散に出かけるときはこうしたアプリはとても便利なのですが,楽しみで旅をするときは,時刻表の方がずっとわかりやすく,おもしろいです。しかし,どのくらい時間がかかるのだろう?
 地図をみると,千葉県の海岸線にそってずっと線路があって,太平洋側が外房線,東京湾側が内房線というらしいのですが,私は,その境目が先端の館山駅だとばかり思っていました。しかし,そうではなく,安房鴨川駅でした。東京駅を朝7時15分に出発する「わかしお1号」という特急に乗ると,千葉駅を経由して,外房線を走り,早くも午前8時45分に勝浦駅に到着するので,意外に時間がかからないものだ,と思いました。
 ところが,その先,勝浦駅から館山駅までの列車がほとんどないのです。いかにも乗る人がいない,という感じです。考えようでは,これはとても愉快なことです。つまり,空いているに違いがないからです。
 その先は,安房鴨川駅,館山駅と乗り換え,それぞれの駅で1時間から2時間程度の時間をとって,午後2時42分に館山駅を出る列車に乗れば,内房線で千葉駅に午後4時54分に着く,という感じでしょうか。
 こりゃ楽しそうだ,と調べながら思いました。

 ここまで調べたら,あとは実行するだけです。幸い,猛暑だった2023年の夏もどうやら終わりをつげ,秋になったので,いよいよ決行することにしました。ところが,ここに,とんだ事態が待ち受けていたのです。このことは,また,いずれ書くことにしましょう。

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