【Summary】
I attended an NHK Symphony Orchestra concert in Omiya mainly to hear conductor Nodoka Okisawa while traveling. Although the program of Taiga drama music was not very appealing and the ticket was expensive, the second half—especially The Moldau—was excellent. Through many concerts, I have realized that seat, hall, and access matter most.
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今回の大河ドラマをテーマとする演奏会,取り上げられていた大河ドラマは私があまり興味がなかったものが多かったのでもともとの音楽になじみがなく,残念でした。私が好きだった「国盗り物語」「勝海舟」「家神」などが演奏されたらずいぶん印象が異なっていたことでしょう。
また,この演奏会の前日には,東京のNHKホールでも同じプログラムの演奏会が行われていたようですが,それにはゲストで高橋英樹さんが登場したりと,比較をすれば,ちょっと損をした感じでした。それにしても,入場料が高過ぎました。京都市交響楽団の定期演奏会の2倍ほどしました。この演奏会に限らず,近ごろのNHK交響楽団の演奏会は高すぎます。
さて,どうして大宮のソニックシティ大ホールまで聴きにいったかというと,まず第一に,指揮者が沖澤のどかさんだった,ということです。これが最大の理由でした。もし違う指揮者なら行きませんでした。つまり,沖澤のどかさんがNHK響楽団を指揮する演奏会を聴きたい,ということでした。しかし,それならNHKホールでもよかったのですが,第二に,私は,東北旅行を企画していました。東北旅行のことはまた,別に書きますが,そのついで,というか,大宮で聴くほうが都合がよかった,ということにありました。ただし,前回も書きましたが,ソニックシティ大ホールは期待外れでした。
そんな理由で大宮まで行ったのですが,第1部はともかく,第2部はたいへん楽しめました。特に,最後に演奏した「モルダウ」は最高でした。これを聴けただけで満足しました。これだけの盛り上がりをみせる指揮ができるのだから,やはり,沖澤のどかさんは大したものです。いっそのこと,第1部をやめて,スメタナの「わが祖国」(Má Vlast)全曲をやってもらうだけでよかったように思いました。
まあ,今回の演奏会はそんなところでしたが,ここ数年,手当たり次第に行きたいと思った多くの演奏会を聴いてみて,私にとって,どういう演奏会なら楽しめるのかがよくわかってきました。
まずは,座席です。とはいえ,これがもっとも難しい。いい席を取ることも難しいのですが,たとえ取れても,隣に座る人によっては不快になることがあるからです。そこで,定期会員になって,いつも近くに座る人が決まっていれば,そんな不安から解消されるわけですが,逆に,周りに不快な人が決まって座ってしまうと,絶望的にもなります。次が,会場です。これは,アクセスも含めてです。
私は,20年来のNHK交響楽団の定期会員ですが,サントリーホールならまだしも,NHKホールは本当に情けない。アクセスも最悪です。とはいえ,通いはじめたころは,ああ,これがテレビで見るNHKホールそのものだ,というだけで感激していたこともあります。しかし,今や,ほかの多くのすばらしい会場を知ってしまうと,それと比べたとき,行く気が失せます。
NHKホールは音もよくない。それがなぜか,会場で聴いた同じ演奏会なのに,FM放送で聴きなおすと,NHK交響楽団の演奏はすばらしいのです。ということで,私の結論は,NHK交響楽団の定期公演は,FM放送で聴くものであって,会場,特にNHKホールに足を運んで聴くものではない,ということです。日本でトップクラスといわれるオーケストラなのに,本拠地がNHKホールでは気の毒というものです。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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