【Summary】
On February 23, 2026, I visited the special exhibition “Big Five Mass Extinctions” at the National Museum of Nature and Science in Ueno Park. Although I had prior knowledge of the topic, the exhibition was extremely crowded, making it hard to appreciate. Disappointed, I left early and had lunch at a café in Tokyo Bunka Kaikan instead.
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2026年2月23日,東京・上野公園の国立科学博物館で,特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」を見ました。
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生命が誕生してから40億年,地球上では幾度も生命の危機が訪れました。しかし,生命は危機を乗り越え,絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄することを繰り返すことで,多様に進化を遂げてきました。いわば,大量絶滅は生命の繁栄を促した現象だと捉えることもできるのです。
本展では,その中でも規模の大きかった5回の大量絶滅事変,いわゆる「生命史のビッグファイブ」を,化石や岩石に残された様々な証拠から紐解き,「生き物たち」の生存をかけた進化の歴史を辿ります。
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というものですが,私は,招待券をもらったので,何かのついでに東京へ行ったときに,と考えているうちに最終日になってしまい,今回,名古屋フィルハーモニー交響楽団の東京特別公演を聴きに行った折に,やっと行くことができました。
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「生命史のビッグファイブ」とは,地球の歴史の中で起きた5回の大規模な大量絶滅事変をいいます。
●オルドビス紀(Ordovician period)末の大量絶滅(約4億4,500万年前)
氷河期の到来と海面の変動が原因で,海洋生物の85パーセントが絶滅。
●デボン紀(Devonian period)後期の大量絶滅(約3億6,000万年前)
環境の変化や海洋の無酸素化により,魚類の時代が終わる。
●ペルム紀(Permian period)末の大量絶滅(約2億5,200万年前)
火山活動やメタンガスの放出が原因で,最大規模の絶滅で,海洋生物の96パーセント,陸上生物の70パーセント以上が絶滅。
●三畳紀(Triassic period)末の大量絶滅(約2億年前)
火山活動や気候変動が影響し,恐竜が台頭するきっかけになった絶滅。
●白亜紀(Cretaceous period)末の大量絶滅(約6,600万年前)
小惑星の衝突と火山活動が複合的に関与し,恐竜が絶滅。
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そもそも「生命史のビッグファイブ」といったところで,私はすでに詳しく知っていたことでもあり,特に行ってみたいと思ったわけではありませんでした。招待券をもらわなければ,行くこともなかったと思います。とはいえ,多くの人には「生命史のビッグファイブ」というのは初耳で,驚きのことだったのかもしれません。すごい人気でした。
当日は,早朝の新幹線で東京駅まで行って,そこから乗り換えて,上野駅に到着したのが午前9時少し前だったのですが,すでに長い行列ができていました。この行列の先に入口があるのではなく,あくまで,入場時間の整理券がもらえるだけで,そこに指定された時間までは,国立科学博物館の通常の展示を見て時間をつぶす,という段取りでした。私がもらった整理券の指定された時間は午前10時30分でした。
私のような老人は,国立科学博物館の通常の展示は無料です。そこで,これまでにも,何度も行っているわけですが,ここは,さすが首都東京の博物館らしく,なかなか充実しています。今回は祝日だったので多くの人がいましたが,平日の午前中なら,静かな館内でゆっくりした時間が過ごせるので,穴場です。
やがて,午前10時30分に近くなったので,入場口に並び,ほどなくして中に入りました。
整理券があるとはいえ,館内はすごい人で,人の頭を見るようなものでした。東京では,美術館も同様,休日に行くものではありません。何となく見て回っていたのですが,多くのものはレプリカで,たまに実物があるという程度でした。アメリカのデンバー自然科学館から貴重な標本が多数来日! とありましたが,私は,すでに,デンバーの自然科学博物館で見ているし…。確かに,「生命史のビッグファイブ」というのは,私もはじめて知ったときは驚きましたが,そんな知識もない多くの人は,ここでそれを知ったにせよ,こんなに混雑した館内では,何が学べるというのでしょうか?
招待券で入ってこんなことをいうのも失礼なのかもしれませんが,人混みがきらいで落胆した私は,早々に館内から外に出ました。本当にじっくりと見たいのなら,2026年3月20日から6月14日まで,名古屋市科学館で開催するので,平日の午前,それも,学生が遠足や野外授業でやってこない始業式のような日を選んで行くほうがずっといいと思いました。時間はお昼少し前でした。国立科学博物館内にはレストランもあるので,昼食を,と思ったのですが,これもまた,30分待ち。こんな状態なのに,それに耐えてでも休日にやってくる東京の人たちにこそ,私は感動しました。そういうことはすべて承知で,それでも招待券を捨てることができずやってきた私は,まだまだ進化が足りないようです。
ということで,国立科学博物館内のレストランをあきらめ,これもまた,穴場である東京文化会館のカフェで昼食をとりました。
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