【Summary】
In December 2024, I attended an NHK Symphony Orchestra concert and visited the newly relocated Nikon Museum in the morning, followed by enjoying the autumn leaves at Shinjuku Gyoen.
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2024年11月30日。今月,というか12月のNHK交響楽団定期公演に行きました。この日はとてもよい天気だったので,東京に来る新幹線からはきれいな富士山を見ることができました。
いつものように,演奏会は夜なので,午前中は,東京や東京近郊のこれまで行ったことがあまりないところを散策するつもりで,いろいろ考えました。そこで思い出したのが,新たに移転して再開したニコンミュージアムでした。
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ニコンミュージアムは,2024年にニコン新本社ビルのある港区港南の品川インターシティC棟に移転したニコン製品の博物館で,ニコンの歴代カメラをはじめ,顕微鏡,測定機,半導体露光装置などを展示しています。
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私はJR大井町駅から「光学通り」という,ニコンがまだ日本光学工業という名前の時代に名づけられた道を歩いて行ったのですが,実際は,JR西大井駅からのほうがすっと近い場所にありました。
新しいニコンミュージアムは今までの品川駅近くにあったものよりも広く,天体望遠鏡なども展示されていました。ニコンという会社は,製品の発売ペースは他のカメラメーカーよりもゆっくりなのですが,それは,逆に1台1台がていねいに開発されているということから,そのほとんどが記憶に残るものなので,こうした博物館にそれらが展示されていると,すべて,懐かしい気持ちがします。また,そのどの機種もそれぞれ個性があり,矜持のかたまりとなっているので,どれだけ見ていても見飽きることもなく惚れぼれします。「ニコン党員」とよばれる,または,揶揄されるニコンファンの間では,ここを訪れることを「ミュージアム詣で」とよんでいるとか。
一時,ミラーレスカメラの台頭で売れ行きが落ち,将来が危ぶまれたニコンでしたが,その後,Z9,Z8と立て続けに傑作を発売して,すっかり立ち直りました。会社の遺伝子というのは変わるものではなく,こうした会社の堅実さが欠点でもあり長所でもあります。
ニコンミュージアムを見た後は,銀座にあるライカギャラリー東京へ行って,中井精也の写真展 「ライカと、てつたび。」 を見ました。
そのあと,新宿御苑に行って,紅葉と黄葉を堪能しました。東京はとても人が多く,落ち着くことができるところも少ないのですが,新宿御苑は,人が多いとはいえ,広いので,それなりにくつろぐことができました。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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