しない・させない・させられない

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.

USA50州・MLB30球場を制覇し,南天・皆既日食・オーロラの3大願望を達成した不良老人の日記

カテゴリ:フィンランド旅行LIVE > LIVE・2020夏

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 セントレア・中部国際空港からはヘルシンキまで直行便があります。そして,ヘルシンキからは電車で気軽に郊外の地方都市に行くことができます。ちょうど,名古屋から奈良や静岡,高山などに日帰り旅行をするような感じです。そしてまた,夏に行けばお昼間が長いので,十分な時間をとることができます。私は2度目の旅で,タンペレ,ナーンタリ,トゥルク,そして,シベリウスの故郷アイノアに行きましたが,どこもいい印象ばかりです。そのどの町も,また,出かけてみたいところです。
 このように,日本国内の,どこも混雑して蒸し暑い観光地に渋滞する高速道路を走ってでかけ,高価なホテルに泊まるくらいなら,ふらっとヘルシンキにでも出かけるほうが,ずっと快適なのです。このコロナ禍は別として,わずか9時間ほど飛行機に乗れば,名古屋からヘルシンキには行くことができるし,ヘルシンキからも郊外の美しい町にも鉄道で簡単に行くことができるし,そのどこも治安のよい落ち着いた美しいところなので,何の目的もなくふらっと訪ねるのはとてもよい国なのです。

 これまでに行ったフィンランドの感想を交えて書いてきましたが,結局,私の幻に終わったフィンランド旅行は,このように,単に時間つぶしに行こうと思っていただけでした。私が2度目にフィンランドに行ったとき,ヘルシンキの街中で出会った日本人の女性が「毎年来ています」と言ったのを聞いて,よほど魅力のあるところなのだなあ,と思ったのが強く印象に残っています。
  ・・
 今後,再び海外旅行ができるようになって,私は,この幻となった旅を実現することができる日が来るのでしょうか?


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 1年前に私が計画していたフィンランドの旅で,私は,夜がほとんどない夏のフィンランドを楽しもうと思っていたので,行くことができなかった今でも,夜がほとんどないということがどういうことなのか,想像がつきません。
 私は,それまで,2度フィンランドに行ったのですが,1度目は2月のロヴァニエミでした。これは冬だったので,午後3時には暗くなりました。オーロラを見るには夜が長いのでもってこいの季節ではありましたが,短いお昼間にどこかに出かけようと思っても,レンタカーを借りて雪の中を走る勇気もなく,バスを利用するとなると,よほどきちんとバスの時間を調べておかないと,待っている時間で凍えてしまうので,命の保証すら危うくなります。
 いつかこの季節に,ロヴァニエミよりさらに北に行ってみたいと思っているのですが,もしそれを実行を移すとなると,かなりの下調べが必要でしょう。
 2度目に出かけたのは8月の下旬だったので,とても快適でした。今年の猛暑は別として,私の行ったときは,もっと寒いのかと想像していたのですが,普通の夏服で,暑くもなく寒くもなく十分でした。8月下旬ともなると,夜が短いという印象はあまりありませんでしたが,それでも観光することができる時間が長く感じられて,結構遠出もできたので,楽しい旅となりました。

 夏の北極圏といえば,フィンランド以外に,私は,8月にアラスカとアイスランドに行ったことがあります。アラスカでは,夏とはいえ,オーロラも見ました。オーロラは冬しか見ることができないと思っている人もいますが,年中見られます。ただし,夜暗くならないと見られないから,冬の方が適しているというだけのことです。
 夏のアラスカでオーロラを見たことから,それに次いで,アイスランドでも同じように夏にオーロラを見ようと出かけてみたわけですが,夜になって日が暮れても,空がずっと明るいままだったのには落胆しました。考えてみればそれは当たり前で,日が沈んだとはいえ,太陽は地平線の下かなり浅いところを這いつくばるように動ているから,ずっと夜明け前のような状態だったわけです。
 それにしても不思議なのは,アラスカだってアイスランドと同じ状況であるのに,アラスカでは夜がすっかり暗かったことです。どうしてそうだったのか,その理由が私には今もってよくわかりませんん。
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 ということで,北極圏近くを旅するには,冬はかなりの計画性と工夫が必要になるのですがオーロラがよく見え,その一方,夏はオーロラはあまり期待できない代わりに,快適で,白夜の体験もできるというわけです。

 私は,夏はほとんど夜がなく,その反対に冬は夜ばかりのこの国に住む人たちがどんな生活をしてしているのかということに,行くことができなかった今になって,とても興味が湧いてきました。特に,夏は,ずっと明るいのに,長い夜を何をして送っているのでしょうか。それとも,昼が長いとか短いということは関係なく,いつも同じように規則正しく毎日生活しているのでしょうか?
 これはやはり,実際に行ってみて確かめてこなくては…。
 いつになったら,そんな旅ができるのでしょう。

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 フィンランドは,どこかに気ままに出かけて,1日をゆったりと過ごすのに適している国のようです。また,夏と冬とではまったく魅力が異なります。
 私は,結果として,冬のフィンランドと夏のフィンランド,そのどちらも経験することができました。そしてまた,幻になってしまいましたが,私が昨年の夏に再びフィンランドへ行こうと思ったのは,白夜というものを味わってみたかったということも理由のひとつでした。
 とはいえ,ヘルシンキは北極圏ではないので,一応,少しは太陽が沈みます。

 白夜を体験するために北極圏まで出かけるもっとも簡単な方法は,ヘルシンキから飛行機を利用することですが,それよりももさらに魅力的な方法は鉄道です。
 このころは,毎年フィンランドに行くことができると思っていたから,あえて,この旅で北極圏に行こうとは思っていませんでしたが,私の夢は鉄道でフィンランドを縦断することだったのです。
 鉄道でフィンランドを縦断する… とは,「サンタクロースエクスプレス」に乗ることです。
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 今日の写真は,その「サンタクロースエクスプレス」がヘルシンキの中央駅を出発するところです。「サンタクロースエクスプレス」午後11時13分ヘルシンキ中央駅発で,翌日の朝・午前10時51分,北極圏の町ロヴァニエミに到着します。
 この写真は2019年の夏に写したものですが,このときは乗らず,いや,乗れず,出発だけを見送りました。夏なら,ロヴァニエミの近郊で白夜を経験できるし,冬なら,夜明けのフィンランドの大雪原を車窓から眺めることができることでしょう。
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 私も見送るだけでなく,次に行くときは乗ってみようと夢見ていたのですが…。

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昨日2021年7月5日,フィンランド北極圏は熱波に覆われ,気温が30度を超える猛暑となりました。地球はどうなってしまったのでしょう。

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 森と湖の国フィンランドといわれますが,実際,飛行機が首都ヘルシンキに近づいて,着陸態勢に入って地上が眺められるようになると,眼下に見えるフィンランドの大地は森と湖ばかりです。
 フィンランドを舞台にした映画「かもめ食堂」で,主人公のサチエさんがフィンランドには何もないというと,フィンランド人の青年トンミ・ヒルトネンが
  ・・・・・
 森がアリマス
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と応えるシーンがあります。
 このように,フィンランド人は自然豊かな森が誇りです。フィンランドの森は,それがだれの所有であれ,人は自由に行き来でき,キノコやベリーを見つけたらそれを摘んでもいいという「自然享受権」があります。


 そこで,フィンランドに行って,私がやりたかったもうひとつのことは,キノコ狩りでした。
 行先はヌークシオ国立公園です。「地球の歩き方」によると,ここはヘルシンキから最も近い国立公園で,面積は45平方キロメートル,ハイキングコースも整備されているということです。
 前回と前々回と2度フィンランドに行って,私は「地球の歩き方」に載っているフィンランドのそのほとんどは行ったのですが,その2度のフィンランド旅行で残ってしまったやりたいことは,このキノコ狩りと,そして,ヘルシンキからロヴァニエミまでの寝台特急「サンタクロースエクスプレス」に乗ることでした。そこで,このときの旅では,キノコ狩りを実現したいなあ,となんとなく考えていたわけです。
 実際は,細かい計画を立てる前に,コロナ禍で旅行はキャンセルしてしまったので,具体化することはなかったのですが,ヌークシオ国立公園に行くのは,結構大変なことです。ここは鉄道では行くことができなくて,バスの利用ということなのですが,そのバスが不便なのです。バスは本数は少なく,特に,帰りのバスに至っては,時刻表もないということが「地球の歩き方」には書かれてありました。
 私は,フィンランドのバスは,ロヴァニエミからサンタクロース村に行ったときと,ナーンタリからムーミンワールドに行ったとき,そして,ロヴァニエミの市街と空港の往復に利用したのですが,どれもそれなりに大変でした。本数が少ない上,バス停があったりなかったり,時刻表もなかったりと,観光地に行くにも大変なのに,ヌークシオ国立公園への往復なんて,できるのかいな? と思っていました。
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 今,これを書きながら思うことは,もし,実際に行くとなれば,レンタカーでも借りたほうが無難なような気がします。しかし,それでは旅の楽しみがなくなるなあ,などなど,複雑な気持ちもします。 
 しかし,それもまた,贅沢な悩みです。このご時世,おそらく,この先も,私は,フィンランドでキノコ狩りをすることは,もはやありますまい。


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 この旅は5泊7日の予定でしたが,特にどこに行ってみたいとか,何をしてみたいとか,そういったことは決めていませんでした。それは,その1年前にヘルシンキに行って,そのときに,行きたいと思っていたところはほぼすべて行ってしまっていたからでした。
 フィンランドはとてもすてきな国です。また,郊外に行くにも電車やバスを利用すると簡単に行くことができます。ということで,この旅の目的は,フィンランドまで行ってのんびりとしてこよう,その日の気分でやりたいことを決めようという感じでした。
 海外旅行に行くことができない今考えると,それはかなり贅沢な話であったわけですが,その当時は,もはや,行ってみたいというところもほとんどなくなっていて,それまでに行った場所の中でよかったところをリピートする,という気持ちになっていたわけです。
 この時点では予約はしていなかったのですが,2020年の秋には3度目のオーストリアのウィーンに行って,チェコまで足をのばそうと考えていました。

 話を戻します。
 それでも,ヘルシンキに5泊滞在するのだから,どこかで1日,日帰りでロシアのサンクトぺテルブルグに行ってみようなか,などとなんとなく思っていました。それは,この1年前にヘルシンキに行ってホテルで朝食を取っていたとき,レストランで一緒になった日本人観光客の人に,サンクトペテルブルグに行ってきたという話を聞いて,行ってみたいな,と思ったのがその理由でした。
 アメリカやオーストラリア,ニュージーランドなどとは違って,ヨーロッパで出会う日本人観光客は旅慣れている人が多く,行動力もすごく,うらやましくなります。
 ヘルシンキからサンクトぺテルブルグは意外と近いのですが,実際に行こうとすれば,結構手続きがたいへんなのです。しかし,1年前の旅でも,行く前にはそれほど思い入れもなかったエストニアにフェリーで行くことができたので,それと同じような気持ちでした。
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 私が聞いた話は,ヘルシンキからサンクトペテルブルグまで行く手段は,電車と船があって,船だとビザが不要だとか,電車だと国境を越える時点で検札があるとかいうことでした。また,ビザを入手するには,大阪のロシア領事館まで行く必要があるという話だったし,行くまでにそういった煩わしい手続きをクリアする必要があるのかなあ,とぼんやりと思っていました。結局,キャンセルになったので,そういった行動をすることもありませんでしたが,実際に行くと決めたら,そうしためんどうなことは嫌なので,現地ツアーにでも参加しようかな,と考えていました。
 しかし,本当にサンクトぺテルブルグに行きたいのなら,こんな中途半端な計画ではなく,直接ロシアに入国して何泊かすべきだろうと,今は思います。しかし,私には,サンクトペテルブルグにはそれほどの想いはないのです。


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 幻のオーストラリア旅行の次は,幻になったフィンラド旅行です。この旅は,今からちょうど1年前の今ごろに行くことにしていたものです。それにしても,1年経っても状況があまりよくなっていないのに失望します。来年こそ,行くことができるのでしょうか?
 今回もまた,行くことができなかったので,それまでに行ったときの写真とともに幻の旅行記を書くことにします。
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 購入したフィンランド航空の航空券は,行きが,セントレア・中部国際空港2020年6月24日水曜日午前10時30分発,ヘルシンキ・ヴァンター国際空港同日午後2時30分着,帰りはヘルシンキ・ヴァンター国際空港6月29日火曜日午後5時25分発,セントレア・中部国際空港6月30日水曜日午前8時45分着のものでした。出発前の3月31日にすべてキャンセルしました。
 これまでに書いた幻となったオーストラリア旅行は,航空券,ホテル代ともキャンセル料なしでしたが,カンガルー島のツアーのみ,キャンセルに伴う返金ができませんでした。このフィンランド旅行では,ヘルシンキで宿泊するホテルのみ,キャンセル不可のものを予約してしまったために,4泊の宿泊代が返金できませんでした。これまでも,私は,キャンセル不可のホテルを何度も予約して宿泊しましたが,まさか,こんなことが起きるとは思ってもいなかったため,失敗しました。まあ,仕方がないことです。

 このころ,フィンランド航空を利用すれば,名古屋からヨーロッパに行くのはすごく簡単でした。
 ヨーロッパに行くには,フィンランド航空のほかにも,中国の航空会社を利用することもできるらしく,このほうがずっと格安だそうですが,旅は快適さを旨とする私は興味がありません。
 フィンランド航空は私の知る限り最も快適な航空会社であり,私にはそれ以外の選択肢はありません。また,フィンランド航空は,ファーストクラスを利用しなくても,少しの金額を増額してエコノミーコンフォートにグレイドアップして,一番前の席を予約してしまえば,より快適に空の旅ができます。さらに,新しく導入されたエアバスA350 はさらに快適です。
 私が好んで使う航空会社は,アメリカのデルタ航空,オーストラリアのカンタス航空,そして,フィンランド航空ですが,中でも,一番のお気に入りはフィンランド航空です。再び海外に行くことができるようになったとき,同じ状況で旅行ができるのであれば,私は,また,こうしてフィンランド航空を利用してヨーロッパに出かけることになるでしょう。
 その日が来るのをこころ待ちにしています。


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