室戸岬まで来ました。2017年にはじめて来たときはずいぶん感動したものです。
室戸岬には中岡慎太郎の銅像あります。高知県には,ほかに,桂浜に坂本龍馬,足摺岬にジョン万次郎の銅像があって,私は,そのすべての銅像をみたいものだとずっと思っていたのですが,それも達成した今になっては,そのころが懐かしいです。
まだ太陽が沈むには1時間ほど早かったのですが,この季節はすでに夕暮れ感が漂っています。夕日を見ようと中岡慎太郎の銅像の裏手の展望台に登ると,太平洋と太陽を美しく見ることができました。
室戸岬まで行くのに思った以上に時間がかかったので,ここでコーヒーブレイク,という余裕もなくなり,高知龍馬空港に急ぐことにしました。本当は室戸岬で太陽が沈むのを見たいのですが,それでは帰ることができなくなってしまいます。
国道55号線を戻りながら,その途中で太陽が沈んでしまうので,どこかで夕日が沈むのを見たいものだと思っていたのですが,なかなか車を停める適当なところがありません。あきらめかけていたとき,羽根岬というところに出ました。駐車場があって,海を見ることができるようでした。そこで,車を停めて,太陽が沈むまで眺めることにしました。
幸運なことに,この日はまったく雲がなく,太陽がすっかり海に隠れるまでを見ることができました。私が海を見ていたとき,となりにネコがいて,同じように夕日を眺めていました。ネコにもその美しさがわかるのかな,と思わずうれしくなりました。
太陽がすっかり沈むのを見届けて,再び出発しました。
午後6時30分ごろに高知龍馬空港に着きました。空港の2階に食堂があることを前回知ったので,レンタカーを返却して,そこで夕食を取る予定でした。
ターミナルに入って,まず,私の乗る飛行機が予定通りだということを確認しました。私の乗る飛行機の出発には1時間以上あるというのに,それがこの日の空港の最終便だったので,すっかり空港内のお店は終了ムードでした。2軒ある食堂のうち,1軒はすでに閉店していたので,選択の余地はなく,もうひとつの食堂に入って,夕食を取りました。
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こうして,今回の,幸運を取り戻すためにさくらサーカスを見るという私の高知への日帰り旅行が終了しました。10月に行った2泊3日の四国旅行の3日目のやり直しができました。
わずか50分程度のフライトです。機内からの名古屋の夜景がきれいでした。私にとってFDA による日本の旅は最高の癒しです。次に四国に来るときは,まだ行ったことがない佐田岬の先端を目指そうと,今から楽しみにしています。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは