2012年,私は,グレイラインの日帰りツアーに参加して,マントラッシュモア国立記念碑,クレイジーホースメモリアル,そして,カスター州立公園を巡りました。
おそらく,今行くのなら,そういった現地ツアーに参加することもなく,個人で巡ったことだろうと思うのですが,むしろ,このツアーに参加したことで,観光用の列車にも乗れたし,結構混雑するこのあたりを楽に観光できたのが幸いでした。
では,今日は,そのときのツアーで行った中からカスター州立公園を紹介します。ただし,残念なことに,カスター州立公園だけは,バスの車内からの観光となって,現地を歩けなかったのがこころ残りです。ツアーというのは快適な反面,こうした自由度に制限があるのが難点です。
おそらく,多くの旅行者は私の参加したようなこうしたツアー旅行をしているだろうから,私がこれまでこのブログで書いていたようなちょっと変わったところには行くことができないだろうなと思います。
●カスター州立公園(Custer State park)
カスター州立公園はマウントラッシュモアの南側に広がる大平原です。公園内をワイルドライフループロード(Wildlife Loop Rd.)
が走っています。この道路は野生のバイソンの群れが見ものである全長18マイル,約30キロメートルにわたるドライブコースです。
ということなので,どうやら,カスター州立公園は,バスから降りて散策するようなところではなくて,車中からバイソンの群れを見れば十分,という理由で降りることができなかったのでしょう。
ガイドブックによると
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1913年に禁漁区として設立されたカスター州立公園にはおよそ 1,300頭の放し飼いのバイソンの群れが生息しています。エルクやシロオジカ,ミュールジカ,ビッグホーンシープ,マウンテンゴート,プロングホーンの大群もいるし,アナグマ,ビーバー,コヨーテ,ワシ,キツネ,タカ,ジャックラビット,プレーリードッグ,七面鳥を目撃できるかもしれません。
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ということなので,ここは自然の動物園という感じなのでしょう。
それにしても,今,写真で見ても,ものすごい数のバイソンです。私は,アメリカ旅行の初期の段階からこのような景色を見慣れてしまったので,野生のバイソンなんて当たり前にアメリカにごろごろいるものだという印象になっていたのでしたが,実際は,都会に住むアメリカ人にもこうした野生のバイソンは珍しいもののようです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは