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 BS朝日で「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」という番組が放送されていることを聞いて,見てみました。はじめのうちは,何じゃこの番組は? 食べ歩いている「ヒロシ」ってだれだ? と思っていたのですが,次第に引き込まれていきました。大晦日には,なんと5時間連続で再放送をやっていたので,録画してお正月に見たのですが,ロクな番組のないお正月に最高の楽しみとなりました。
  私はグルメでないので,旅先でガイドブックに載っているようなレストランに行くことはまずありません。それよりも,場末のメシやで食事をするほうがずっと楽しいのです。が,なかなか適当なお店が見つからなかったり,メニューがわからなかったりと,旅で最も苦労するのが食事です。

 このごろは,テレビで数多くの旅番組が放送されていますが,それらは玉石混交です。私が最もくだらないと思うのは,雑誌のグラビアのような名所を紹介するだけのもの。そして,出演者が無知なものです。その逆に,引き込まれるのは,旅先の空気が伝わるものであり人との交流のあるものです。
 で,「ヒロシ」さんですが,この「ヒロシ」さんというのは,昔「ヒロシです」とかいう決まりことばがブレイクしたタレントさんです。この「ヒロシ」さん,売れなくなった後,数々の職を経験し,結構はちゃめちゃな人生をおくったようですが,人生も旅もやったもん勝ち,そうした経験がこの番組で生かされています。ほとんど言葉もわからないのに,その土地の人に溶け込んでいって,興味のあるレポートをしています。
 このごろ,巷では,やたらとブランドやら高級品志向やらをブームにしたいらしいのですが,それはそのほうが儲かるからです。しかし,そんなもん,はっきり言って,楽しく生きるのに何の価値もありません。むしろ,この番組で出てくるような,庶民が本音で語っているようなところで交わって生きているほうがずっと楽しいのです。

 ということで,この番組は,私が自分ではできない,そして,なかなか行くことのできないところに出かけて,そこに住んでいる人の生活ぶりを垣間見ることができるからこそ,おもしろいのです。
 この60分番組は,東南アジアとヨーロッパの2本立てになっていて,その対比も妙です。おそらく,多くの日本人は,この2本のなかで,日本はヨーロッパのグループに入ると錯覚しているのではないかと思うのですが,実は,東南アジアの姿は日本の地方を表していて,ヨーロッパの姿は東京や大阪などの都市を表しているというブラックジョークなのだと私は深読みします。そして,日本の地方は,東南アジアよりずっと精神的に貧しく,その一方,東京や大阪などの都会は,ヨーロッパよりも,人が冷たく,見せかけだけの,いわば金メッキのようだとしか私には思えません。

☆ミミミ
無題 1月11日の早朝,ISS(国際宇宙ステーション)を動画でとらえることができました。写真では露出時間が5分ほどと長くなるので露出オーパーで写真が白くなってしまいます。かといって,ISOを小さくして絞るとISSが写らなくなります。動画の場合は,その逆に,1コマあたりの露出時間が30分の1秒になるので,ISOを大きくして露出を増やす必要があります。
 月(右下の大きな白い〇)の右上から左上方向に小さな白い点状のISSがゆっくりと飛んでいきます。画面下を動いているのは自動車のヘッドランプです。