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【Summary】
On January 1, 2024, a magnitude 7.6 earthquake struck the Noto Peninsula, causing severe damage. During a trip to Kanazawa on November 10, I decided to explore parts of the peninsula. I visited Noto Island via the Noto Satoyama Kaido and enjoyed a brief drive on Chirihama Nagisa Driveway. Noto Island’s scenic coastline contrasted with its mountainous interior, but some roads remain inaccessible. Notably, the Nakano Noto Farm Road Bridge was closed, requiring a return via the Noto Island Bridge.

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 2024年1月1日,能登半島地震が起きました。地震の規模はМ7.6で,輪島市と羽咋郡志賀町で最大震度7を観測しました。それ以前,私は,能登半島を1周ドライブしてみたいと思っていたのですが,それができなくなりました。今はもう復興の邪魔にはならないだろうと,今回,金沢市に行った折りに,能登半島まで足をのばしてみることにしました。とはいえ1周は無理なので,行ける所だけ行ってみることにしました。

 2024年11月10日。距離感がわからずずいぶん迷ったのですが,能登半島の行けるところまで行ってみようと,午前6時にホテルをチェックアウトしました。
 まず目指したのが,能登島(のとじま)でした。能登島は七尾湾を塞ぐ形で浮かぶ面積46.78平方キロメートル(東京ドーム1,000個ほど),周囲長71.9キロメートルの島で,能登島大橋が南側の屏風瀬戸に,中能登農道橋が西側の三ヶ口瀬戸に架かっていて,車で行くことができます。
 金沢市街から能登半島の西海岸に沿って,「のと里山海道」を走りました。「のと里山海道」はもともとは有料道路だったそうですが,現在は無料です。まったく信号機がないので,あっという間に長い距離を走ることができました。途中で少しだけ「千里浜なぎさドライブウェイ」を走りました。「千里浜なぎさドライブウェイ」は砂浜を車でドライブできるということで有名なところです。車が砂浜に沈まないのは砂の粒子が細かく海水を含んで引き締まっているからということです。
 天気もよく,風もなく,最高でした。まさか走る日が来るなんて思っていなかったので,幸運でした。

 予想より早く,七尾市街に着きました。七尾市街には和倉温泉があります。
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 和倉温泉は,能登半島随一の規模の温泉街です。1,200年前にシラサギが沐浴しているのを村人が見て,温泉を発見したといいます。こんこんと湯が湧き出すことから「湧浦」とよばれ地名になりました。近代的な旅館やホテルが海沿いに林立していて,和倉温泉シーサイドパークもあります。
 カキ,寒ブリ,ナマコなど新鮮な魚介類が食膳を飾ります。
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 ということだったのですが,現在は,21軒ある旅館のうち17軒が休館していて,営業再開旅館は4軒。
 また,休館している旅館のうち災害復旧業者や自治体応援職員,災害ボランティアなどを受け入れている旅館があるということです。

 能登島大橋を渡りました。
 地図で見る限り,能登島は風光明媚な場所だと思っていたのですが,海岸線沿いは景色がきれいでしたが,山が多く,私が思っていたところとは少し違いました。のとじま水族館があって,現在は営業をしていますが,私は行きませんでした。また,この島にはゲストハウスや民宿が数軒あって,営業を再開しています。
 島の道路は,一部まだ走ることができません。その中で,ほとんど崩れてしまっている悲惨な状況を見ることができました。
 私は,能登島から中能登農道橋を渡ることにしていましたが,この橋は通行することができず,来るときに渡った能登島大橋まで戻る必要がありました。

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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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