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●カールズバッド国立公園(Carlsbad Caverns National park)
 カールズバッド国立公園は洞窟です。
 前回書いたホワイトサンズ国定公園とこのカールズバッド国立公園を巡って1日コースとなります。
 カールズバッド国立公園で最も有名なのはコウモリの飛翔(The Bat Flight)で,夕刻になると,エサを求めて30万匹のコウモリが洞窟の入口から30分以上にわたって飛び立つのが見えるというのですが,これが見えるのは夏の間ということなので,春に行った私は残念ながらそれを見ていません。
 ここの洞窟は,今から2億年ほど前,地底に堆積したサンゴ礁による石灰層が数百年前に隆起し,雨水に浸食されてできたものということで,世界最大級の鍾乳洞であり,長さは180キロメートル,深さはアメリカ最深で地下489メートルもあります。
 トレイルに沿って,延々と地底に潜っていく感じでした。しかし,洞窟の中というのはなかなか距離感がわからず,そのすべてがあまりに雄大であり,かつ,比べるものがないので,その大きさが実感できないというか,実際よりも大きく感じるというか,不思議な気持ちになります。
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 これを書いていて,私は頭が混乱してきました。それは,このカールズバッド以外によく似たアメリカの鍾乳洞に行ったような気がしてきたからです。
 そこで調べてみると,このカールズバッド国立公園に行ったのが2014年の春で,その翌年2015年の春,ミズーリ州のカンザスシティに行った折にアメリカの中東部を巡ったとき,ケンタッキー州のマンモスケイブ国立公園(Mammoth Cave National Park)へ,そして,その翌年2016年の夏には,東海岸をフロリダ州から北上したとき,バージニア州のルーレイ鍾乳洞(Luray Caverns)へ行ったことを思い出しました。
 その中でも,マンモスケイブは長さが579キロメートルと世界最長を誇る鍾乳洞でした。
 いずれにして,この3つの鍾乳洞はどこも途方もなく大きいところで,こんなところに行ってしまうと,日本の鍾乳洞なんて赤子のようなものです。ちなみに,秋芳洞は,全長がわずか約10キロメートル,深さは137メートルでしかありません。


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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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