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ゆったりと流れる時間の中で,やりたいことだけをこころおきなく楽しもう,と思っていたのに,やりたいことや興味がどんどん増えてきて,しかも,精神的に強欲な私は,それらをすべて楽しもうとして,ビルドばかりでスクラップしないものだから,限られた時間をやりくりするために,いろんな工夫が必要となってきました。仕事などとは違って,楽しむためにすることだから,不快な思いをしてまですることもないわけで,そのためには,知恵を絞る必要があるのです。
そんな私の楽しみのひとつとして,今日は,クラシック音楽のコンサートについて書きます。
クラシック音楽に限らず,コンサートでもっとも労力が必要なのはチケットをとることです。
以前ならプレイガイドに出かけて,早いもの勝ちでチケットをとる必要があったり,あるいは,電話をして争奪戦を行う必要があったのですが,今は,インターネットを使えばいいので,以前にくらべれば便利になったものです。それでもやはり,インターネットがつながらなかったり,いい席がなくなっていたりと,なかなか大変です。
そこで,いいコンサートなら,お金を惜しまず,最上の席を取るに限りますし,また,事前に,なにがしかの友の会とかいったメンバーになっておくと,優先的にチケットがとれたりもします。
私の場合は,通常は,NHK交響楽団の定期公演を聴きにいくので,これは,一度座席を確保すれば,それ以後は,同じ席のチケットが入手できるので楽です。そのときの座席ですが,今は,2階の最後部に決めました。それは,空いていることと,自分の後ろに客席がないことが理由です。そうして,自分だけの世界に浸るのです。
こうした定期公演以外に,おもしろそうだと思っていくことにしたコンサートは,もっともよい席か,あるいは最後尾の席かのいずれかにします。
以前,だれだったかのピアノコンサートに行ったとき,そうしたことを知らなかった私は,中途半端な会場の真ん中あたりで聴いたのですが,帰りがけ,最後尾の席で,さわやかに聴いていた女性を見て,かっこいいなあ,と思いました。そうか,これが一番か,とそのとき気づいたのです。
会場で聴くのとラジオなどで聴くのとの違いは,そのコンサートの空気を感じられるかどうかであって,何も,ステージに近ければいいということでもないのです。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは












