【Summary】
At Aichi Arts Theater’s “Saturday Morning Concert vol.20,” I enjoyed a rare viola–double bass duo. Sperger’s sonata especially shone, blending warm viola tones with deep bass for a uniquely rich harmony.
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2025年9月13日,「サタデー・モーニング・コンサート vol.20」が愛知県芸術劇場の中リハーサル室で行われると知ったので,行ってきました。
今回は「ヴィオラボ(Viola Lab)第2回」で,ヴィオラ奏者の叶澤尚子さんとコントラバス奏者の井上裕介さんの共演でした。 プログラムは
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~意外な組み合わせ⁉ ヴィオラ×コントラバス~
●ヴィオラの名曲を聴いてみよう
フィンデミットの無伴奏ヴィオラソナタから第1楽章と第2楽章
●ヴィオラとコントラバス,同じ曲をそれぞれ弾くとどうなる
バッハの無伴奏チェロ組曲第2番より「プレリュード」
●ヴィオラ×コントラバスのハーモニー
ヨハン・マティーアス・シュベルガーのヴィオラとコントラバスのためのソナタ
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でした。
コントラバスの音だけを生演奏で聴く機会は,そうはあるものではなく,実際に聴いてみて,びっくりするほど低い音だ,と思いました。率直にいって,コントラバスは底辺の力持ちで,単体では聴いてみても,いくら演奏が上手でも,さほどこころに響くものではありませんでした。しかし,ほかの楽器とともに演奏すると,その魅力が倍増することがとてもよくわかりました。
最後に演奏されたヴィオラとコントラバスのためのソナタは秀逸でした。これはすばらしかった。
ヨハン・マティーアス・シュペルガー(Johannes Matthias Sperger)は,18世紀後半に活躍したオーストリアの作曲家で,コントラバスのヴィルトゥオーゾとしても知られているということです。ヴィオラとコントラバスのためのソナタは,ヨハン・マティーアス・シュペルガーの作曲家としての創意とコントラバス奏者としての情熱が融合した,まさに「隠れた名品」ということで,私もはじめて聴きました。ヴィオラの柔らかく中音域の響きとコントラバスの深く重厚な低音が絶妙に絡み合い,とても豊かなハーモニーを生み出していて,モーツァルト風のチャーミングな雰囲気が漂うと評されているようです。また,当時のウィーンで流行していた「ヴィオローネ」とよばれる特殊な調弦のコントラバスを前提に書かれていて,コントラバスの演奏者にとって,とても難しい曲だそうです。
前回,ヴィオラの音色がヴァイオリンよりも幾分低いことで,聴いていてとても安らぎを覚えた印象があるのですが,そこに,さらに低音のコントラバスが加わると,まさに,癒しの極致に達すると思いました。
短い時間でしたが,楽しい時を過ごすことができました。
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「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは
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