しない・させない・させられない

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.

USA50州・MLB30球場を制覇し,南天・皆既日食・オーロラの3大願望を達成した不良老人の日記

タグ:バージニア州

昨日の「subs」というのは楕円形の長いパンを使ったサンドウィッチなのですが,そんなことは辞書には書いてないのでさっぱりわかりません。道路標示なども首をひねるものがたくさんあります。 さて,シェランド国立公園の北出口を出て,この日の計画は終了,近くのフロントロイヤルという町に宿泊しました。
この辺りとても美しいところなので私はすっかり油断をしていました。別に予約などしていなくてもこんな田舎のこといくらでも泊まるところなどあるのですが,遅く着いたときに探すのも面倒なので,昨晩,エクスぺディアで適当なところを予約しておきました。しかし,到着してみると,それはそれは街はずれの絶対治安がいいとは思えない薄汚いところにある古びたモーテルで私は悲しくなりました。寝るだけだから安けりゃいいというのが間違いでした。
部屋の中はまともだったけれど風呂のお湯の出もいいのにバスタブに栓がないし,コーヒーメーカーはあるのにコップがないし,でもWifiにいたっては高級なホテルよりも繋がりがいいのが意外でした。 夕食は近くの古びたモールのなかの中華料理屋に行ったのですが,そこの雰囲気も同じようなもので,こんな場所は観光でくるようなところではありません。タイヤの空気圧が少し少なかったの入れようと思ったのですが,機械の使い方がわかりません。そこで助けを求めたガソリンスタンドのおじさんが親切だったこともまた意外な話でした。

ともかくこの夜は寝るしかすることがないのですぐに寝てしまいました。旅の途中いつものことですが,この日は午後から少し運気が下がっています。これを乗り越えると再び楽しくなるのですが…。
フロリダの最南端から3,000キロ,私がいるのは首都ワシントンから車で1時間ほどのところです。地図を見るとよくもまあこんなに走ったと思えるくらいです。これを読んでいる方も是非地図を見て確認してください。それにしてもこの夏はガソリンが異常に安くて1ガロン2ドルを切っていて,しかも円高だから1リットル50円くらい,これではハイブリッド車なんて見かけないはずです。
  ・・
翌日の朝。
この日はボルチモアまで行くのですが,2時間くらいで着いてしまいます。ボルチモアは見るべきところもあまりない、というよりものすごく治安の悪いところらしいのでそんなに時間をとっても仕方がないので,予定を変更して途中のダラス国際空港の近くにあるスミソニアン博物館の別館に寄ることにしました。このお話はまた明日に続きます。
さあ旅はいよいよ第2章,メガロポリス・大都市圏の旅の始まりです。

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コロニアルウィリアムズバーグというのは日本の大正村のようなところで,といってもものすごく広いのですが,200年前の街並みを保存あるいは再現してあって,自由に見てまわれます。さらにお金を払うと内部を見学したりも出来ます。当時のままの姿でスタッフがいるのはアメリカのこうしたパークに共通しています。
初めの予定ででは半日くらい見学する予定だったのですが,昨夜と早朝に見てまわったらあらかたの様子はわかったので,建物のなかを見るのはやめて,先に進むことにしました。
そんなわけで今日の予定であったシェーナンド国立公園へ行く途中でモンティチェロへ寄ることにしました。モンティチェロはアメリカ3代大統領だったトーマス・ジェファーソンの住んでいたところで,今は世界遺産です。ガイドツアーに参加して邸宅のなかを見学しました。
その後,シェーナンド国立公園を南から北に走りました。このシェーナンドというのはジョン・デンバーの歌「カントリーロード」で歌われる有名な一節「フーリッジマウンテン,シェーナンドリバー」のそのシェーナンドです。
途中で国立公園を一旦出て,ルーレイ鍾乳洞へ寄りました。全く期待していなかったこのルーレイ鍾乳洞はものすごい規模で圧倒されました。
シェーナンド国立公園はまあ景色が雄大だったことくらいです。でもクマを目撃してしまいました。 この国立公園は制限時速が35マイルです。前を走っていた車について40マイルで走っていたらなんとレンジャーにスピード違反で捕まってしまいました。なんで後ろを走っていた方が捕まるのかよくわかりませんでしたが文句をいったら他人がやっていたからといってやっていいということではないと教師のような話し方で諭されました。アホか!
レインジャーはなんだか息子くらいの歳の男だったのですが,捕まえてみたら日本人だったんで困りはてながら仕事をしているのがおかしくなって,まあ罰金払えばいいや,これもブログのいいネタだと思っていたら,しばらくして今回は許してあげるといって無罪放免となりました。当たり前だ! きっと日本人捕まえても書類書くのが面倒だったのでしょう。第一こちらの車はナンバープレートが後ろにしかついていないのもよくわかりませんが…。
ところでアメリカを旅していると知らない単語にたくさん出会います。辞書にも載っていないし,困ったものです。例えば「subs」。なんだかわかりますか?

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