昨日の「subs」というのは楕円形の長いパンを使ったサンドウィッチなのですが,そんなことは辞書には書いてないのでさっぱりわかりません。道路標示なども首をひねるものがたくさんあります。
さて,シェランド国立公園の北出口を出て,この日の計画は終了,近くのフロントロイヤルという町に宿泊しました。
この辺りとても美しいところなので私はすっかり油断をしていました。別に予約などしていなくてもこんな田舎のこといくらでも泊まるところなどあるのですが,遅く着いたときに探すのも面倒なので,昨晩,エクスぺディアで適当なところを予約しておきました。しかし,到着してみると,それはそれは街はずれの絶対治安がいいとは思えない薄汚いところにある古びたモーテルで私は悲しくなりました。寝るだけだから安けりゃいいというのが間違いでした。
部屋の中はまともだったけれど風呂のお湯の出もいいのにバスタブに栓がないし,コーヒーメーカーはあるのにコップがないし,でもWifiにいたっては高級なホテルよりも繋がりがいいのが意外でした。
夕食は近くの古びたモールのなかの中華料理屋に行ったのですが,そこの雰囲気も同じようなもので,こんな場所は観光でくるようなところではありません。タイヤの空気圧が少し少なかったの入れようと思ったのですが,機械の使い方がわかりません。そこで助けを求めたガソリンスタンドのおじさんが親切だったこともまた意外な話でした。
ともかくこの夜は寝るしかすることがないのですぐに寝てしまいました。旅の途中いつものことですが,この日は午後から少し運気が下がっています。これを乗り越えると再び楽しくなるのですが…。
フロリダの最南端から3,000キロ,私がいるのは首都ワシントンから車で1時間ほどのところです。地図を見るとよくもまあこんなに走ったと思えるくらいです。これを読んでいる方も是非地図を見て確認してください。それにしてもこの夏はガソリンが異常に安くて1ガロン2ドルを切っていて,しかも円高だから1リットル50円くらい,これではハイブリッド車なんて見かけないはずです。
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翌日の朝。
この日はボルチモアまで行くのですが,2時間くらいで着いてしまいます。ボルチモアは見るべきところもあまりない、というよりものすごく治安の悪いところらしいのでそんなに時間をとっても仕方がないので,予定を変更して途中のダラス国際空港の近くにあるスミソニアン博物館の別館に寄ることにしました。このお話はまた明日に続きます。
さあ旅はいよいよ第2章,メガロポリス・大都市圏の旅の始まりです。