●秘境・マウイ島北の美しい海岸線●
☆6日目 3月27日(月)
7泊9日のこの旅の6日目。残すはあと2日であった。
この日はこれまで行っていなかったマウイ島の西側のふくらみを海岸線に沿って時計回りに一目散にレンタカーで通行禁止になる手前まで行くことにしていた。これでマウイ島のほどんどの海岸線を走ることができる。そして,そこからの帰路にゆっくりと観光をしながら戻ってくることにした。
マウイ島に到着した日にホエールウォッチングクルーズが出発するまでの待ち時間に途中までは行ってみたが,その先は私には未開の地であった。
朝食はいつものように近くのスーパーで適当にケイタリングしてスーパーの外のテラスで食べた。このスーパーがあったおかげでずいぶんと助かった,
食事を終えて,さあ,出発である。
マウイ島で最も混雑するといわれる「ホノアピイラニ・ハイウェイ」(Honoapiirani Hwy)だが,早朝はまだほど車が走っていなかったので助かった。途中の展望台で一度だけ休憩して,あとは停まらずマウイ島の最北端であるホノコハウ(Honokohau) まで走っていった。
西側の海岸線に沿って,ラハイナ(Lahaina),カアナパリ(Kaanapali),ホノコワイ(Honokowai),カパルア(kapalua)というように,見どころがたくさんある。これらの見どころは帰路に行くためにとっておくとにしてすべて通りすぎた。
最後のリゾートエリアであるカパルアを過ぎると,急に素朴な風景が広がるようになった。私にはここからが楽しみなドライブなのである。とともに,ツアーで訪れる人たちには行くことのできない真のハワイの姿がある。
マウイ島は道路を走っていても地名の書かれた標示板が全く見つからないところで,いったい今どこを走っているいるのか,地図上のどこになるのかサッパリわからない,と以前書いたが,ここもまた同様であった。
さらに北に向かって走って,私の視野に真っ青な海岸線が広がるようになったときに,写真のようにホノルア(Honolua)という唯一の標示があった。このあたりの展望台から眺める海岸線はとても美しかった。ヨットが浮かび,海で戯れる人がたくさんいた。
ハワイに行って海で遊ぶならこういうところにいくべきであろう。
さらに進んでマウイ島最北端・ホノコハウ(Honokohau)をすぎても道路は相変わらず2車線の舗装道路で,坂をどんどん登っていく。この日は幸運なことに天気がとてもよかったこともあって,ものすごく雄大な風景と青空と青い海が果てしなく続ていいて,その中を走っていくのが快適であったが,この先どこまで行くことができるのかだんだんと心配になってきた。
道路は依然として2車線で舗装されていて,もっと先まで行けそうであったが,次第に走っている車が少なくなってきたので,そろそろ引き返すことにした。