しない・させない・させられない

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.

USA50州・MLB30球場・47都道府県を制覇し,南天・皆既日食・オーロラ,空の3大願望を達成した「不良老人」の日記

タグ:再びポートランド

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●これからも続くはずだったのに…●
 帰国便に乗らなければならない時間が近づいてきたので,チャイナタウンから電車ライトレールに乗って,ポートランド国際空港に戻ることにした。
 ポートランド国際空港はシアトルのタコマ国際空港より小ぶりで美しい空港である。この旅の時点では,成田国際空港からはシアトル便とポートランド便が飛んでいた。こんなに近い都市に何も東京から同じように飛ばさなくてもいいように思っていたが,それだけポートランドに行く日本人が多かったということだろうか。
 いずれにしても,日本からアメリカに行くときに選ぶ都市として,ポートランドは悪くない。街の治安もいいし,何より,空港からダウンタウンまでアクセスが便利だからである。しかし,アメリカを体験をするのに,ポートランドはあまりに日本と変わらないので,私は逆に物足りないような気がする。
 空港に着いて,私はいつものように,デルタスカイクラブのラウンジでフライトの出発を待った。やがて,搭乗時間になったので,機内に乗り込んだ。

☆16日目 8月14日(金)
 機内で日付変更線を越えるので,太平洋上空で翌日8月14日になった。そして,定刻,日本に戻ってきた。
 2015年の2週間以上にわたった長いアメリカの旅は,これで終了である。この先もこんなに長い期間旅行をすることはもうないであろう。
  ・・
 わずか5年前というのに,今では,このときの旅が夢のような気がする。本当にいろんなものを見て,いろんな経験をした。この旅をもって,アメリカは憧れからなじみの国になったように思う。この翌年2016年の春には,私は,生まれてはじめてハワイに行き,ハワイに目覚めた。そして,2016年の夏に東海岸を縦断し,ついに念願だったアメリカ50州を制覇した。
 あれだけアメリカ本土を旅していたのに,それをもって,その熱がすっかり冷めてしまった。そして,その後は,毎年ハワイに行くようになった。そして,ときどきアメリカ本土にも足をのばしたが,私にとってのアメリカは,単に休日に骨休みに行くようなものになってしまっていた。

 そんな時期であった。
 2020年に突然,地球全体に起きた新型コロナウィルスの流行で,もはや,日本を出国してどこかへ行くことができなくなった。残念ながら,日本には,アメリカのような雄大な大自然はどこにもない。今の私は,行き場を失った喪失感に満たされている。
 「私の旅は,これからも,まだまだ続きます」とかつて書いたが,続けることが不可能になった。そんな時期に5年前の旅を振り返ると,ある意味つらく,また,懐かしく,そして,楽しい思い出でこころが満たされ,新鮮になり,またいつか行きたくなってきた。
 ともかく,これで,やっと,これまで書かずに残ってしまっていた2015年夏のアメリカ旅行記をすべて書き終えることができてホッとした。


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●ポートランドのチャイナタウン●
 ポートランドのチャイナタウンはダウンタウンの北西部にあり,面積は約0.5平方キロメートルほどである。
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 第2次世界大戦前は,この地域はポートランドのジャパンタウンだった。1890年代以降,多くの日本人移民がポートランドに上陸し,ホテルや浴場,その他のサービスの需要を生み出した。当時,ジャパンタウンには100を超える企業が集まったという。
 やがて,1980年代にポートランド当局が再開発として,この場所を公式にチャイナタウンとして改造したのだが,このとき,実際はほとんどの中国系アメリカ人と中国人移民はこの地域からは引っ越しており,イーストポートランドの82番街に非公式のチャイナタウンが存在している。
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 この地域はポートランドのホームレスが多く住んでいて,犯罪などの危険性が開発を妨げる要因となっているという。今も,夜は歩かないほうがいいといったとことが書かれてあるが,それは,アメリカの他のチャイナタウン同様だと思う。
 そもそも私は,深夜にこうしたエリアを歩くことはないので,実際のことは知らないが,お昼間に歩いていると,深夜に人々が集まるような店やショップが数多くあるから,さもありなんという感じはする。日本でも,新宿やら池袋やら,まあ,外観はよく似たものである。
 チャイナタウンの入口には1986年に作られたチャイナゲートとその両脇にライオンのペアがあって,わかりやすくていい。
 この地域の活性化を目的に,2000年蘭蘇園(Lan Su Chinese Garden)がオープンした。蘭=Lan はポートランドを表し,蘇=Su は蘇州を表す。
 この庭園は,1988年,中国の蘇州とポートランドが姉妹都市になったことで,Kuang Zhenによって設計され,蘇州の65人の職人によって建てられたものである。
 500トンもの岩が中国から持ち込まれ庭で使用された。庭にある植物の約90パーセントは中国原産であるが,現在は輸入禁止のために,多くの植物は輸入禁止の前に持ち込まれた植物から育ったもので,100年もの古いものである。また,100を超える木,蘭,水生植物,多年生植物,竹,珍しい低木が庭全体に配置され,合計で400を超える種があるという。
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 日本庭園といいこの中国庭園といい,こうした名所に訪れると,まさに,ポートランドが太平洋を隔てたアジアからもっと近いアメリカの都市ということを実感する。
 朝10時の開園の少し前,私はこの庭園を訪れた。入口にいた恰幅のいい男性の係員と開園までしばし雑談を交わした。その後,庭園で楽しい時間を過ごすことができた。


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●活気を取り戻したダウンタウン●
 ポートランドのダウンタウンはウィラメット川(Willamette River)の西岸に開けている。ポートランド地域全体からみると,南西にあたり,高層ビルのほとんどはこの地域内にある。
 ダウンタウンのすぐ南はサウスウォーターフロント地区という大規模な再開発地域である。
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 ポートランドのダウンタウンはユニークで,道幅は20メートルと狭く,街区は1ブロックが61メートルの正方形に作られていて,歩行者に優しい街となるように設計されている。どうりで歩きやすく,日本にいるような街だと思ったわけだ。
 それに比べると,たとえば,シアトルは各ブロックは80メートル四方ほど,ニューヨークのマンハッタンに至っては200メートルもある。
 このように,ポートランドの各ブロックは道路と合わせると1辺が80メートルを占めることになるので,1マイル(約1.6 キロメートル)をちょうど20の街区に分割していることになる。

 1970年代のはじめ,ポートランドのダウンタウンは他のアメリカの大都市同様に,斜陽の一途を辿った。
 私がはじめてアメリカに行ったのは70年代の後半であったが,アメリカの大都市はどこもダウンタウンが荒廃し治安が悪く驚いたものだ。何という国かと思った。そんなダウンタウンに嫌気がさした人たちが郊外に脱出したため,郊外には大きなショッピングモールがオープンした。
 現在の日本は,治安こそアメリカのように悪くはないが,駅前商店街はどこもシャッター街のようになってしまっていて,まるで70年代のアメリカのような気がする。
 しかし,今でも日本の地方都市が荒れるに任せられているのとは対照的に,アメリカの大都市は再開発がすすんでいる。しかし,ポートランドでは,アメリカ国内の多くの都市で行われたダウンタウンの再開発とは異なり,再開発にあたって古い建築物を広域にわたって破壊しなかったが,1977年にダウンタウントランジットモール,1978年にウォーターフロントパーク(トムマコールウォーターフロントパーク),1984年にパイオニアコートハウススクウェア,1986年にポートランドとグレシャムを結ぶライトレールシステム,1990年にパイオニアプレイスというショッピングモールを続々と完成させていった。それにつれて、ダウンタウンに活気が戻り,かつては午後6時を過ぎるとさながらゴーストタウン化していたダウンタウンは復活し,今は1日中賑わう街となっている。

 ポートランドはまた,「ブリッジタウン」の異名で知られる。
 ウィラメット川には,以前書いた四つの橋に加えて,自動車専用の四つ橋の合計八つの橋が架かっている。ここでは,それらを北から順に紹介しよう。
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●フレモント橋(Fremont Bridge)
 インターステイツ405が通る。パールディストリクト,ノースウェスト地区,ダウンタウンを繋ぐ。
●ブロードウェイ橋(Broadway Bridge)
 ロイドディストリクトからオールドタウン,チャイナタウンに繋ぐ。
●スティール橋(Steel Bridge)
 独立リフトをもつ世界で唯一の2層橋である。ライトレールやアムトラックをオールドタウン,チャイナタウンに渡す。
●バーンサイド橋(Burnside Bridge)
 ダウンタウンとオールドタウン,チャイナタウン地区を繋ぐ。
●モリソン橋(Morrison Bridge)
 セントラルビジネスディストリクト(=CBD)に直通する。
●ホーソン橋(Hawthorne Bridge)
 ポートランド市最古のハイウェイブリッジ。オレゴン州では最も自転車がよく走る橋である。
●マーカム橋(Marquam Bridge)
 2層の橋梁で,インターステイツ5が通る。
●ロスアイランド橋(Ross Island Bridge)
 国道26(SEパウエルブルバード)が通る。
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最遠の月

10月31日は,
最遠の月
1月に2度満月のあるブルームーン
48年ぶりのハロウィンの満月
でした。
4月8日のスーパームーンの写真と月の大きさを比べてみてください。
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●アメリカで普通に見かけるもの●
 今日は少し話題を変えて,アメリカの街中では普通に見かけるけれど,日本にはなじみのないものを紹介したい。団体ツアーで旅行をしていても縁がないかもしれないが,私のように車を借りてアメリカを旅すると,こうしたものを知らずして旅ができないのである。
 ところで,経験というのは貴重なものであるが,夢をなくすものでもある。私は今まで頻繁に海外旅行をしてきた結果,海外に行くのも東京に行くのと,さして変わらなくなってしまった。ときめきがないのである。
 ところが,2020年,コロナ禍によって,海外が遠いところになってしまうと,改めて国というもののガードを実感するようになった。しかし,奇跡的に,コロナ禍の前に行ってみたいと思っていたところはここ数年ですべて行きつくしていたのが幸いであった。

 さて,話を戻す。
 1番目の写真は,交差点にある歩行者信号のボタンである。アメリカの交差点の信号には,歩行者用に写真のようなボタンがある。これを押さないと,たとえ車道が青信号になっても,歩道の信号は青にならない。しかも,この青信号,結構時間が短い。だから,足の悪い老人などは交差点を渡ることは不可能,というか,危険なのである。
 アメリカでは,そもそも,歩いている人が多くないし,体の不自由な人はむしろ車を利用するのだろう。また,赤信号であっても右折(日本でいう左折)は可能だから,このことも考慮して注意して歩道を渡る必要があるのだが,アメリカの運転はたえず歩行者優先であることが徹底されているから,さほど心配したことはない。
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 2番目の写真は,民間の駐車場の入口にあった看板である。アメリカの駐車場は,その昔は料金はさほど高くなかったが,近ごろはどんどん高くなって,日本と変わらなくなってしまった。この写真の料金は「1日あたり」である。
 ところで,アメリカ人は「Early Bird」という言葉が大好きなようだ。早朝割引ということだが,「早起きは3文の徳」というわけである。中学校だか高等学校だかで「The early bird catches the worm.」というのを習ったことがあろう。これが,英語では日常的に使われている。レストランなどにも,「Early Bird Special」なるメニューがある。
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 そして,3番目の写真が,路上駐車帯の料金支払い機である。私が車で旅行をしていて,一番面倒なのが,この路上駐車なのである。要するに,勝手がわからない。
 クレジットカードが使えるものもあることはあるにが,壊れていたりするし,コインが必要なことが少なくない。アメリカに住む私の友人は,このためだけに,ビニール袋一杯にコインを入れて車に積んでいる。この機械,駐車するときに事前に時間を決めなけらばならないが,そんなこと言われても,どれだけかかるかなんて事前にはわからないではないか。
 路上駐車というのは,機械の使い方さえわかれば,一番めんどうのない駐車の方法なのだろうが,万一誤操作して駐車違反にでもなったら,旅行中のことでもあり,面倒極まりない。また,ここは夜6時を過ぎたら係員は来ないから事実上は無料だよ,とか言われたこともあるが,そんなこと,教えてもらわなければわからない。
 それでもまた,こうした機械があればマシなほうで,近ごろはアプリで料金を支払う,などというものが増えてきた。そんなもの,地元の人ならともかく,旅行者にとってはわざわざこのためだけにアプリをインストールする必要もあるし,面倒極まりない。QRコードでも表示しておいてインターネットにアクセスしてその場で支払えば済むのではなかろうか?
 このように,アメリカの都会を車で旅すると,駐車場探しがいつも問題となるのだ。

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●ポートランド名物の屋台●
 ポートランドのダウンタウンは日本の都市と似ている。この町は車でなく電車や徒歩で移動するところだ。
 ダウンタウンの中心にあるのがパイオニアコートハウススクエア(Pioneer Courthouse Square)である。ここは以前駐車場だったところを市民がレンガのブロックを買って建設費を捻出して造ったものという。
 広場の周りにはブランドショップやアップルショップなどがあるが,日本とたいして変わらないから,ここを歩いていてもアメリカに来たという感じすらしないかもしれない。今は世界中,都会はこんなものだ。
 私は,MAXライトレール(MAX=Metropolitan Area Express Light Rail)で空港からやってきて,パイオニアコートハウススクエアで下車した。
 今日の午前中は,ここからはじめて,徒歩でポートランドの町を散策しようというわけである。

 パイオニアコートハウススクエアから東にわずか500メートルほど歩くと,ウィラメット川(Willamette River)にたどり着く。川べりにはトムマッコールウォーターフロントパーク(Tom McCall Waterfront Park)がある。
 また,北に向かって1キロメートルほど歩くとチャイナタウンがある。
 サンフランシスコのダウンタウンもおなじような広さだが,サンフランシスコには坂があって,歩くのがたいへんだし,ごちゃごちゃしていて,しかも,治安のよくないところが少なくない。それに比べて,ポートランドはどこも美しく,また,治安がよい。「地球の歩き方」には,深夜のグレーハウンドのバスターミナル付近だけ治安がよくないとあるが,まあ,深夜に行かなけば問題はないであろう。
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 すでに書いたことだが,ポートランドの名物いえば,屋台である。屋台では,世界各国の食が低価格で楽しめるのが魅力であり,そのクオリティも高い。屋台は,フードコートならぬフードカート(food cart)という。スモールビジネスとしてはじめやすく,規制する法律がなかったことから,ポートランドには数多くのフードカートある。人気となったフードカートは複数の店舗を経営するまで成長している。

 現在,アメリカではポートランドに限らず,屋台が多く,ワシントンDCなどでもよく見かける。ニューヨークにも多いというが,私はニューヨークではほとんど見たことがない。というか,ニューヨークに行ったのも,かれこれ7年も前のことになってしまった。ちなみに,私がニューヨークに行ったのは,1981年,1997年,2013年と,偶然,16年周期なのである。果たして私は2029年に,四たびニューヨークに行くことができるであろうか?
 ポートランドのフードカートは,街全体で約500もの店が出店していて,さまざまな料理やビールを気軽に楽しむ事ができる。そして,フードカートが立ち並んでいるエリアをフードカートポッドという。ポートランドの主なフードカートポッドには次のものがある。
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●North Park Blocks … SW 8th Ave.,SW Ankeny St.,SW Park Ave.
●5th Ave. Food Card Pod … SW. 5th Ave. & SW. Oak St.
●3rd Ave. Food Card Pod … SW. 3rd Ave. & SW. Washington St.
●Portland State University Food Card Pod … SW. 4th Ave. & SW. College St.
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●便利なポートランドの市内交通●
☆15日目 8月13日(木)
 長かったこの旅も,帰国の日がやってきた。
 国内線で乗り継ぎをしてから帰国するときは,まず,国内線に乗って,デトロイトやシアトル,ロサンゼルスといった日本への直行便のある都市まで,日本への直行便の乗り換えに間に合うように着かなければならないので,国内線に乗るのが早朝になることが多いから,帰国の日はあわただしい。
 しかし,今回はポートランドから日本にそのまま直行便で帰国するので,出発は午後の1時過ぎ。しかも,ポートランドのダウンタウンから空港までは公共交通で1本なので,ずいぶんと余裕があったので,午前中はポートランドの市内観光ができた。
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 この旅では必要がなかったが,国内線乗り換えをしなければならない場合は,国内線が遅れると乗り換えることができなくなってしまうという不安もあり,また,実際に私は乗り遅れたこともあるので,乗りかえの必要な地方都市から帰国するときは最後まで気がかりだ。
 だから,最終日は前日に日本への帰国便のある都市まで行って,1泊するほうが無難だと,このごろ思うようになった。

 朝,ホテルで朝食を済ませ,まず借りていた車で空港に向かって,空港にあるレンタカーオフィスに予定より早く車を返却した。それから再び公共交通でシアトルのダウンタウンに戻って観光をしようという予定であった。今回の長い旅では,車を借りたのはシアトルで返却はポートランドであった。
 レンタカーを返却したあと,空港にある航空会社のカウンタでフライトのチェックインを済ませカバンも預けて身軽になってから,ダウンタウンに戻った。
 …と,この旅をした今から5年前の2015年はこんな感じであった。その後,私はオンラインでチェックインを済ませるようになったし,カバンはキャリーオンにするので,この旅のころのように,早朝航空会社のカウンタに行って,先にカバンを預けるということもなくなった。

 ポートランドでは,空港からの公共共通はMAXライトレール(MAX=Metropolitan Area Express Light Rail)という電車があって,40分でダウンタウンと結んでいる。この電車,市内区間は無料だが,空港からは市内の無料区間までだけ有料である。
 空港を出たすぐのところにホームがあった。電車が停まっていたので,チケットを購入して乗り込んだ。チケットを購入するといっても,ホームに自動販売機があるだけで,改札があるわけでもなく,検札も来なかった。欧米ではどこもそんな感じである。
 これからダウンタウンまで行って,フライトの搭乗時間に間に合うまで,ポートランドを南から北に散策するのである。
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 空港からダウンタウンまでのアクセス方法は,都市によってずいぶんと異なるので,いつもとまどう。車社会のアメリカだから,空港でレンタカーを借りてしまえば何の問題もないのだが,車を借りないときはいろいろ不便なことも多い。そもそも,移動手段が車を持っていることが前提となってできている。
 それでも,ニューヨーク,ボストン,サンフランシスコ,ミネアポリス,シアトル,シカゴなど,おおよその大都市は,今では便利な公共交通がある。そういった都市では,車を使わない場合は,空港に近いところにホテルを予約しないで,公共交通でのアクセスが容易なダウンタウンにホテルを予約しておいたほうがむしろ便利である。
 空港に近いというのがウリのホテルを予約すると,逆にホテルまで行く手段が難しかったりするから要注意である。それは,ホテルのシャトルバスをあてにすると,電話をかけて空港までわざわざシャトルバスをよぶ必要があったり,タクシーを利用するとなると,空港から近いといってもけっこう高価だったり,また,このごろはアメリカではウーバー全盛でタクシーそのものが絶滅危惧種であったりといった問題があるからだ。空港に近いからといっても歩ける距離ではない。

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