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【Summary】
On December 21, 2024, at the ROHM Theatre Kyoto, I attended a concert featuring Junko Onishi Trio and the Kyoto Symphony Orchestra performing Gershwin’s Rhapsody in Blue. This unique fusion of jazz and classical music was a thrilling experience, fulfilling a long-held dream.

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 何かのきっかけで,偶然,大西順子トリオが京都市交響楽団と共演して,ガーシュインの「ラプロディー・イン・ブルー」を演奏するということを知って,チケットを購入しました。そのコンサートが行われたのが2024年12月21日。場所は京都のロームシアターというところでした。
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 -小澤征爾が認めた才能,大西順子のジャズと京響クラシックが出会う-
 京都市交響楽団と異ジャンルのアーティストのコラボレーションによって,オーケストラの新たな魅力を発見するシリーズ。世界各国で活躍しているジャズ・ピアニストの大西順子と京都市交響楽団が夢の共演を果たします。
 ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」をはじめとする名曲の数々をお楽しみいただけるプログラムです。クラシックとジャズが織りなす特別なコンサートにぜひご注目ください。
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 大西順子トリオは,今から11年前の2013年,サイトウ・キネン・フェスティバルで,小澤征爾さんと「ラプソディ・イン・ブルー」を共演しました。当時,大西順子さんは引退を宣言していたのですが,一夜限りの復活を果たした出来事として,話題をよびました。
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 引退を宣言したあと,最後のライブに村上春樹さんが小澤征爾さんを連れて聴きにきたのですが,MCで引退すると話していたら,突然。小澤征爾さんが立ち上がって「おれは反対だ!」とおっしゃって。そのまま打ち上げにもいらして,ずっと私を説得していました。村上春樹さんはそんなことは関係なく,とても気持ちよさそうに打ち上げのお酒を飲んでいて,ふと「小澤さんと大西さんが「ラプソディ・イン・ブルー」やってるの聴きたいなぁ」っておっしゃったんですよ。それに小澤征爾さんが飛びつかれたんですね。
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だそうです。
 私は,このコンサートをテレビで見たのですが,そのときの印象がかなり強烈でした。

 先日,大西順子さんがソロで愛知県東海市でコンサートをやったのを聴いたのですが,私は,ジャズピアノだけではそのよさがよくわかりませんでした。何せ,原曲をしらないものだから,どうアレンジしても,私には馬の耳に念仏。残念でした。
 それが,こうして,今回,11年前の再現として,「ラプソディ・イン・ブルー」を聴く機会が訪れるとは夢にも思いませんでした。オリジナルを知っている私としては,突如,曲がジャズの世界に入り込んだり,夢から覚めるように原曲に戻ったり,そのことだけでもすばらしい体験でした。
 またひとつ夢がかないました。
 アンコールは「What a wonderful world」でした。

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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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