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【Summary】
I attended the Mayuko Kamio & Mami Hagiwara Duo Recital at Nagoya’s Munetsugu Hall on December 6, 2025. Their program ranged from Sinding and Grieg to Elgar, Rachmaninoff, and a stunning “Zigeunerweisen.” Kamio’s powerful, resonant Stradivarius tone and exceptional technique stood out. Encores were Gluck/Kreisler’s “Melody” and Bazzini’s “Dance of the Goblins.”

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 2025年12月6日,名古屋の宗次ホールで, 神尾真由子&萩原麻未 デュオ・リサイタルを聴きました。
 曲目は,前半がシンディングのヴァイオリンとピアノの組曲「古い様式で」,グリーグのヴァイオリン・ソナタ第3番という技巧的な曲,後半がエルガーの「愛のあいさつ」,クライスラーの「愛の悲しみ/中国の太鼓」,ラフマニノフのヴォカリーズ,リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」,マスネのタイスの瞑想曲,そして,最後が特筆すべきすばらしい演奏のサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」でした。
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 ヴァイオリンの神尾真由子さんは,2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール第1位,ニューヨークタイムズ紙で「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛されました。使用楽器は宗次コレクションより貸与された1731年製ストラディヴァリウス「ルビノフ」(Rubinoff)ということです。
 ピアノの萩原麻未さんは,2010年の第65回ジュネーブ国際コンクール第1位だそうです。
 私は,たびたびーケストラの演奏会によく行きますが,こうした小規模の演奏会も好きで,聴きたいものがあるときに出かけます。音楽は,こころを豊かにするので,大好きです。
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 これまで,多くのヴァイオリニストの演奏を聴きましたが,気になる存在でありながら,なかなかその機会がなかったのが神尾真由子さんでした。それがやっとかなったのが,2025年1月11日。広上淳一指揮のセントラル愛知交響楽団の定期演奏会で,曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でした。今回は,狭い会場での室内楽,ということで,また,別の楽しみでした。
 私は,神尾真由子さんのヴァイオリンの特徴は,技巧の冴えと音の存在感にあると思っています。音が太く伸びがすごいのです。
  音の太さと伸びは,神尾真由子さんが1735年製のグァルネリ・デル・ジェス( Giuseppe Guarneri del Gesù)を弾いていたころ,「地響きのようなパワーがある」「太くよく鳴る」と語っていたということで,自覚があるようです。その後は,先に書いたように,「ルビノフ」を使用していて,これもまた,深みのある音色で知られているのだそうです。また, 技巧面では,ザハール・ブロンやドロシー・ディレイといった名教師に学んで身につけた圧倒的なテクニックと情熱的な表現力という裏づけがあり,まさに「火と水を操るヴァイオリン」です。
 なお,アンコールは,グルック作曲クライスラー編曲の「メロディ」とバッツィーニ(Antonio Bazzini)の「妖精の踊り」(La Ronde des Lutins)2曲でした。これがまたよかった。
 楽しい土曜日の午後をすごすことができました。

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Cold Moon 2025.

早朝の伊吹山と「コールドムーン」と新幹線です。
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「しない・させない・させられない」とは
「Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.」とは

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